2008-09-09

お部屋1644/下請け操り人形

前回、知人の物書きからのメールを紹介しましたが、知人というのは東村山問題について何度か言及している橋本玉泉さんです。最近はこれについて書いてないみたいで、どうしたのかなと思っていたのですが、ネットでのチェックはずっと続けているとのこと。

せと弘幸が「ジャーナリスト」と自称していることに憤慨している事情については、改めて彼が説明したものを送ってくれました。

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私は、ジャーナリストというのは、調査報道という手法を駆使して記事を書く人だと思っていました。すなわち、資料や証言など、可能な限りのあらゆる情報を収集し、それらを精緻に分析し考えうる可能性を導き出し、客観的かつ論理的に仮説または推論へとつなげていく作業だと信じていました。

しかし、瀬戸氏がやっているのは、取材も調査も最小限にとどめ、あるいはそうした作業を一切せずに、あらかじめ決めておいた結論や仮定、または憶測を前面に押し出し、取捨選択した都合のよい事実や材料の片鱗のみを牽強付会的に添える程度で、あたかも筋道の通ったかのように見せかけた発言を構成することに終始しているように感じられてなりません。

その一例が、瀬戸氏のブログの最新ページです。本来なら「判決文」とやらをまず公開すべきなのに、その前に自説らしきものをまくし立てると言うのは、品のない政治家や人権を無視した企業経営者がよく使う手ではありますが、ジャーナリズムとしては本末転倒としか言いようがないでしょう。

まさしく、東村山市議、矢野氏が得意としている手法でありましょう。

さらに、瀬戸氏は「C.I.L」の荒井氏についても、「荒井氏は小物で、背後に大物がいる」などと言い出しました。こうした「謀略論」はかつて一部のセクトやカルト団体によく見られた傾向で、中核や革マルが繰り広げた内ゲバもこの論理に基づいたものと言われています。この「謀略論」は実はいたるところに見られ、活動に行き詰まった団体などが、「あいつらの背後には××がいる」として、自らの活動を正当化する手法はよくあります。

私も以前、関係していた市民運動が、はたから冷静に見ればただの小競り合いなのに、幹部連中が「あいつを背後で操っている黒幕がいる」などと言い出して、おかしくて腹痛がとまらなかった覚えがあります。

そもそも、仮にもジャーナリストであれば、ジャーナリストの活動というものが、孤独でしかも地道なものだということはわかっているはずなのですが。

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せと弘幸の「ジャーナリスト」という自称は、よくあるように、小心で自信がない癖に(「ないがために」か)、自己顕示欲の肥大した人が尊大な肩書きを欲しがることの表れでしょう。実態がまったく伴っておらず、そこに伴うべき恥の概念も欠落しているってことでもあります。

せと弘幸の場合、どんな肩書きであれ、まともな物書きであれば決してやらないことをやり続けている。これは今までに私も何度も書いてきていることですが、罵倒語を使用することよりも、虚偽を書くことの方が恥ずかしく、非難されるべきことです。

せと弘幸の判断基準は常に「自分」ということですね。「オレがそう思うのだから、それを100%の確信と書いて何が悪い」ってことになっているとしか思えない。客観性や論理性というものが存在しない。だから、第三者にとって、あるいは当事者にとっては虚偽に値することでも、彼にとってはどこまでも真実に見える。

「オレが正義。正義のオレに敵対するヤツらを襲撃して何が悪い。正義のオレに敵対するヤツらにオレの推測でレッテル貼りをして何が悪い」と本気で思っているようです。

いよいよ私は矢野穂積とせと弘幸は同類の人間だと思うしかなくなってきました。ただ、決定的に違うのは能力です。「C.I.L」の荒井さんが言うように、私も矢野穂積の先読みの能力、直感的な判断力、人を見極める能力(特に御しやすい人を見つけ出す能力)は突出していると思います。ある種の天才だと認めることにやぶさかではありません。ホントに迷惑な天才ですが。時にミスをするにせよ、とりわけここに至ってミスを連発しているにせよ、これは矢野穂積ではなく、朝木直子によるものでしょう、おそらく。

以前から、朝木直子は矢野穂積の操り人形でしかないという見方があって、たしかに彼女の言動は、矢野穂積のコピーでしかなく、私が知る限り、もっとも彼女らしい行動、人間らしい行動は「お祓い」です。

