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土曜日。
きょうこそは、ひと気の少ない絵画館前の銀杏並木を犬たちと散歩しようと
朝、9時半に家を出た。
歩くこと約15分。絵画館前の手前、神宮球場あたりですでに
「むむ、もうこんなに人いるの？」状態。観光バスもとまってた。
いちょう祭りの屋台は、ちょうど開店の準備中だったけど
すでに並木路は観光地状態。
ひとではもっとゆっくりだと思ったのだけど、みんな早起きなのね。
というわけで、犬たちの記念写真はまた先送りに。いちょう終わっちゃうかも。
写真は代々木公園です。
鉄との銀杏観察さんぽは、千駄ヶ谷駅方面に行ったので
すずとの銀杏観察は、代々木公園に行ってみた。
まだ葉っぱは落ち切っていなかったけど、黄色の絨毯はできていた。
ぎんなんの実が落ちていて、あの独特のにおいがしていた。
すずはそのにおいを体につけたいらしく、葉っぱの上をゴロンゴロン寝転がる。
「ぎゃー、やめろー」と止めました。だって今日はシャンプーしたくない。
部屋中ぎんなん臭くなるのは、たまらんからね。
視界が広がる芝生に出ると、すずのスイッチがパチリと入り
リードを持つかあちゃんを中心して、360度ダダダダーーと走る走る走る！！
目がいってしまっている………………。
そろそろ見頃かと思って、銀杏並木がある散歩コースに行ってみた。
まだ、緑の葉っぱも残っていて少し早かったようだ。
さらに、歩道に落ちたいい感じの黄色い落ち葉を、清掃のおじさんたちが朝早くから
せっせと掃除して片付けていたもんだから、黄色バックの写真を撮る計画も果たせなかった。
かなり早く起きて行かないと、掃除されちゃうんだね。
それにしても、カメラを向かなさすぎだろ。
カメラを向けていると、名前を呼んでもこっちを向かない。
魂は、取られないってば！！
鉄はポットに出社しているとき、時々、個室で寝ている。
のぞきに行くと、「オレの部屋に何しにきたの？」という顔をする。
まっ、本の倉庫兼布団部屋なんですけどね。
すずは個室じゃないなー。なんていうんだろ、こういうのは。
夏はカーテンの向こう側に体があって、顔だけこっちに向けている。
最近は寒くなったので、もっぱらスタッフのイスの上を狙ってる。
和田と上野が、私の自宅のベランダを撮影に使った。
無事、撮影が終わり、帰ってきたふたりが口にした言葉。
「佐藤さん、ソファの上にうんちらしきものがあったんですけど…」
「えー！ 本当！？」
「はい。でもそのままにして帰ってきちゃいました。すみません」
「う、うん、いいよ。帰ってから見てみるよ」
帰宅してソファの上を調べるが、それらしきブツはない。
和田たちの見間違いだったのか？ いや、待てよ。
前の晩わが家に泊まったナースが、荷物を片付けにきた痕跡が残っている。
うんこに気づいたナースが片付けてくれた可能性があるじゃないか。
翌日、ナースに聞いてみると、「あったよ」。
ガガガーーン！ やっぱり本当だったんだ。でも、いったい誰がそんな所にうんこを！？
なーんて、考える余地なし！！ 犯人はこいつしかいないでしょう。
こいつが犯人だと、100％の確信がありますが、現場をおさえたわけではないので
本人（犬）の名誉のために、顔出しは許してやろう。
鉄の様子がちょっとへんだ。
きのうの朝、鉄だけ連れて出社した。
まだ誰もおらず、いつもなら私の席のうしろで寝そべるはずの鉄がまったく近づいてこない。
「おいで」と呼ぶと、じーっとこっちを見るが動かず。
「どうしたんだよ？」と私が近づくと、なんと後ずさりした。
なんだ？ これは？
手前の白いイスが母の席。視界には入るけど、一番遠い場所にいるわけだ。
アップにすると、こんな顔してる。
（写真の顔は不服そうな表情に見えますが、これはいつもの普通の顔です。念のため）
日曜のシャンプーに恨みをもっているか？ それとも精神的自立か？（そんなの犬にあるのか？）
ビラセレーナ祭でとうちゃんが買ったすずの犬服です。
こじゃれている。さすがメイド イン イングランド。
鉄にも色違いを買ったです。
写真を撮ったらアップしようね、鉄ちゃん！
フラッシュをたいて鉄を撮ると、目が青くなるときがある。
ネットで検索したら、こんな記事がヒットした。
「タペタム」という色素は、夜行性の動物が月の光を利用するためのものだそうだ。
青目になっている鉄の写真は、それなりにあるけど、すずが青目になっているのがない。
すずにはフラッシュをたいていないのか？
それとも、すずには「タペタム」がないのか？
そういえばすずは早寝タイプ。どこかで「夜行性」をなくしてきたの？
目は口ほどにものを言う。
といことで、鉄とすずの目のアップです。
