月別アーカイブ: 2006年9月

ルースターと荻窪のおばさん

ルースターはタイトルにもあるように荻窪にあります。
私の遠縁のおばも荻窪に住んでいます。荻窪のおばさんと私は呼んでいるのですが、彼女は現在一人暮らしで年は75歳くらい。この話は、今から3年か4年くらい前のことです。
夏のある日、71歳か72歳の誕生日を迎えたその日、荻窪のおばさんは一人ですごしていました。子供や孫たちが誕生会を開いてくれる約束はあったのですが、誕生日当日の平日はみな忙しく、その週の土日にみんなでお祝いしようということになっていました。
「誕生日に一人で家で食事ってのも寂しいわ」と荻窪のおばさんは思ったんでしょう(このへん私の想像)。
外で食事をして自分で誕生日を祝おうと考えた荻窪のおばさん、荻窪駅前をうろうろして、なんとルースターに入ったというのです。接骨院と整形外科がその先にあって、ルースターの前をふだんからよく通っていたらしい。「あああそこなら一人で行っても、ライブをやってるから、手持ち無沙汰じゃないかも」と思ったかどうかは知りませんが、とにかく荻窪のおばさん、地下へと続く階段を降り、ドアを押して、「一人なんだけど、お酒も飲めないんだけど、いいかしら」と言ったようです。そうしたら男の人が(たぶん佐藤店長)にこやかに「もちろんお一人でもどうぞどうぞ」と迎え入れてくれたそう。
以来、荻窪のおばさんはルースターにお友達を連れて2、3回は行ったようです。しかし、腰の骨を折ってからは、椅子に長時間座っていることが苦痛で、足が向かなくなったそうです。
荻窪のおばさんとルースターにそんな接点があったことを、ひょんなことから今回はじめて知ったのですが、その話を聞いて、ルースター店主の佐藤さんが目指す「ひとりでもふらりと入って音楽を楽しめるライブハウス」が成功している!とうれしくなりました。しかも70歳すぎの女性がふらりと入れるなんて、これまたすごい。もちろん、好奇心旺盛の荻窪のおばさんもすごいけれども。
最後に、『荻窪ルースター物語』の裏表紙のオビの言葉を紹介します。
「ルースターのここがこだわり」
●60組のレギュラーバンドは一流ミュージシャンオンリー
●知らないバンドでも聴きに来たくなる面白アイディアを豊富に用意
●ひとりで来ても老若男女問わず楽しめるライブを提供
●お客様にとってライブハウスとは娯楽の飲食店であるべき
●ライブの後は余韻に浸れるバータイム
●めざすは観光スポットとしても認められるライブハウス

