2006-04-08

募集「ゲイの都市伝説」

ato.jpg二丁目を歩いていたら、BYGSビルの裏手の一角がすっかり更地になっていて(移転前のアーティがあった辺り)、呆然としてしまった。あそこにあった古めかしいビルは伏見がデビューした頃からそこに建っていて、なんだか強者どもが夢のあとといった気分になった。こうやって街はいつの間にか姿を変えていくのだ。

そういえば、あの近くに、「すずめのおやど」があった。もうどんな外観だったかも思い出せないのだが、「ラブホテル」なんて呼び名ではありえないまさに「連れ込み旅館」だった。実は、そこは伏見の筆おろしの現場なのだけど(笑)、もはや記憶もおぼろげになっている。

断片的に残っているのは、浴室が共同で、そこを使っているとき他の客とバッティングしそうになったこと。それから狭い個室には冷房がついていなくて、天井に扇風機が回っていたこと。あとは事が終わるやそこから逃げ出したので(詳細は『ゲイという[経験]増補版』収録の「デビューの日」)、ほとんど覚えていない。あの旅館は二丁目から何年前に消えてしまったのか。

以前「ゲイの考古学」という仕事で、日本のゲイシーンの歴史をある程度、実証的にまとめることをやったのだが、もっと「都市伝説」みたいな形で、二丁目やゲイシーンの過去も遺しておくべきかもしれない。大塚隆史さんとも前にそんなことを話したことがあって、シーンの薄れゆく記憶を書き留めておくことも大切だ。

ということで、新たな企画を発動! 名付けて「ゲイの都市伝説」。みなさんが見聞きした、ゲイシーンのエピソード、伝説をメールでお寄せください。例えば……八十年代初頭まで二丁目にヌードスタジオなるノンケの風俗店があった、とか、七十年代のゲイのハッテン場、権田原には、そこを仕切る大姐御のオカマが存在した、とか……。そういった小ネタをここにアーカイブしたいと思う。これはあくまでも伝説なので、真実かどうかの詳細な検証は不問。ただしプライバシ−に触れることは掲載に関して考慮させてください。

この「ゲイの都市伝説」は長く投稿をお待ちしております。気長に情報を集めていくつもりですので、思いついたときにメールをください。投稿はこちらのフォームから。

2006-04-07

「ゲイ補完計画」投稿2

すっかり忘れ去られていた「ゲイ補完計画」。これも、当事者の中で被差別感や不満はあるにしろ、「まあ、こんなもんかなあ」という空気が強いことの表れだろうか? こういうときもっといろいろな意見が出て盛り上がると、日本でも社会運動への欲求が高まっている、と実感できるのだけど(まあ、熱い人は伏見サイトなんて読んでいない、ということもあるが……)。

でも久しぶりに一件、投稿がありました!

●米子さん企画
■企画名
「一斉アンケート そちらにゲイはいる?いない?」
■企画内容
諸団体に対し、「貴社にゲイはいると思いますか?」というアンケートを実施。アンケートは、団体名公表が前提。硬派な所では官公庁、企業(“就職したい企業ランキング”に入るような)、新聞社、大学、病院、……等々。軟派?な所ではクラブ等のお遊びスポット、ゲイ向け産業・ショップ……等々。

※アンケート送付にあたっては、以下の2点を同封する。
・アンケート回答のために、無理なゲイ発掘をしないようにという願書
・ゲイを含む性的マイノリティに関するガイドライン(QJでもOK?)

Q1.総職員数は何人ですか?(契約・派遣・バイト・パート含め)
A1.男○人/女○人/合計○人

Q2.ゲイの職員はいると思いますか?
A2.いる・いない・わからない

Q3.コメント等をどうぞ

この3点を質問し、集計、結果発表。

「社員6千人、自由な社風を謳う大企業A社のゲイはゼロ人らしい(本当?)」
「我がB社はゲイしか採用いたしません!」
「男女平等や人権擁護に声高らかなC新聞社は返事ナシだった」 ……等々。
集計の結果、「外資系はオープン」とか「○○産業はオープン」といった
傾向が出る!かもしれません。

