2009-06-17

お部屋1879/部数と印税 9・『エロスの原風景』は来週発売

今回は話がつながっていないので、以下は読んでも読まなくてもどっちでも。

「1864/部数と印税 1・印税さまざま」
「1865/部数と印税 2・刷部数と実売」
「1866/部数と印税 3・下がる印税率」
「1868/部数と印税 4・上製にする理由」
「1870/部数と印税 5・本のみてくれ」
「1871/部数と印税 6・部数と定価」
「1872/部数と印税 7・上製の経費とアマゾンの順位」
「1874/部数と印税 8・ネット時代の本の買い方」
 
  
何度も書いてますが、3羽の雀さんはすごい人です。整理能力、分析能力が高いだけじゃなく、あの持続力は尋常ではないです。

今まで「草の根」に対して、ここまで的確、かつ念入りな批判を続けてきた人はいなかったでしょう。宇留嶋瑞郎さんも、「草の根」のいちいちをリアルタイムに批判してきたわけでなく。まして市議たちや市民たちは及び腰。あるいは無関心。

それが3羽の雀さんによって、リンクをするどころか名前やブログのタイトルさえ書けず、「親創価ネット族」なんてレッテル貼りをやって、わめくしかなくなっています。彼らの醜態を見て、「ざまあみろ」と思うだけでなく、どうか東村山の人たちは行動を起こしてください。

なんて、何度目かのお願いをしつつ、私は、たまに休憩を入れないと頭がもたないです。パシリ右翼を含めて、相手が相手なだけに。

休憩している時は、3羽の雀さんに「申し訳ない」という気持ちになるのですが、すまん、もう少し休ませてくれ。

というのも、『エロスの原風景』が不安で不安で。

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本を出すことに慣れると、原稿を渡した段階で作業はすべて終わって、完成した本が送られてきても、中を見ないで放置するようにさえなってくるのですが、今回はドキドキします。

この本はなんとしても売れて欲しい。「実話ナックルズ」の連載分だけであと2冊、他の媒体に書いた同類の原稿を集めればさらに1冊か2冊は作れるくらいに原稿が溜まってまして、1発目がコケると、あとが続かないです。

風俗産業に関する原稿も、単行本になっていないものが大量にあるんですけど、そっちのジャンルはもう諦めがついています。「風俗ゼミナール」シリーズがなお売れ続けているのが不思議ではありますが、これ以上、新規で本にまとめるほどの商品価値はないでしょう。

しかし、『エロスの原風景』についてはまだ諦めがついてなく、今後も続けていきたいテーマです。

「実話ナックルズ」の連載は、今春からページを減らされてしまい、しかも、カラーがモノクロになってしまって、いつまで続くかわからないですが、本が売れてくれれば、書き下ろしで続けていくこともできます。そうなったら、まずはメルマガで連載して、それから本にすると思いますが。

売れて欲しいと言っても、1万部売れて欲しいなんて身の程知らずの数字を願っているのでなく、1500部ほど売れて欲しいだけです。この本の場合はそれで採算がとれます(値段を下げたため、通常のポットの採算ライン設定より多めになってます)。

しかし、この値段の本を1500部売る自信は全然ありません。千円台の本だって、半年で1500部も売れないことがあるのに。

当初、ポット出版はタイトルを『エロスの原風景 1』としていました。2も3もあるぞと。でも、シリーズものが1冊で終わるとみっともないので、私の方から申し出て外してもらいました。

すでに書いたように、「実話ナックルズ」の版元、ミリオン出版からは、単行本化を蹴られています。ミリオンはパクリとガセで知られる唐沢俊一の本を出しているんですけどね。

6月17日現在、昨年の11月にミリオン出版から出た唐沢俊一著『カルトの泉』はアマゾンで21万位ですから、ビックリするほど売れてないです。

部数では私も偉そうなことは言えないので、「唐沢俊一はこんなに売れてないでやんの」と笑う気は毛頭ないのですが、パクリとガセの本を出して見識を疑われることは平気な出版社さえ、『エロスの原風景』は出しません(正確には大洋グループの営業に蹴られているのですが)。

アマゾンの数字で言えば、これより私の本はずっとマシですけど、『エロスの原風景』は金がかかかりますから、リスクのある本より、チープな盗作王の本を出した方が商売をしやすいと判断したのは無理からぬことです。結果、採算はとれていないにせよ。『エロスの原風景』を出す決断をしたポット出版の方が異例と言っていい。

エロ出版やエロ写真の歴史なんて興味がない人が多いでしょうが、興味がなくても買ってください。中は見ないで捨てるなり、売るなりしてくれればいいです。

いつも言っていることですが、人から借りて熱心に読む読者より、買って読まない人の方が私にとってはありがたい。「いつも人から借りて読んでます」と言われるより、「いつも買ってますけど、中は読んだことがない」と言われる方がホントに私は嬉しい。どんだけ熱心に読まれたところで、メシは食えないですから。

もちろん、買ってくれた上で、熱心に読んでくれた方がよりよいですけど、なんであれ、買ってくれる人がいないと、あとがないのであります。

「部数と印税」シリーズは、もうしばらく続けるつもりだったのですが、メルマガ「マツワル」の内容とバッティングしてきているので、これで無理矢理最終回にします。まだ締切に追われているので、日にちをあけて、本の内容に関わる次のシリーズを始める予定です。