月別アーカイブ: 2006年6月

いただいたご本『同性婚』

douseikon.jpg副題に「ゲイの権利をめぐるアメリカ現代史」。著者はアメリカのジェンダー/セクシュアリティ研究者、ジョージ・チョーンシー氏。尾辻かな子・大阪府議の活躍で、日本でも同性カップルの社会保障についての議論が少し喚起されたタイミングだけに、こうした本の出版は意義深い。

訳者あとがきに、この本の企画を出版社に持ち込んだところ「市場価値」がないと断る版元もあった、とわざわざ記されていたが、たしかに、この本が売れる可能性はあまり高くない。大手書店の店員さんが「ジェンダー/セクシュアリティの本は本当に動かない」と嘆いているご時世だ(←そりゃそう、論点はとっくに出尽くしていて、あとは真似っこか、オタクに議論を細分化しているだけだもん)。フェミニズムならまだ人口の半分の問題だけど、ゲイやレズビアン、バイセクシュアルは人口の一割にも満たないのだから、尚更。

そういう条件の中で書籍を、あるいは言説をマーケットを通じて流通させていくことは本当に難しい。研究者の自己満足や「記念出版」に終わらせないためには、関係者はがんばって「営業実践」するしかない。ドブ板販促。必要があれば伏見も協力するつもりだ。

● ジョージ・チョーンシー『同性婚』(上杉富之・村上隆則訳/明石書店) 3500円+税

母親気分全開

RIMG1284rtr.jpg鉄、「フセ」ができるようになりました。
そしてめでたくごはんの前には、「おすわり、お手、おかわり、ふせ」のセットをこなしていました。
しかし、ある時から「おすわり」と言うと、いきなり「ふせ」のポーズに。もう爆笑。「どうせ最後には、これをやらせるんだろ?」と効率をはかったのか、それとも混乱しているのか? 
いずれにしてもここで甘い顔をしてはいかんと思い、何度かやり直しをさせた。しかし、「おすわり」と言えばお手をし、「お手」と言えばフセをしで、もうめちゃくちゃ。
鉄は、一生懸命やっているのに、いっこうに「よし」がもらえないので、「もう、じらさんといて!」と訴えかけるようにひとこえ「ワン!」。何かを要求するために吠えたのは初めてなので、びっくり。すぐにでもごはんをあげたい気持ちになったが、甘やかしてはいかんと心を鬼にして、一度ごはんを鉄の前からさげ、「ダメ」と叱る。そのまましばらく何もせずにいると、鉄も興奮がおさまったようでおすわりのポーズで私を見上げる。そこで「お手、おかわり、フセ」をすると、見事クリア。フセが少々甘かったが、母はこれ以上鬼になれず「よし」とする。
一進一退。
これって、子どもの成長を見守る親の気分に違いない!と幸せを噛み締めています(大げさすぎ)。
鉄の飼い主・佐藤

うぎゃっ

沢辺社長が日記に書いたことが、一部で話題になっているようだ。自分に関わることながら、もうすっかり忘れていたので、最初、いったい何のことやら他人事のように読んでしまった。そうか、そんなこともあったっけ、って。
腹を立てる出来事は日々あるのだけど、すぐに記憶から消えてしまうのだ。いや、自分が寛容な性格だとか、達観してるとか言いたいんじゃなくて、次々に不愉快な件が起きるので、記憶力が追いついていかないの(笑)。よく仲良しのオカマに、「あんた、あの人のこと、あの時あんなに怒っていたのに、もう覚えてないの!?」って呆れられるのだけど、本当によく覚えていない。ときにフラッシュバックすることもないではないが、目の前にあることに腹を立てるのが精一杯で、過去は水に流して、ではなく、勝手に流れていってしまうのだ。
悪いことばかりでなくて、誰々に誰々を紹介したとか、仕事の便宜を図ったとかいった、場合によっては人に恩を着せることができるネタも、すっかり忘却していることが多い。この前もエスムラルダがバディに、伏見が誰々を紹介してくれて…、みたいな原稿を書いていたのだけど、その事実すら思い出せない。なんかとても損をしてる気分になったわ。いったいどうなってるんだ、この脳みそ。っていうか、そろそろ若年性認知症の不安さえ感じます。