「いくら大企業でも、ゲイ人数ゼロなんて言い切る会社にはやだなー」とか、
「これだけゲイウェルカムなコメントを寄せる所ならちょっとはマシかも」等、就活にも大役立ち!かもしれません。

また、「無回答」の数もチェックポイントです。「職員のプライベートにはお答えできません」と白票を投じるのならともかく、「音沙汰ナシの黙殺」とした所がどれだけあるか……ゲイ問題云々の前に、こういうアンケートに非協力的なツレナイ人たちとして実名公表しちゃいます。

■企画発案の経緯……私的なことも含めて
私が以前勤めていた某大企業・甲社(男女比は男7対女3程度?)には堂々たるオープン・ゲイがいました。いまは社員の大半が男性という中小企業・乙社に勤めていますが、ここにはそういう空気がないようです。「ホモくさくねー?」というヒソヒソ話はありますが、ゲイを含む性的少数者に対しては「気持ち悪い」とか「ありえない」という発言すらあります。甲社はパイが大きく、人権にも敏感な社風だったためかもしれません。乙社はパイが小さい分、閉鎖的なのかもしれません。本人の資質もあるでしょうし、ほかにも様々な要素はあると思いますが、この差はどこからくるのか……と考え、発案しました。(因みに私自身は♀・バイ・クローゼットでございます)

■企画内容を鑑みて……
自分で考えていても、正直、穴(またの名をデメリット)の多い企画案です。
アンケート自体が、とてもプライベートな部分に触れています。
職場等で自らの性志向をオープンにする妥当性があるのかどうか、
それが第三者に公表される必要性がどこにあるのか……。
何よりお堅い職場でクローゼットにしている人に迷惑がかかりかねません。

……あと、マジメすぎるかも!?

「企画者の実践は不問に伏す」、「無責任な企画でけっこう」という伏見さんのお言葉に依拠しての投稿ですので、平にご容赦を……。

2006-04-06

来週半ばには本屋に並びます

kentei.jpg伏見の新刊『男子のための恋愛検定』が来週半ばに発売されます。理論社から刊行されている「よりみちパン!セ」シリーズの一冊で、伏見にとっては『さびしさの授業』に続く第二弾になります。本日、出来立てホカホカ(ボノボ)の見本が手元に届きました。

一応タイトルは「男子のための」になっていますが、内容的には、老若男女変態にも通じるものになっています。これまで書き散らかしてきた伏見の恋愛論の総決算とも言える本でしょう。

装画・挿画は人気の100%ORANGE/及川賢治さんで、祖父江慎さんのセンスのよいデザインとあいまって、とても手触りのいいアイテムに仕上がっています。巻頭には30問の恋愛検定試験を付けているので、ぜひお試しください。はてさてあなたの恋愛力は何級になるでしょうか?(このサイトの読者なら黒帯?) 

●伏見憲明『男子のための恋愛検定』(理論社/よりみちパン!セ) 1260円
*4/10以降に本屋に並びます!

2006-04-05

クリエイター募集

クィア・ジャパン・リターンズでは、ライター、イラストレーター、フォトグラファーなどを募集しております。QJrの活動に興味や共感のある人なら、とくに実績がなくてもOKです。やる気と表現欲を重視します(それほどのギャラにはなりませんが)。これまで自分が書いたもの、描いた作品、写真などとともに履歴を書いてご応募ください。

フォトグラファーについては、未発表の作品で、QJrのコンセプトに合うものであれば、撮影済みの作品にも誌面を割く用意があります。場合によっては、表紙の撮影もお願いするかもしれません。よろしくお願い申し上げます。

ご連絡はこちらのフォームから。

メイキング・ラブ

making_love.jpg映画『ブロークバック・マウンテン』に関しては、多くは語らず、いらだつので他人の批評は極力読まないようにしている。自分の心の聖域に確保しておきたい気分の作品なのだ。

昨日はロードショー公開で二度目の鑑賞。平日にしてはまあまあの入りの、新宿武蔵野館の前から3番目に座った瞬間、いまから二十数年前、浪人生をしているときに、ゲイ映画『メイキング・ラブ』を独り観ていた光景がフラッシュバックした。

