月別アーカイブ: 2007年11月

QJ 座談会「私はコレで会社を辞めました」後編

QJ22.jpg「ホモ」と
呼ばれるより
「好き者」の
ほうがまし
伏見 だいたいみなさんのヒストリーを聞かせていただいたと思います。児玉さんは職場でカミングアウトをしていたこともあって、それは最初はうまくいったけど、人間関係次第でどうなるかわからないということでしたが、他の方はカミングアウトというのは職場の中でしてなかったわけですよね?
junchan 職場では全然してなかった。
ラク 僕もまったくしてませんでした。
マリー 私はしてませんでしたが、完全に疑われてました(笑)。
伏見 マリーさんの場合、態度物腰でバレバレってことですか(笑)。
マリー そうですね。お客さんと付き合ってるという噂が流れたり。ただ私は一応仕事はやってますみたいな雰囲気だったので、そういったことはあまり大きなことにはならなかったんですね。
ラク 僕はバレることに関しては恐怖感がすごくあった。ここでバレたら、もうとんでもない扱いになるだろうと思った。
伏見 それはゲイの側が被害妄想的に思ってるだけじゃなくて、現実に差別的な扱いをされるということ?
ラク 例えば、こんなことがありました。入社してすぐの頃、僕はHIVの問題で少しは個人的に啓蒙活動ができたらと思ってたから、上司にエイズの話をしたんです。すると、「ああ、オカマの病気だろ」っていうような反応で、僕が「でも、そんなこともないみたいですよ」と言ったら、「ホモはしょうがないんだよ、そんな病気になっちゃっても」っていう会話で終始しちゃった。そうなると、こっちも何も言えなくなってしまう。こんなやつらが山のようにいると思ったら、とてもカミングアウトなんてできない。だから合コンの話が出たら、ゲイだって悟られないように、自分から「俺も出る!」っていうふうにわざと演じていかないといけない、と(笑)。 続きを読む

QJ 座談会「私はコレで会社を辞めました」前編

QJ2.jpg■ 座談会「私はコレで会社を辞めました」
*初出/「クィア・ジャパン vol.2 変態するサラリーマン」(勁草書房/2000)
*この座談会の記事には、雑誌掲載時には児玉蒔さんというレズビアンの方も参加されていました。今回、連絡先が見つからずご承諾が取れなかったので、児玉さんの部分をカットしたヴァージョンのアップになりました。児玉さんがもしこのサイトを見ていたら伏見までご連絡をいただければ幸いです。
*ということで、座談の流れが若干、わかりにくい感じの部分があるかもしれません。
*また他の参加者の方も現在では社会的な立ち場がそれぞれ異なりますので、当時の話しとして読んでいただければと思います。
プロフィール(2000年当時のもの)
● ラク 
34歳。大学卒業後、情報処理関連会社の営業マンとして7年間勤務。現在、新宿2丁目でパートナーと一緒にISLANDS(アイランド)というバーを経営し5年目。パートナーのほか、猫2匹と同棲中。
● junchan
約4年のOL(オカルト・レディ)生活後、ミセコ、貧乏女装を経て、バディ編集部へ(2000年当時)。女装は引退済み。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/3346
● マリー早川 
武蔵大学経済学部経済学科卒。在学中に英国ケント大学に留学。日本国籍のマーケティング会社、米国籍の広告代理店などの勤務を経て現在、ゲイ・トラベル専門の旅行会社TRUE travel(トゥルー・トラベル)株式会社の代表取締役(2000年当時)。
司会 ●伏見憲明
続きを読む

お部屋1373/今日のマツワル63

11月末まで「マツワル」の新規購読者募集中です。
今まで気づいていなかったのですが、規約が長すぎるためか、誤解している人たちがいるようです。毎回ギリギリに申し込んでくる人がいて、「もっと早く申し込めばいいのに」と思っていたのですが、どうやら早く申し込むと、早く支払いをしなければならないと勘違いしているらしい。
続きを読む

『緑の党』は同性愛者の権利を擁護する

_12_0144.jpg
 1968年にフランスで起きた『パリ五月革命』のリーダーで、現在、欧州議会議員を務め、議会内会派「欧州緑の党」代表の、エコロジストの大御所・ダニエル=コーン=ベンディット氏に、2006年3月23日、ブリュッセルの欧州議会・事務所で独占インタビューすることができた。ダニーが「同性愛者の権利」について語った部分を紹介します。 続きを読む

ず・ぼん13

図書館とメディアの本、『ず・ぼん』の13号。傑出した図書館人・岡田健蔵と函館図書館の足跡を辿る「岡田健蔵の函館図書館」。『図書館戦争』シリーズの作家、有川浩のスペシャルインタビュー「自由宣言は勇ましい!」。委託スタッフが語る図書館の現状とこの先「座談会◎いつまで続けられる? 委託スタッフ」。他に、本誌編集委員による座談会「話題の千代田図書館に行ってみた」など。