2008-08-13

非通知ワン切り

気がつくと、俺の携帯に着信履歴。
見ると、非通知。
あれ、電話鳴ったな、て思うと、すぐにやんで。
見ると、非通知。
こうゆうことが、俺のもとには定期的にある。

俗に言う「ワン切り」ってのは、番号を通知するものだろう。それでかけ直した相手に、何か悪いコトを仕掛けるっていう。
番号残すのが基本。
でも、非通知のワン切り。意味が分からない。
いや、分かる気もするのだけど、分かりたくない。てゆうか、分かり”たくない”とか書いてしまうと、俺に対して意識的に「非通知ワン切り」をしてくるヤツに対して思い切り燃料を投下しているような気分になって、腹立たしい。

♪着信あり、番号通知ナシ~…てヤツか。
これはGAKU-MCの『25℃に保たれた街』て曲のフレーズ。あれ、結構イイ曲だったよな。
当時、まだ20世紀の頃だったか、テレ東の深夜のダンス番組で、司会も務めていたGAKU-MCが唄っているのを聴いて、アルバムを買ったんだっけ。

まあ、そんなハナシはともかく。
「非通知ワン切り」するようなのって、傍観者的ポジション大好きで、そんなクールな自分をヨシとしつつも、時折襲ってくる空虚感にヤラれて鬱入るような、そうゆうヤツなんだよな。
俺もそれ系に思われているフシがあるんだけど、意外と違うんだよ。
ま、幾ら言ったところで、その言われたことを全て己の自虐ナルシスズムに転化するだろうから、書くだけアレかもしれないけど。

俺の嫌いなコトバに、「元気そうで安心したよ」てのがある。
何だそれ?俺はお前を安心させるために生きているのではない。
自分は何もしないで、ほとぼりさめてから近寄ってきて「安心した」はねえだろ。勝手に完結させんな、ての。
そうゆうヤツに限ってやるんだよ。
オドオドした表情を無理して作ったクールな笑いで隠して、そんなダメな自分を客観化して、で、客観化できてる自分って頭いいなとか思って、そう思ってしまう自意識を恥じて、恥じている自分にまた酔って、最後は自分だって一生懸命生きているだみたいな安っぽい理屈で全てをコーティングして、やるのだー
非通知ワン切りを。