高橋が「二重にしたほうが活気あるように見えませんか？」と、一重の目を無理矢理二重にした。
まず、一重。
次に二重。
どっちもどっちですね。
そういえば、中学時代二重になりたくてまぶたに癖をつけようと試みたことがあった。
今は、疲れればすぐに二重どころか三重にも、四重にもになる。
あの頃の自分に「重」の数を分けてあげたい。
北軽井沢で、すずのしっぽを短くした。
こんなふうに。
全身にひっつき虫をつけて、毛がからまりまくったからなのだけど
ポットの全員から「ひどい！」「近所の小学生にいたずらされたみたいだ！」と非難囂々。
そこで、ポット美容室で整えてもらいました。
北軽井沢で自由な散歩を満喫した鉄とすず。それなりに楽しかったはず。
でも、それぞれに災難も。
鉄はアレルギーが悪化。目のまわりの毛が薄くなり少しはげが出来てしまった。
すずは、ベランダの下で遊んで、出てきたあと少し経ったら左目の上が腫れてきた。
そして、見る見る間にガッツ石松状態。
鉄は東京に戻ってくると、目に見えてかゆがり方が減り、いつもの状態に落ち着いた。
ハゲはまだ直らないけど。
すずの目はどうなることかと思ったけど、2時間後にはうそのように腫れがひいた。
名前を「お岩ちゃん」に変えずにすみました。
犬を飼うまで知らなかったけど、犬は人間と同じようにあくび・くしゃみ・せきをする。
あくびは眠いときだけでなく、気持ちを落ち着けるときにもするらしい。
そのよい例。
北軽井沢で、意を決して鉄の爪切りを始めたとき、鉄がおおあくび。
かあちゃんにまた痛い思いをさせられのではないかという気持ちを抑えるためのあくびでしょう。
くしゃみは、本当に人間とそっくりです。特に鉄のくしゃみはオヤジそのもの。
いつか動画を撮って日誌にアップしたいけど、たまたまを狙うしかないから難しい。
下の写真は、たまたま撮れたすずのくしゃみをする直前の顔。
「はっはっは、はっくしょん」の「はっはっは」のところで口が開くのも人間と同じ。
やっぱほ乳類仲間だなー。
北軽井沢に犬を連れて行くのは、リードなしで散歩ができるから。
でも、今年のお正月休みだったかな、「犬はリードにつないでください」と立て看板が現われた。
「こんな人のいない所でもか！？」と思ったけど、人が来ていそうな別荘のあたりでは
リードにつないで散歩をして、「ここなら人は来ないでしょう」というあたりでリードをはずしていた。
今回は、平日に行ったこともあり、ほとんどの別荘に人気はなかった。
「ああ、うれしい」と思っていたのだけど、やっぱり人はいるのです。
ノーリードでの散歩中、ジョギングする男性ふたりに遭遇。
名前を呼ぶと、鉄はすぐに戻ってきたけど、すずは………一緒に走り出してしまった。
「すずー、すずー」と何度も呼んで、ようやくこっちに戻ってきました。
鉄がキラキラお目めになるのは、食べ物がらみのとき。
この写真もまっすぐな真剣なまなざしでしょ。これはおやつを待っているのです。
口を閉じて賢そうにしているけれど、その前に爆走したので息があがって口があいてしまった（笑）。
【おまけ】
笑っているように見える珍しい鉄の写真。
広い場所に行くと、はじけまくるすず。北軽井沢でも当然そうなる。
まだ夏草が生い茂る林の中にずんずん入り、川の水を飲みのどをうるおす。
もちろん、水を飲むだけでなく川にどっぷり浸かります。
濡れたからだのまま、草むらでゴロンゴロン転がる。
すると、こんなに汚い犬ができあがります。
きのう仕事の打合せに行ったら、
「鉄・すず日誌が更新されていないから寂しい」と言葉をかけてもらった。
締切がないと怠慢になってしまう、この体質。反省。
で、さっそく更新します。
注意を受ければ素直に受け入れる、この体質。（違うか？）
北軽井沢でいつものように走り・バトルをする鉄・すず。いつ見てもすごい顔。
静かな北軽井沢の山の中に、「ガウー！！」「ギャンギャン！！」と獣の雄叫びが響き渡る。
走り回ってよほど暑くなったのか、鉄がめずらしく川に入った。
そのあとを追って、川大好き犬・すずが進む。
夜、涼しくなりました。
犬飼い人たちは、ほっとしているでしょう。
夜中に散歩に行っても、人間は汗だく、犬たちはすぐに息があがっていましたから。
そんな暑い日々でも、部屋の中は冷房で冷え冷え。
すずは、こんなふうに体をあたためていました。
全然関係ないけど、全米オープン男子シングル、ナダルが優勝しましたね。
再放送、みなきゃ。
先週、出版チームが書類の整理を始めた。
すると、すずは「何？ 何？ 何やってるのー？」としっぽを振りながら場の中に入っていく。
邪魔だ。
賢い鉄は、遠くから様子を見ているだけ。
あっちに行っても、自分のメリットはないもんね。
