年別アーカイブ: 2007年

ポルノグラフィ防衛論

セクシュアル・ハラスメントの濫用、ポルノグラフィ規制がすすむアメリカで、フェミニストの法学者、ナディーン・ストロッセン(アメリカ自由人権協会会長)が、表現の自由を守るためにポルノ規制に真っ向から反論、批判した書です。ポット出版より2004年5月に刊行した 『セックス・フォー・セール──売春・ポルノ・法規制・支援団体のフィールドワーク』に続く、松沢呉一氏監修による「アメリカの性にまつわる規制事情」を知るための第二弾です。「不快」というキーワードでセクハラだと認定され、規制へと動くアメリカの現実に、そんなことまでセクハラだと認めていいのか! と思わずつぶやきたくなる場面も。松沢呉一氏による「解説」も収録しています。

撮影失敗

犬が本を読んでいる写真を撮ろうと、鉄をモデルにしてみた。

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うーん、これじゃあ、読んでいるというより、犬のそばに本があるだけの写真だ。
「本を開いてみよう」とシチュエーションを変えてみる。
一人じゃ鉄が言うことを聞かず、二人掛かりでポーズを無理やりつけさせる。
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しかし、鉄の非協力的な態度によって、実現ならず。残念でした。

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いただいたご本『〈個〉からはじめる生命論』

seimei_2.jpg『欲望問題』の書評を依頼したとき、何度も問い合わせた編集者に返事の一つもくれない「おえらい」フェミニスト学者が何人かいましたが(思想や世界観の違いはOKなんだけどねえ…)、加藤秀一さん(明治学院大学教授)はご多忙のなか誠実に文章を寄せてくださいました(←伏見は彼のこういうところを信頼している)。

彼の批判的な書評に対しては再批判を準備しているところなんですが、その前に加藤さんから新刊本が届きました。タイトルは『〈個〉からはじめる生命論』。帯の文言は「生命の線引き論争に終止符を打つ! 『あなたが生きている』事実そのものを肯定する新しい倫理学」。『欲望問題』のテーマともかなり重なっているようなので、というか、加藤さんの思想の全体像がわかりそうなので、これからじっくりと読んでみようと思います。

● 加藤秀一『〈個〉からはじめる生命論』(NHKブックス) 970円+税