帰ってきて大塚隆史さんにメールで問い合わせてみたところ、あの映画の公開も武蔵野館だった。やっぱり……。『メイキング・ラブ』のときは、場内はもっと閑散としていた気がするし、ドキドキしながら周囲を見回しても(←まだ二丁目デビュー前でどこか性的な出会いを期待していた)、ゲイらしき人は前のほうに座っていた怪しげなおじさんだけだった。今回は観客にゲイらしき若者、カップルがふつうにいた。

『メイキング・ラブ』も、女性と結婚していた男性が同性への欲望に目覚めて、自身に忠実に生きて行くことを選択するという物語で、まだ十代だったぼくに何か非常に大きなものを与えてくれた。当時、人気だったテレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』のサブリナ役、ケイト・ジャクソンが主演ということもあり、それなりに話題にはなっていたように思う。しかしヒットにはならなかったはずだ。出演者たちのその後もパッとしなかった。

あの日、19歳のぼくは、作品に深く打たれながらも映画館の暗闇でひどく孤独感に苛まれていた。その頃はまだ、恋人はおろかゲイの友達さえいなかったのだから、一筋の光は見えても、どこか途方に暮れるしかなかった。

あれから四半世紀近く経って、『ブロークバック・マウンテン』はアカデミー賞を(作品賞は逃したにせよ)受賞し、日本でもそれなりにヒットしている。ゲイ映画に出た俳優は干されると言われたハリウッドで、ヒース・レジャーの評価は逆に大いに高まった。

二度目にもかかわらず、ぼくはまたしても涙が止まらなかったので、イニスが「I swear…」とシャツに語りかけエンドロールになるとすぐ、明かりを避けて席を立った。ふと、うしろで鑑賞していた若いゲイカップルの姿が目にとまった。彼らの手はしっかりと結ばれていた。それは四半世紀前には考えられない光景だった。

2006-04-04

斎藤綾子・新刊記念!

ff.jpg斎藤綾子さんが新刊『ハッスル、ハッスル、大フィーバー!!』を発表した。その名の通り、パチンコ小説である。もうパチンコ依存症にはたまらない作品だ。帯の言葉を借りると、「セックスも男遊びもテキトーにこなし、執筆もパチンコほど熱中できない独身小説家が、ある日突然にとり憑かれた”死後の不安”。負け犬ポルノ作家(37)、ついに自分の墓を買う」。

綾子先生とは毎晩のようにパチンコについて長電話する仲間で、というか綾子先生のパチンコ道は、オチンコ道同様、プロ以上のものがあるので、とにかく勉強させてもらっている。伏見も現在、同じくパチンコ小説を書き上げつつあって、友情の証で同時期に出版したかったのだけど、生活費捻出のために他の書き下ろしを優先させて、それは叶わなかった。自分もパチンコ店を舞台に描いていて思うのは、やっぱ綾子さん、描写が抜群に上手い! こんなふうに表現できたらなあと、うらやましかった。

綾子ファンならずとも、パチンコファンには必読の欲望小説、乞うご期待!

●斎藤綾子『ハッスル、ハッスル、大フィーバー!!』(幻冬舎) 1400円+税

★さて、今回は、仲良しの綾子先生の新刊発表を記念して、綾子先生と伏見がレディースコミック誌「ease」で連載していたお悩み相談の第2回を、ここにアップロードさせてもらうことにした。単行本にしようという企画ではじまったものだったが、残念なことに雑誌の休刊にともなって3回で終わってしまったものだ(どこかの編集部で続きを引き取ってもらえないですかね?)。
続きを読む…

2006-04-03

ニクヨに感謝!

clubhouse.jpg
ここ数年オカマの日にちなんで開催されている、歌舞伎町の巨大キャバレー「クラブハイツ」を借り切ってのゲイイベント「せれぶれいしょん」。ドラァグクィーンショーあり、ダンスパフォーマンスあり、歌謡ショーありの豪華なパーティで、中でも人気ゴーゴーボーイたちを贅沢に使った下着のファッションショーは生唾もの!(笑) 近年、伏見はこれを見るのを人生の生き甲斐にしていた(←大袈裟じゃない)。

