2005-11-25
いただいたご本『はじめての部落問題』
以前、部落解放同盟の講演会に呼ばれたときに(「糾弾」ではないわよ 笑)コーディネートを担当してくれた角岡伸彦さんの最新刊。角岡さんは『被差別部落の青春』(講談社文庫)を著わして世間の注目を浴びたノンフィクションライター。同い年で差別問題に対する考え方も共有するところが少なくないので、伏見はこの方の活動にはずっと関心を持ってきた。はたしてどんな書き手になろうとしているのか、反差別運動に何を付け加えようとしているのか。
今回は文春新書ということで、益々その展開が興味深い。お手並み拝見。伏見がこれから書き下ろす本の参考資料にもなるので、じっくりと読ませていただこうと思う。取り急ぎ、御礼まで。
● 角岡伸彦著『はじめての部落問題』(文春新書)730円+税


早速QJr vol.1を読んでくれた友人(中年のバイ女性)が、率直な感想をくれた。「パートナーシップ論でも、なんだか話しがやたらセックス、セックスで、頭が痛くなってしまった……。やっぱゲイって下半身症候群だ」。たしかに、女性とかノンケ男からすると、ゲイって実存が性に寄りすぎている。僕もそうなのだが、セックスへのこだわりは大きいし、実際、セックス・キティの傾向あり(笑)。コミュニティの中にいるとそれがふつうの感覚になってしまうのだが、たまにノンケなどと話すと、いかに自分たちがセックスを中心に回っているのかがわかる。
先週末、19日に大阪へ行ってまいりました。HIV啓発イベント
QJr vol.1の見本誌が上がってきて、昨日、伏見の手元にも届いた。自分で言うのもなんだが、本当にいい感じに仕上がった。前号が恥ずかしくなるくらいコンテンツのクォリティは高い、と思う。2冊目になると作る勝手がわかってきたから、というのもあるし、お願いした執筆者やクリエイターの仕事が思いのほかすばらしかったというのもある。ともかく1800円という定価に恥じない一冊になった。
vol.0では30代前半くらいのゲイたちに「マッキー世代」としてスポットを当てたのだが、それを受けて、さらにその下に育ってきている世代がどのように先行世代を見ているのか、彼らがどんなリアリティを持って生きているのかをテーマに、座談会を催した。
カフェインに酔ってしまう体質で、コーヒーは滅多に飲まない。そんな伏見が最近ハマっているのが、このカフェラッテのノンシュガー(森永乳業)。すごく飲みやすくて、後味がいいのだ。そして何よりノンシュガー。QJr vol.1の大詰めの作業は、これで乗り切った。コンビニとかでも売っているので、夜のお供に、目覚めの一杯にいかが? 森永の回し者ではないんだけど(笑)。
朝、お勤めに出かけない、昼間からパチンコをしている、おかしな出で立ちで付近を徘徊している……どう考えても地域社会でキモがられている伏見である。たぶん、通報されないのは、子供の頃より長年ここで暮らしているからで、最近引っ越してきた男なら相当マズい(実際、僕と目を合わせない近所の主婦とかもいるのよ。見てはいけないもの、って感じで目をそむける!)。
どちらが正しいともいえない。あるいは、他にもさまざまなライフスタイルがあるだろう。結局、何を自分が納得して選択するのか、だ。ただ、ゲイライフにおいては友情というものが大きな意味を持っていることは間違いない。大塚さん曰く、パートナーシップは周囲に支えられるものだし、長谷川さんのように普段から友情を深めていなければ、老後になって急に「家族」をやりましょう、というのも無理がある。
遅ればせながら、現在「NANA」を熟読中。以前一度、まんが喫茶で挑戦したことがあったのだが、そのときは1巻で挫折。どうもピンとこなかった。今回、仕事の参考資料として読んでいるので、がんばって2巻の壁を乗り越えることができた。そうしたら、だんだんページを繰るのが楽しくなった。けれど、若者たちの希望の物語は、四十路のオカマにはまぶしすぎる。青春はそれだけでまばゆい。