2011-04-27

お部屋2200/東村山の選挙結果と福島の瀬戸弘幸[追記あり]

東村山市議選の結果はショックです。ワシらの力ではどうにもならない。

これは以前から予想できていたことで、だから、地元の人たちが行動を起こすしかないと繰り返していたんですけど、行動する人たちは増えなかった。

薄井さんが落選したことはその予想さえも越えていました。完全敗北です。

しかし、瀬戸弘幸の記事を読んで俄然やる気になりました。この男には、今後も内部告発やFBI情報などで笑いを提供していただきましょう。

東村山市は変えられない。私は諦めました。それが東村山市民の選択です。東京都の知事だって、ああだしさ。東京都も変わらないし、東村山市も変わらない。それでも、私は批判すべき人たちを批判し続けます。

今まで原発を肯定していた瀬戸弘幸は、「反・反原発」を打ち出す在特会らに気がねしながら、原発に対する疑義を表明しています。自分が被害者にならない限り、原発に反対できなかったのはやむを得ないとも思うので、このまま福島で原発を批判し続けていただきたい。

しかし、慌てふためいて「何者かが放射性物質を飛散させたという事だって、全くあり得ない話ではなくなります」なんてデマを拡散しようとした事実は忘れませんぜ。

今となってみれば、世間知らずの瀬戸さんでもおわかりのように、放射性物質の降下は風向きや地形、雨などによって左右されるのであって、こんなん、チェルノブイリで何が起きたのかを調べればすぐにわかることです。そんなことも知らずに、原発を礼賛し、原発に反対してきた人々を愚弄してきたことを思い切り反省するといい。「無知でした、アホでした、傲慢でした、すいません」と謝罪すればいいんでないか。

今なお自民だ民主だ、右翼だ左翼だといったフレームでしか物事を判断できない瀬戸弘幸は、「週刊新潮」を引き合いに出して、米ソの核実験の頃にも放射性物質が降っていたことを指摘して、また、中国の核実験を出してきて、あたかも反原発派がこれを容認してきたかのようなことを書いてますが、私の記憶する限り、反核運動の多くはすべての国の核実験にも反対していました。

また、米ソ核開発競争の時代には生まれていなかった層、子どもだった層が現在の反原発、脱原発の中心になっていて、そんな時代の責任などあるはずがない。こんな論理が成立するなら、その時代を生きてきて、なんの行動もしていなかったろう瀬戸弘幸はまして責任を問われるべきです。放射線の数値にビビるなよ、みっともない。

そもそも3月21日と22日に東京に降り注いだセシウム137は、たった2日で1960年代前半まで行われた大気圏内核実験で1年間に降った量の3倍近くになっているのですから、核実験によるセシウムよりも、原発によるセシウムに敏感になったところでおかしくはない。

現在、原発に反対している人々は、東京に効果する放射性物質だけを問題にしているのでなく、福島で起きた事故、それによるさまざまな被害を踏まえて、原発の安全性や経済性を問題にしています。

また、原発に反対している人の多くは現在の政府も、原子力政策を進めてきた自民党も等しく批判していると思うんですが、瀬戸弘幸の回りは違うんか? いつものことですが、現実を認識する能力がないです、瀬戸弘幸。

福島にいても、福島で何が起きているのかもわからないだろう瀬戸弘幸に教えておきますが、福島市の放射線量はたしかにまずい。他にもまずい市町村はありますが、距離を考えると、驚きの数値が出てしまってます、瀬戸弘幸のような年代の人たちは10年後、20年後に癌になってももういいでしょう。私のようにどっしり構えていればいいのですが、子どもに対しての影響を考えると憂慮しないではいられない。

長くなるので、回を改めます。
 
 
※原発については危険を目の当たりにして方針展開しつつあるので、そこは認めているんですよ。ただ、その認識の間違いを今なお東村山に対して続けているのを見ると、「全然反省していないな」と思う次第。原発については政府に騙されていたと済ますのではなく、「左翼の運動」として、判断を誤ったことをしっかり見据えた方がいいと思いますよ。右翼だって原発に反対してきた人はいるんだし。東村山では「左翼」に盲従しているくせにな。

追記:
せっかく内部告発、FBI情報について明らかにして、界隈のスターになれるはずだったのに、瀬戸弘幸は自ら和解の申し入れ。
http://togetter.com/li/129049
もともと信用ないのに、いよいよ信用をなくしてやんの。
福島で原発の問題に取り組んでいる方々、このオッサンは役に立たないどころか、非常にリスクが高いので、関わりをもつことなく、見て見ぬふりをしてください。