矢野穂積の能力の高さに比れば、凡人以下でしかないせと弘幸も、自分が追い込まれている自覚くらいはおそらくあって、だから、もっとも重要なはずの「自称警察官による情報提供」のことは一切触れなくなっている。それをごまかすように次々と調べることなくテーマを持ち出し、答えられなくなると、また次を出す。

しかし、自分では調べられないので、すべては朝木直子頼り。関係を遮断されたら、先がない。あっという間に依存し、媚びるしかない関係ができあがっている。素晴らしい人心コントロール術。もはやせと弘幸は朝木直子の下で踊る下請け操り人形です。

検証しないまま、「草の根」の情報を妄信し、「草の根」が思うがままに、都合のいい解釈を垂れ流す。言質をとられないように慎重な言葉遣いをする、あるいは触れないようにしている「草の根」とは大違い。これが今まで通用してきたのですから(どうやら人は次々と離れていったようですが)、せと弘幸はお気楽な生き方をしてきたのですね。

読解力もないので、何を書いているのか意味がわからなかったでしょうが、「草の根」がサイバーエージェントに対する訴訟で「全面勝訴」と書いたことに対して、ミハルさんがすぐさま「C.I.Lを応援します」という一文を出しました。

「草の根」をめぐるさまざまについては、情報量が膨大なため、フェムト波動を受けられない方々には、意味がわかりにくい部分もあろうかと思います。そもそもフェムト波動というものがどういうものかわからない人たちもいましょう。私もわかりません。

しかし、ミハルさんの意図はすぐに了解しました。フェムト波動を翻訳すると、「愛媛出身のMIDNIGHT MESSENGERよ、おめえはどのツラ下げて裁判を起こせるんじゃ、あほんだら」ってことです。私が言っているんじゃなくて、フェムト波動が言っているんですよ。

さて、話は変わって、矢野穂積という人物も、他者を罵倒し続けていて、「1330/今日のマツワル51」にほんの一部を紹介しているので、参考にしてください。

ここに出ているのは市議が市議に対して公然と使っている言葉です。「頭に変調をきたした心身症か失語症のヒステリーハエ男」である矢野穂積は、他者にはこれだけの悪罵を投げつけておいて、自分に向けられた言葉に対しては訴訟で対抗しようとする。

そんなことも調べられないせと弘幸は、荒井さんにこんなことを言っています。

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 このブログ主はこれまで執拗に長期間にわたって朝木・矢野両市議に対する人格攻撃をこれでもか、これでもかといった口汚い言葉で罵ってきました。

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では、それよりさらに長期間にわたって、市議たちを、市民たちを、自分らを批判する者たちを口汚く罵ってきた「草の根」をどうして非難しないのでしょう。しかも、こっちは税金で食っている公人ですよ。

現実には、ほとんどの人はこんなことを言われたところで訴訟は起こさない。同時に、ほとんどの人はこんなことで訴訟を起こされるのがイヤですから、結果、片っ端から訴訟を起こす「草の根」は事を有利に進められます。

裁判に負けたところで、一部勝てば「全面勝訴」とやり、負けたところで、「実質勝訴」とやる。恫喝としては十分な効果を発するし、「闘っている市議たち」という宣伝としても効果を発する。こんなことを疑うことなどない純朴な東村山市民の中には騙されるのがいるわけですよ。こんなことなど疑える能力のない純朴なせと弘幸も騙されるわけですよ。

フェムト波動を受けられない人たちも、せと弘幸という「ジャーナリスト」の能力と人間性はおおむねわかってきたかと思います。それを前提に、皆さんに考えてもらいたいクイズがあります。次回かその次に出します。

お詫びと訂正:文中、「フェムト波動」を「フェムト電波」と書いてしまったところがありました。波動と電波と電磁波をきれいに聞き分けられない未熟者ゆえの間違いです。波動関係者、電波関係者に多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びします。(9月10日)

このエントリへの反応

  1. [...] て、今回はクイズを出そうと思っていたのですが、別のものを出すことにしました。前回書いたように、矢野穂積という人間は、常人には想像がつかない悪知恵を働かせます。その部分 [...]