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『被差別部落のわが半生』

yamashitariki.jpg著者は60代も半ばになる部落解放運動の活動家。そういう方の半生っていったい……とそれこそ偏見まじりに読み始めたら、これがホント面白い。とりたてて特別な活動家の履歴書ではないのだけど、読ませる。それはきっと、山下力さんの人生のこくによるのだろう。

これまで部落関係の本も読まないこともなかったのだけど、「切なく」なったのはこの本が初めてかもしれない。痛みも矛盾も過ちも理想も抱え込んで走ってきた、ひとりの人間の「一生懸命さ」が心を打つ。反差別の問題に関わるものとして、こうした先輩がいてくれたことは、どこかほっと安心する。

● 山下力『被差別部落のわが半生』(平凡社新書) 740円+税

ナマナマしい?

gokuatsu.jpgとある外国から旅行にいらした親日派のゲイの方が、目を丸くして驚いていました。「母国に比べて、日本のハッテン場はナマでやっている人がすごく多い!!」。その人、今回、関東と関西の現場をからだを張って取材して回ったそうです(どんな取材……)。
むかし、エイズが報道されはじめた当初、日本のハッテン場では「外国人お断り」なんていう偏見丸出しの札が張られましたが、いまでは、「よほど日本人のほうが危険だと思いました」。ネット上では、アンセーファーな行為を愛好する人たちのコミュニティも盛んだそうで、なんというか、もっと命を大事にしましょうよ、としかいいようがありません。
彼曰く、「私の国のハッテン場にはコンドームが必ず手に取れるところに置いてあるのですが、日本では、あっても、受付のあたりに行かないとダメみたいです」。実際、全国的にどうなっているのでしょう。
それにしても、せめて入場の際の無料配布はあったほうがいいかもしれません。その費用を公金に求めるのはいかがなものかと思いますが、料金に上乗せしたっていい。それはそうした風俗店の倫理として、とは言いませんが、客を減らさない(病気にさせない)ための営業努力として試みたらどうでしょう。

フランス在住の方へ……バイト募集 50ユーロから

パリ在住の方へ
ただいま、フランスで取材したテープを日本語に起こしてくれる方を募集しています。バイト代をユーロだてでお支払いしますので御興味ある方は御連絡ください。
謝礼額は30分インタビュー50ユーロ〜で考えています。
取材対象者は政治家やゲイ・レズビアン・バイ・トランス関係の人に対するものとなります。
MDで録音します。MD機材をお持ちでない方には機材もお貸しいたします。
これまで取材した相手は
・ジャンマリー=ルペン「国民戦線」党首
・ダニエル=ミッテラン前大統領夫人
・ノエル=マメール国民議会議員(緑の党)
・ジャンリュック=ロメロ地方圏議会議員(UMP)
・フィリップ=ドヴィリエ欧州議会議員(MPF)
・カミーユ=カブラル・パリ第17区議会議員(緑の党)
などです。
及川健二   拝

急報!!

h2_1.jpg大変です! 信じられません! 本日の京都精華大学での講演で、『脱アイデンティティ』(勁草書房)の編者として、「アイデンティティ」概念の歴史化運動に取り組んでいらっしゃる上野千鶴子・東大教授が、こう発言されたそうです!
「私は社会学者としてのアイデンティティは持っています」
これ、「私は社会学という学問を研究している行為体です」の言い間違い?←「行為体」って語感がエロいよね(笑)。
あ、「研究している」じゃ主体を立ててることになるか……。
「社会学を引用する行為体」? それでも「引用する」のは主体を前提にしているし。「社会学が引用された行為体」? 「飲尿された」?
うーん、わからん。誰か正しい表記を教えてください。竹村和子センセにお伺いしようかしらん(笑)。