2011-10-13

もしドラッカーが日本国総理大臣になったら……

ピーター=ドラッカー博士は論文『民主主義は平和を実現できるか』で、国のリーダーになったら、真っ先にやることを提言している。

それは予算編成を歳入の範囲内で行なうこと。
そして、「市民社会の確立」である。
経済政策においては、赤字国債発行ゼロだからかなりの緊縮財政である。

博士は云う。

「市民社会は万能ではない。歴史の終わりではない。市民社会だけでは、民主主義を保証することはできない。平和すら保証することは出来ない」
「しかし、市民社会はそれらすべてのものの前提である。経済発展の前提である。世界中に市民社会を確立することが国際政治の目標となったとき、初めて民主主義国家は、真の平和を実現することが可能になる」

ドラッカーの思想を解せずに、霊言を出している恥知らずの輩がいる。
恐れず・怯まず・屈せず、無恥を晒すぐらいの気概を持たねば、経済危機の中で生きていけないということだろう。