2008-08-05

お部屋1611/山本モナと渡辺和洋

最近の「黒子の部屋」では、MCプレスの話よりラブホの話の方が面白かったと思うんだけどな。

雑誌を見ていてもネットを見ていても、「ラブホなんて」「9800円なんて」と書いている人たちがいっぱいいてムカつきます。なんでこんなことが山本モナと二岡を批判する根拠になると思えるのでしょうか。

「センチュリーハイアットでのセックスはよくて、ラブホでのセックスはよくない」「場所代に5万円かけたセックスはよくて、9800円しかかけてないセックスはよくない」ってことですから、どんだけゼニとブランドで頭を腐らせているのかと。貧しいセックスしているために、そんなところに価値を見出すしかないのでしょうね。かわいそうな人たちです。

そういう人たちがゼニとブランドでセックスするしかないのはしょうがないと思うのですが、こんなヤツらが何をもって他者を非難できるというのでありましょう。

まして、山本・二岡は、名前も顔も知られていない無名の人たちとはワケが違うのです。そのくらいのこと想像せえよ。

元氣安が熟女の魅力に目覚めたセックスは青カンです。潮の香りの中で抱き合ったら、相手はピューピュー潮を吹いたそうです。なんと風情があるのでしょう。場所代はタダです。

ひとつ間違えると公然わいせつで逮捕です。相手は既婚者ですから不倫です。相手の夫に訴えられると民事的な責任を負います。

しかながら、こんなことで元氣安を非難するような人間はいません。ケツの穴に挽肉を入れてハンバーグを作って食べ、路上パフォーマンスをやる度、警察に連行され、自分の母親とセックスしたいと絶叫する人間に、いまさら誰もモラルを求めないわけです。

一方、山本モナの場合、報道番組の司会です。他者のモラル違反を報じ、時には批判する立場です。その人間が不倫をしていたとあっては、児童ポルノ法改正を主張する毎日新聞社の系列会社がエロ雑誌を作っていたのと同様、「どのツラ下げて」って話になってしまいましょう。

したがって、山本モナが「サキヨミ」から降りた(降ろされた?)のはやむを得ないかとは思います。他の仕事まで降りなくていいのではないかとも思いますが。

ここでひっかかるのがフジテレビの渡辺和洋アナです。謝罪しただけでおしまいというのはどういうことでしょう。「すぽると!」はいいとしても、「めざましテレビ」は報道制作でしょう。そうじゃないとしても、他者の倫理違反を報じ、時に断罪する番組です。

その上、「週刊朝日」によると、経費で不倫相手を呼び寄せていたそうですから、業務上横領ないしは背任の疑いがあります。これについてはフジテレビが否定してますから、違法行為や内規違反はなかったのだとしても、業務で知り合った相手に、立場を利用してマイ・マイクをぶっさしていたことには違いがなく、これ自体、倫理違反の疑いが強い。相手は合意していたのでしょうから、セクハラではないにせよ。

コスプレ・ハメ撮りが趣味だった点については好感を抱きますが、そういった性癖をいちいち想像させるのは、テレビ局としてはマイナスです。

北京五輪の現地レポーターをやるそうですが、視聴者の8割は渡辺和洋アナの股間で燃えさかる聖火がどうしても気になってしまいます。「世紀の祭典」と言えば「性器の採点」に聞こえますし、「北京五輪」と言えば「ペッティング不倫」に聞こえます。耳鼻科に行った方がいいですかね、私。

せめて、仕事のあと、カラオケバーに行って、中国美女と夜の競技に精を出して逮捕されないようにしていただきたいものです(カラオケバーの大半は売春カラオケです)。おおっぴらに営業してますが、あの国では買春行為は違法であり、日本人の客は警察に狙われやすいらしいですよ。

それに引き替え、山本モナは仕事とまったく関係なく新宿二丁目で知り合った二岡の夜のバットをジャストミートしただけです。なのに、すべての仕事を失って謹慎とはどういうことなのかと。

この扱いの差は局アナとタレントの違いでしょうか。それとも男と女の違いでしょうか。

渡辺和洋アナも謹慎処分にしろと言いたいのでなく、違法行為、内規違反、業務上の地位の利用がないんだったら、謝罪程度で済ませていいと私も思います。あとは個人の問題であり、家庭の問題です。

より強く倫理を求められるべき政治家だって、いくらでも不倫行為を暴かれてますが、謝罪したのは一部でしょう。まして政治家を辞職した例はないのではなかろうか。

それに引き替え、山本モナに対する風当たりが強すぎ、処分が厳しすぎるのではないか。山本モナこそ、「すいませんでした」と謝るだけでいいではないか。すでに十二分に制裁を受けましたから、そろそろ復帰してもいいでしょう。なべやかんと私のトークイベントに出てくれないかな。

さっきまでエロ本の原稿を書いていたので、今回はエロ本のコラムみたいな文章になってしまいました(エロ本の原稿はもっと硬い内容だったのですけどね),。