ところが、今年はチケットを入手することができず、あぁ、これじゃあ2006年は命の洗濯をすることができない、と悔しがっていた。しかし、前夜になって、「せれぶれいしょん」の出演者、スタッフである肉乃小路ニクヨちゃんから招待枠に入れてくれるという電話をもらったのだ(なんて心がけのよい後輩!)。もうホント、飛び上がるほと嬉しかった。それで、これほどのイベントは滅多に見れないと、仲良しの斎藤綾子さんを誘うことにし、伊勢丹の地下で花見用の弁当まで買って、二人いそいそと出かけていった。

そして、今年も本当に満喫した。ニクヨちゃんの目配りの効いた女主人っぷりやショーもすばらしかったし、注目のダンスチーム、nonochicの荘厳な男性舞踊も見事だった。そして、Underwear of fashion showにはなんというか感動さえあった。去年までのからだ自慢、股間に目が釘付けのパフォーマンスもそれだけで十分眼福だったが、今回は途中、ゴーゴーボーイたちがカップルに扮して登場し、海辺に遊びに来たふうのカジュアルな服装を脱がせ合って水着になる、という演出がなされていた。それがただモッコリを誇示するだけでない、とても幸福な気分に会場を酔わせるものだった。

考えてみたら、あんなにハッピィにゲイカップルを表現したものをライブで見たことはなかった。これまでクラブでも他のイベントでもなかったパフォーマンスではないか?

恒例の浦安ダンシングチームのディズニーばりの(笑)のショーも大盛り上がりだったし、ラストの会場を巻き込んでのダンスタイムも見ているだけで鳥肌が立った。みんな場の作法をよく心得ているし、いっしょに楽しもうという共感に溢れていた。このところ、ゲイコミュニティは元気がなかったり、悲しいニュースが多くて、伏見もやる気をなくしていたのだが、とてもいい氣をもらった。エンパワーメントされる、とはまさにこのこと。あの空間には愛の波動があった。

心からニクヨちゃんに感謝! そしてあれだけの舞台の裏を支えたスタッフの方々に惜しみない拍手! このイベントがどれだけ志の高いものかは、今回のNoblesse Obligeというテーマにもよく表れている(この宣言文がとてつもなく美しいので、ぜひ読んでみてください)。願わくば、来年もまた開催してもらいたい。

2006-04-02

いただいたご本『オバサン論』

o.jpg他人ごととは思えないタイトルの本である。

以前、二丁目で背後から「オバサン!」の呼び声を耳にして瞬時に振り返ってしまった自分は、オバサン・アイデンティティを持っているに違いない(あぁ、アルチュセール……)。昨今では「オカマ!」よりも「オバサン!」のほうにドキッとする四十二歳さ。ここのところ足をくじいて散歩をさぼっていたら、体臭がすぐにオジサンになって、自分でもウンザリしているのだが、気持ちのほうはやっぱオバサンそのもの。

著者の大塚ひかりさんは、源氏物語などを独自の解釈を紹介している古典エッセイストである。伏見はQJ vol.3「魅惑のブス」で、「ブス論」の第一人者としてお招きしたことがあって、そのインタビューも実にコクのあるものだった(『性という[饗宴]』収録)。古典的な知識と、ご本人のこだわりとが絶妙にミックスされた文体は、彼女にしかないもので、本作も最初から怨念全開でとばしている(笑)。

副題の「オバの復権をめざして」に共感する全国のオバサン諸君、この本に結集せよ!

