2010-07-14

いただいた本●本の学校・出版産業シンポジウム2009 記録集 出版産業、改革待ったなし! 押し寄せるデジタル化の波/空洞化する委託・再販制度

唯学書房さんからいただきました。

書名●本の学校・出版産業シンポジウム2009 記録集
出版産業、改革待ったなし! 押し寄せるデジタル化の波/空洞化する委託・再販制度
編●本の学校
定価●2,200円+税
2010年5月20日発行
A5判/184ページ/並製
ISBN978-4-902225-59-4 C2000

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●紹介
書店、取次、出版社、デジタルブック事業者、図書館……
それぞれのステークホルダーが業界の展望をテーマに交わす大激論!!

本の学校が「国際ブックフェア2009」で開催した「出版産業シンポジウム」の全討論を収録。

●目次
□第1部 シンポジウム全体会
メインセッション 出版産業の課題解決に向けて——これからの取引・流通・販売のあり方とは
【コーディネーター】星野渉氏(文化通信社・取締役編集長)
【パネリスト】安西浩和氏(日本出版販売・常務取締役)/菊池明郎氏(筑摩書房・代表取締役社長)/小城武彦氏(丸善・代表取締役社長)/近藤敏貴氏(トーハン・専務取締役)/田中淳一郎氏(NET21・取締役副社長)

□第2部 シンポジウム分科会
第1分科会 デジタルコンテンツのインフラ・流通を考える——専門書、コミックから雑誌まで
【コーディネーター】柳与志夫氏(国立国会図書館)
【パネリスト】植村八潮氏(東京電機大学出版局・局長)/大久保徹也氏(集英社、日本雑誌協会)/佐々木隆一氏(モバイルブックジェーピー・会長)

第2分科会 自由価格本(リメインダー)は書店に利益をもたらすか?
【コーディネーター】星野渉氏(文化通信社・取締役編集長)
【パネリスト】田村定良氏(田村書店・代表取締役社長)/八木唯貴氏(八木書店・常務取締役)/山本良文氏(大阪屋商事・仕入部長)

第3分科会 リアル書店の役割と機能——デジタル時代だからこそ求められるものとは
【コーディネーター】永江朗氏(ライター)
【パネリスト】井原万見子氏(イハラハートショップ)/射場敏明氏(早稲田大学生協コーププラザブックセンター)/元木忍氏(楽天ブックス)

第4分科会 出版社からの責任販売・時限再販提案
【コーディネーター】野崎保志氏(青灯社・取締役)
【パネリスト】奥村弘志氏(南天堂書房・取締役)/岡垣重男氏(河出書房新社・取締役営業本部長)/沢辺均氏(ポット出版・代表取締役)/平川惠一氏(筑摩書房・取締役営業局長)/土岐和義氏(平凡社・執行役員営業担当)

※社名、肩書きはシンポジウム開催当時(2009年7月)のものです。

●著者プロフィール
本の学校(ホンノガッコウ)
「本の学校」は、山陰両県に書店等を展開する今井書店グループが、三代今井兼文の「ドイツのように出版文化を支える専門職能を学ぶ学校が必要だ」という遺志と、県民の読書や図書館など地方の出版文化振興の運動を源に、創業一二〇周年事業として、一九九五年、創業の地米子市に設立しました。「本の学校」の理念実現を目指し郁文塾と呼んで、山陰と東京の運営委員会に集う人々の協力によって、正式開校(法人化など)に向かい努力を続けています。