2日目

なんて安直なタイトルなんだと自問している最中です。

本日は初勤務日とうって変わって仕事三昧。『ず・ぼん』の座談会の注釈作りを午後の数時間かけて。

語句説明って日々の生活の中でも求められることはありますが、これだけの量をやるなんてことはないでしょう。どれくらい時間がかかるのか全く検討つかず。

で知っている単語であってもあらためて説明を求められると

「はてどうだったか…?」

と立ち止まることが度々起こる。自分が興味のある分野ということもあり(調べている間に長年の疑問が解決したりも)、全く苦にはならないものでしたけど。途中で

「家に帰れば資料があるのに!」

というものいくつかあるのでいくつかは翌日に。

夜に『ず・ぼん』の会議にも参加させていただいたりと何かとバタバタしてました。まあこれからが本番で、まだまだこれからなんでしょうけど…。

荻窪ルースター物語できました

ポット出版、今月の新刊は『荻窪ルースター物語』です。
この本は、タイトル通り、東京・荻窪でルースターというライブハウス(音楽食堂)を経営する店主、佐藤ヒロオさんの書き下ろし。カメラマン向殿政高くんが撮りおろしたルースターのライブ風景も満載です。
書店販売は9月21日頃からになりますが、先駆けてここで簡単な内容の紹介を…。(敬称略でごめんなさい)
健康器具販売、コピーライター、歌手(!?)、有名歌手の付き人と、さまざまな職を重ねてはいた佐藤ヒロオ。しかし、どうしても音楽の世界をあきらめきれず、33歳のときに決心します。「理想のライブハウスをつくりたい」と。
自動車の期間従業員として、歯をくいしばって1年間働きお金を貯め、物件探しの不動産めぐり…。そんなこんなでようやく、1997年に荻窪南口にルースターがオープンしました。
ルースターとはどんな店なのか。オビの文句を書いておきます。
「ライブハウスはバンドを育てる場所じゃない。生演奏を楽しんでもらう飲食店なんだ」
佐藤ヒロオはどんなライブハウスをつくりたかったのか、この『荻窪ルースター物語』を読んでいただくとわかります。
そして、この本、「ライブハウスのつくりかた」と副題をつけているのには訳があります。読んでいただいてわかるように、ひとりでイチから会社をおこした起業物語でもあります。ノウハウ本ではないけれども、この人はどうやって会社を起こしたのだろう、どんなふうに資金を貯めたのだろう、ということがわかります。ここからはポット出版の野望なんですが、このように一人でイチからさまざまなジャンルの会社を立ち上げた人たちの物語を引き続き出して行けたらなあと目論んでいます。
まあポット出版も、社長の沢辺が、公務員を辞めて一人で立ち上げたわけで、そのうち『出版社のつくりかた──沢辺均著』などといった本もまぎれこむかもしれません。お楽しみに〜。

鉄もお気に入りの「黒糖パンケーキ」

コンビニで売っている「黒糖パンケーキ」にこっている。
黒いどら焼きのような感じで、中にはマーガリンが塗ってある。
お昼ごはんを買いに行ったコンビニで、
ついついオヤツ用に買い込んでしまうのだ。

私がガサゴソ食べ始めると、鉄がパンケーキに近づこうと
私の脇の下の辺りから鼻先を押し込んでくる。
鉄はいつもガサゴソという音に反応するのだけど、
この「黒糖パンケーキ」の時は尋常じゃない感じだ。
黒糖のほのかな甘い香りに反応するのか、
マーガリンの油っぽい匂いに反応するのか定かではないが、
ついついかわいくて、たくさんあげてしまう。
飼い主の佐藤さんには、「ちょっとにしてね」と言われるのだが…。

1ヶ月連続日誌始

本日付けで入社いたしました坂部重久と申します。
出版業界での勤務は未経験のため何かと不安ありますが、
せっかく得た機会を生かすべく努力する次第。
何とぞよろしくお願いいたします。

上記とは関係ありませんが、私の名前がポットのサイトに
載るは初めてではありません。
お暇な方はサイト内検索にて探してみてください。

土日の散歩

土曜日は、昼ご飯を食べがてら散歩に。
ここ1週間の散歩不足の穴埋めをする勢いで、いっぱい歩いた。

日曜日は、まい泉の近くのケーキ屋にプリンを買いに行きがてら散歩。
プリンとパンを買っての帰り道。
裏道をくねくね入りながら歩いていたら、道沿いの家に庭から
「ウォン、ウォン、ウォン!」と犬の猛烈な吠え声。
飛び上がってびっくりした鉄をよけようとした私は、足がからまって
前のめりにズデーンと転倒。
リードが手から離れてしまい、鉄は倒れている私の後方5メートルから
「ワン、ワン、ワン」と鳴いている。
痛いのこらえながら鉄を捕獲すべく立ち上がると、
鉄はパニック状態。通行人に向って吠えまくっている。
ヨロヨロと杖をついて一人で散歩しているおじいちゃんに向って「ワン、ワン、ワン」
自転車で夕刊を配っている新聞配達のお兄ちゃんに「ワン、ワン、ワン」
「すみません、すみません」とあまりながら
「おいで、おいで」と呼ぶと、すぐ近くまで来る。
しかし、リードをとろうとすると、パーッと5メートルくらい逃げてしまう。
最後はエサでつって、ようやく捕獲。
まだまだ主人になりきれていないようです。
(鉄の飼い主・佐藤)

(クリックすると大きめの写真がご覧になれます)