●大塚ひかり著『オバサン論』(筑摩書房) 1400円+税

2006-03-31

DKNY

DKNY.jpgパチンコで数時間にン万円すってもまったく平気なくせに、他のものにはほとんどお金を使わない伏見である。パチンコに印税丸ごと持っていかれて余裕がないのもあるが、そもそも消費という行為に興味がわかない。物欲はほとんどなし。その上、服飾品を買いに行くのが何より嫌い、ときてる。だって、なかなか合うサイズがないし、似合う(と思える)ものを見つけるのがとにかく至難の業。試着室は恐怖の空間で、あそこの鏡を見ることくらいつらい瞬間はない。それで服は必要最小限しか持っていない。

息子のやることにめったに口を出さない老母にまで、
「あんた、人前に出る仕事してるんだから、もう少し着るものを買ったら?」
と言われるてしまうくらいだ。
「うっせんだよ、こちとら文士でモデルじゃないんだから、着てるもので見栄張る必要ないんだよ!」
と言い返すのだが、いつも同じ服を着てるのは、実は、洋品店で絶望の淵に立たされたくないからだ。世界中の鏡よ、全部割れておしまい!

しかし本日、いつも着回しているラガーシャツ(オカマの戦闘服)がクリーニングに出してあって一枚もないということが判明。外に着ていく服がまったくない。もう清水の舞台から飛び降りる覚悟(本当にそんな気分なの)で、電車で少し離れたところにあるエディーバウアー(サイズの大きいものがある)に出向いた。次にショッピングする勇気が出るのはいつになるのかわからないので、まとめ買い。でも結局買ったのは、ラガーシャツ(オカマの戦闘服)とチェックのシャツ(デブの戦闘服)などなど。

そんなんで帰ってきてクローゼットの整理をしていたら、老母が、
「このダウンはまだ着るの? 捨てるんだったらクリーニングには出さないけど」
と毎年着ているDNKYのダウンを指差した。以前フライトアテンダントをしていた相棒がシドニーで買って一冬着たものを、譲り受け、気づいたら十年も愛用していた。その間、寒くなるとどんなときでもぼくの傍らにいてくれたものだ。捨てるのは忍びなくて来年も、と思うのだが、もうさすがにいろんなところにほころびがあって、羽毛が出てきてしまうようになっていた。

なんだか寂しいけれど、お別れすることにした。十年も温かく寄り添ってくれて本当にありがとう。

2006-03-30

「ゲイ補完計画」投稿1

とりあえず、以下のようなご投稿をいただきました。講評は後日にしてご紹介だけしていきます。お名前、ハンドルネームない方のものは「名無し」としてありますが、ご投稿の際には必ずどちらかを記してください。ご投稿はこちらのフォームから。

●名無し1さん計画
ホワイトバンドみたいなモン。コピーは「私たちは同性愛者を支援します!」みたいな感じ。コンビニで300円くらいで売ってるバンドを作る。(←「支援って何?」そのへんはテキトーで別にいい、収益金の使い道とかもよく分からんが)とにかく同性愛者はもちろんストレートも同じバンドして曖昧に歩いてる。ポスターはジョージ・マイケルを始め、各国の著名人が一同に写ってるモノ。同性愛者もいるが、よく分かんないのもいる。コンセプトは「何となくさりげなくテキトーで曖昧に意思表示」。

●スキゾーさん計画
ベタですが、「ブロークバック・マウンテン」を題材にして企画を立ち上げるのはどうでしょうか。やおい読者とヘテロ男とゲイでは、どのようなところが良かったのか違いが見えてくるだろうし、ゲイの間でも評価がかなり分かれてます。ゲイに対して思い入れや葛藤があったりする人はおおむね評価が高いです。僕もハマり込んでます。屈託があまりない人はおおむねスルーしています。同性愛にしなくてもいいんじゃないかという叱りつけたくなるような意見さえmixiでは飛んでます。

●名無し2さん計画
男か女のみの性別はやめて、すべての性区分を10段階制にする。
男1←ーーーーーー→10女
小学1年生から、セクシャリティーについて、個別カウンセリングをする。ある程度自分の性嗜好がわかってくれば、自分で今年は(今の気分は)7ぐらいかなとか、自己申告。

クラスでの生徒達の会話
『○○って今時珍しくセクシャリティー1だってよ、
俺最近4なんだけど』
とか、
『あ、僕去年3だったんだ、、、今年は5かな、、、。』

多様性が当たり前の社会になると、きっとマイノリティーを差別する感覚がなくなるはず。潜在的ゲイが多そうな日本では数百年たてば変わるかも!?

