2008-06-24

お部屋1552/G8とラブホ

レギュラーの更新とは別に告知を出しておきます。

間もなく洞爺湖サミットが始まります。それに対抗するイベントもさまざま開かれます。札幌がメイン会場ですが、東京でも以下のフォーラムがあります。

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G8対抗国際フォーラムの開催と、記者会見のお知らせ

 今年、7月7日から9日まで、北海道・洞爺湖で、G8サミットが開催されます。
現在、政府やマスメディアによるキャンペーンが盛んに行われていますが、
一方で、G8が押し進めるグロバーリゼーションに反対する市民団体、
NGO、NPOなどのグループやネットワークによって、
様々な対抗運動の枠組みが作られています。

 こうした現象は、日本の国内にとどまらず、
1999年のシアトル、2001年のジェノバから引き継がれる
グローバル・ジャスティス・ムーブメントの世界的な潮流だと言えます。

 私たちは、こうした世界的な状況に、政治的、社会的、文化的、
または理論的に呼応する形で、国内外からの参加者と集まり、
大学という公共空間を中心に、
国際的な対抗フォーラムを開催したいと考えています。

 現在、海外からは、マイケル・ハート(Duke University)、
デヴィッド・グレーバー(Goldsmith University of London)、
ジョン・ホロウェイ(The Autonomous University of Puebla)、
マッシモ・デ・アンジェリス(University of East London)、
ハリー・ハルトゥニアン(New York University)、
アンドレ・グルバチッチ(San Francisco New College)、
マリーナ・シトリン(San Francisco New College)などが参加予定です。

 以下の日程で、記者会見を行いますので、
ご参集のほど、よろしくお願い申し上げます。

詳細:http://www.counterg8forum.org

○記者会見
日時: 6月30日(月 午前11時より
場所: 東京ウィメンズプラザ  第一会議室
 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
 電話:03-5467-1711(代)
 FAX:03-5467-1977
 http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/

○G8対抗国際フォーラム・スケジュール

・日時
6月30日(月)13:00〜17:00 中央大学駿河台記念館 ★
    18:30〜20:30 明治大学リバティホール(リバティタワー1F)●
7月1日(火) 18:30〜20:30 明治大学リバティタワー ★

※フォーラムは、●メイン・フォーラムと、★パネル・ディスカッションで構成されて
います。
※メインフォーラムのみ、資料代として500円をいただきます。

●メイン・フォーラム

タイトル: グローバリゼーションと対抗理論の可能性
日時: 2008年6月30日(月) 18:30〜20:30
場所: 明治大学リバティホール(リバティタワー1F)
提題: 足立眞理子(お茶の水大学)、ジョン・ホロウェイ(プエブラ自治大学)
応答: マイケル・ハート(デューク大学)、岩崎稔(東京外語大学)
司会: 鵜飼哲(一橋大学)

★パネル・ディスカッション

日時:
6月30日(月)13:00〜17:00
 中央大学駿河台記念館 (560・570・680教室)
7月1日(火)18:30〜20:30
 明治大学リバティタワー(12F 、1121・1122・1127・1128教室)

 ・プレカリティは創造する
 ・「ゾンビの国」で考える連帯の条件——グローバル・ジャスティス運動、固有
性、マルチチュード
 ・パブリックかコモンか?——サミット体制と明日の条件なき大学
 ・戦術の多様性をめぐって
 ・東京のモグラたち——非正規大学「地下大学東京」のために
 ・反戦反基地——軍事化に抵抗する
 ・地球的組織の未来
                         などを予定。

 詳細は、URL:http://www.counterg8forum.org をご参照ください。

問い合わせ:
G8対抗国際フォーラム事務局
電話:080-5539-6059
Fax:042-330-5406
E-mail:info@counterg8forum.org
URL:http://www.counterg8forum.org

カンパ・協力金の振り込み先:
郵便口座 00100-9-357506番
口座名称 G8対抗国際フォーラム実行委員会

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面白そうですけど、私がどうこうできる領域ではないので、たぶん行かないです。でも、7月8日(火)9日(水)、パシフィコ横浜で開かれる「レジャーホテルフェア2008」は行く予定です。ラブホ関連の展示会とセミナーです。

去年行ったのですが、「ラブホはこんなふうに客の快適さを追求しているのか」と関心しました。

ああ、それなのに、この国は今やラブホ潰しにやっきになっています。このセミナーの中でも報告があるようですが、昨今、すごい勢いで警察庁は規制を強めています。

同じく風営法下での「仲間」である性風俗店が次々と潰されたのと同じ流れです。ヘルスで試したことを今はラブホでやっている。

女子大学院生が書いたラブホの本は取りあげても、メディアはこの動きをほとんど取りあげてません。規制する側の代弁者としての報道があるのみです。性風俗店は取りあげても、それに対する規制には反対しない構造がここでも再現されてます。

世論もそれに抵抗しないため、公序良俗派のエロ潰しは着々成果を上げていて、ついにはラブホにまで及び、これが終わったら、次は何を狙うつもりなのでしょうか。婚姻外セックスの禁止ですかね。

グローバリゼーションに反対することも大事でしょうけど、私としては、こういう生活に密着した場面で声を出していかないと、結局は何も変わらないと感じている次第です。エロ規制に対抗できずに、どうしてG8に対抗できましょう。