2008-11-08

物語・落語現代史

毎月第一金曜日は中野ZEROで「物語・落語現代史」。
早いものでもう7回目だ。

今回のテーマは、立川談志の現代落語論。
夢月亭清麿師匠も、実際に見聞きしたハナシの比重が増えてくる。清麿楽屋噺の趣もあって、面白い。だって、芸人であることにここまで客観的でいられる人もそういないよ。そんな師匠の見聞録。

『現代落語論』、三一新書で買って、読んだのは大学の頃だったかな。
実はこれよりも、続けて読んだ、続編『あなたも落語家になれる』の方が、しっくりくるものを感じた。
若さほとばしり!とかよりも、ある程度地位を築いた人がそれでもまだ揺れている…みたいなのにグッとくる俺だから、かな。
当時、フジテレビの深夜で『落語のピン』という、談志、小朝、志の輔、志らく…らが毎週出てくる豪華すぎる番組をやっていて、それで落語にズブズブとハマっていたので、『あなたも落語家になれる』の方が、テレビで観ていた談志に近いものがあったというのもあるかもしれない。

打ち上げは、さくら水産。
シメで、新メニューのエビフライカレー(380円)を注文してみる。エビフライカレーというのもワケ分からないし、380円という値段もワケが分からない。そして出てきたのが、結構ボリュームあって、普通にウマいのが一番ワケ分からない。また食おう。