●チョブさん計画
題目:「カマフェスタ」の開催
説明:ゲイと一般ピープル(はるか昔の死語でしたね)の交流イベント。場所は駅の地下イベント広場など(新宿西口地下のヨドバシカメラ寄りのイベントスペースとか)。開催日時は平日の夕方〜夜。主対象はカイシャ帰りのサラリーマン&OL。もちろんゲイの方の参加歓迎(アウトかクローゼットかを問わず。ゲイの方がノンケのフリしての参加もOK)

内容は、バーの出店(女装系、野郎系等。ウリ専はここでは御遠慮戴くとして)、魔女のお化粧口座(帰宅リーマンをその場で美しくメイク。終了後は、美しいヲトメのまま帰宅もよし。すっぴんに戻ってから帰宅もよし)、腕相撲勝ち抜き勝負(マッチョなお兄さんとの腕相撲勝負。3人勝ち抜いた方には、出店バーの当日有効3千円券プレゼント)、他DQのおネエさん方の遊撃等。

ねらい:ゲイ向けイベントは各地でありますが、ノンケを巻き込んだイベントってないのでは(ワタクシが知らないだけ?)、ということで、両者の距離を縮めるイベントを。たとえば、ゲイバーはすべからく女装したミセ子さんのいる所と思いこんでいる人って結構いるのでは(数年前までのワタクシだけか?)。ゲイバーのことは入り口として、ゲイに対する垣根を取り払う意味では効果ありか、と思うのですが(根拠と言うにはあまりにも希薄でスミマセン。涙)。でも、下手すると逆効果になりかねないトコロはあるのですが。

蛇足:上記のような投稿をしていながら、さらに無責任なことを申しますと、ワタクシの凡庸な脳ミソでは、この問題の特効薬は見つからないのが正直なところです。時間はかかっても、今までの地道な啓発運動を続けていくことが一番なのかなあ、と思っております(なら何でフェスタの投稿するんだよ、と自分にツッコミを入れつつ)。ワタクシ個人としましては、ゲイの方々だけでなく、セクシャルマイノリティ全体での取り組みが望ましいと(ワタクシが勝手に)思っております。マイノリティの中の最大勢力であるゲイの方々が独自の路線を進んだら、他のマイノリティの方々はさらに孤立してしまうのでは?とも思うので。もちろん、「補完計画」に排他的な意図はないと承知しておりますが。

更に続けさせていただくと、「レインボーカルチャー」(という言い方があるのかどうか知りませんが、マイノリティの方々の文化活動と言ったイメージです)が今以上に世間に流通すると、マジョリティの側のマイノリティの方々に対する垣根が低くなるのではないかなあ、と思っております。マッキーのファンはゲイの方だけではないでしょう? 彼がゲイであることがマスコミに取りざたされても依然として彼は多くの支持を集めているわけで、音楽に限らず、そういった存在が次第にセクシャルマイノリティを身近なものへ、いずれは「ごく普通の存在」にしていくのであろうと思っております。その様なわけで「レインボーアート展」の様な活動には拍手を送りたい気持ちです。

更に蛇足:出勤前にダダダと打ちましたので、ニホン語が間違っている箇所が多々あると思います(ワタクシの場合、何度チェックしても同じですが)。誠に失礼千万、おユルシ下さい。また、差別的と受け取れる部分がありましたら、お詫びいたします。決してワタクシの本意ではありません(本人の気づかない差別が一番たちが悪いことは承知しておりますが)。ワタクシ自身、セクシャルマイノリティのことは活字でかじっただけの若輩(歳はくってますが)で、ピントのずれたことを述べている部分も多いと思います。この点もお詫びいたします。長い駄文(蛇文?)を最後まで見てくださり、ありがとうございました。

2006-03-29

sakura.jpg先週は人の生死について考えさせられる一週間だった。知人が相次いで亡くなったり、大病をしている恩人をお見舞いしたり、海外で働いていた親友が、あわや半身不随かといった大けがで成田に搬送されてきたり、なんだか慌ただしかった。

