月別アーカイブ: 2006年2月

いただいたご本『竜留城の王』

ryuuryuuryuu.jpg著者の浅野智哉さんは、以前、「ぴあ」の著者インタビューで伏見の『魔女の息子』を取り上げてくださった方で、そのとき、とても熱心に読み込んできてくれたのを覚えている。そういうライターさんはあまりいないので、印象的だった。あとがきに彼が書いているところを読むと、やはり小説というものに特別な思い入れがある人なのだろう。

この本は若年向けの文庫シリーズの一冊だが、ページをめくりはじめると、読者をなめていない、本気で言葉を紡いでいる気迫が伝わってくる。文章もめちゃくちゃ巧い。簡単にはコメントできない作品だ。来月、時間に余裕ができてからもう一度読み返してみようと思う。

ちなみに、浅野智哉さんは、硬派な文章からは想像できないほどの美形だった。QJrのモデルにお願いしたいくらい(笑)。

●『竜留城の王』(集英社/スーパーダッシュ文庫) 552円+税

フランス緑の党と同性婚

フランス緑の党は小さいながらによくやっている……と思う。
同性婚を認めないのは不当だとして、緑の党に所属するノエル=マメール・ベグル市長が男性カップルの結婚を04年に祝福した。遺伝子組み換え作物を国会で議論することなく栽培するのは暴力だとして、遺伝子組み換えとうもろこしをひっこぬくというパフォーマンスをマメール氏はジョゼ=ボベ氏らとやった。
小さい政党だから国会でやれることは限られている。だから、自分たちのできうる範囲での行動を緑の党はとる。
日本で同性婚を主張する政党が誕生し、その政党が推す人が市長になった場合、同性カップルの結婚を市が受理する……ということをするだろうか。ありえそうもないなあ、と思ってしまう。