単調な日常にときとしてポッカリ現れる向こう側の世界。満開になった桜がやけに切なくて、来年はどんな気持ちでその花びらを見上げているのだろうかと、思わずにはいられなかった。

「ゲイ補完計画」はまだ投稿が少ないので、もう少し応募を待ってみます。やっぱりみんな、状況に満足してるってことなのかな? 投稿はこちらのフォームから。

2006-03-26

ゲイ補完計画

hokan.jpgHIV啓発のコピーのやり取りは新鮮でした。いままでサイトをやっていても(カウントはあっても)ほとんど反応がないので、あーあ、また「伏見のことが嫌いでしょーがないくせに気になって仕方ない連中」に奉仕してんのかなあ、などと疑心暗鬼になっておりました。春から有料化しようと思っていたのは、お金で決済できれば納得できる、という面があったのですが、読者といい形でコミュニケートできるのならば、こうした開かれたところでやるのもいいなあ、と。最近、表に出ると、どうしてもストーカーっぽいのとか、鵜の目鷹の目な連中の餌食になってしまうので、QJrのイベントを企画するのも気乗りしないんですね。

だけど、このサイトを媒介にしたコミュニケートはなかなかいい。なので、ここで新たな募集。

伏見が90年代初頭に世に同性愛の問題を問うたときには、ゲイの側から、差別なんてない、よけいなことするな、みたいな矢が陰でたくさん飛んで来たわけです。カミングアウトに対する風当たりは世間よりもゲイ側からのほうがよっぽど強かった(笑)。だけど最近では、「この十数年で相対的に差別は軽減してきて、当事者のリアリティは、ゲイであることを後ろめたく思ったり、そこからひどい抑うつ感を得ている感じから、もっとゲイであることを楽しみはじめている」と発言したりすると、いやいや、まだ同性愛差別は厳しくて大変!みたいな反論が感情的に押し寄せてくるのです。

べつに誰も差別がなくなったなんて言ってないのに、あるいは、反差別の活動が必要ない、なんてまったく言ってないのに、ちょっとでも状況を肯定的に語ると、一部から猛烈なお叱りがあるわけです。伏見自身、差別があったり、当事者が共有する問題があると思うからこそ、QJr含めてさまざま活動もしているのですが……。

どうも、この社会は同性愛に対する差別が満ち満ちていて、ゲイたちはものすごい被差別状況の置かれて生きている、といった世界観の中にいないと不安になる人たちが少なくないらしい。あるいは、いまやバックラッシュが起こっていて、どんどんゲイ差別の状況は深刻になっている、と思わずにはいられない人たちもいる。もちろん、差別はまだ厳然とあるし(差別なんてないと言うほどナイーブじゃないですよね)、個々の現場では悲惨な状況だってあるでしょう。ぼくだって不愉快に思う件がないではない。

でも、伏見が言っているのは、そういう面だけでは、もういまのゲイたちのリアリティをつかまえられない、それとは違う方向に向かっていっている、ということなんですね。そして、そうした時代状況に合ったムーブメントを構想していくべきだ、ということ。

まあ、状況のどこをつかまえたいのか(時代の波頭を語ることに意味がある場合、後衛をすくうことで拓かれる問題…いろいろあります)によるので、世界観にズレがあってもいいわけです。でも、もし、差別がひどいと思うならとっとと闘えよ、と伏見は言いたい。いまやネットという強力な武器もあるのだから、やれることはそれなりにあるはず。かつて、そう感じた人たちがそれなりに出て、アカーの方々をはじめ(伏見も含めて)いろんな試みをやった。そうやっていけばいいだけであって、ぼくに言わせれば、差別と闘うのなんて当たり前のこと。だから、差別があるある言っていて、さしたるアクションもしていない連中、あるいは、ピンとはずれな行為で自己満足してしまう筋には、ン?って感じがある。

反対に、尾辻かな子さんみたいに、具体的かつ建設的な動きをしてくれる人には大いに拍手を贈りたい。彼女のアクションでどれだけ同性愛の問題は注目され、社会的な影響が生じようとしていることか(個人的にも、彼女が世に出てくれたことで、僭越ですが、肩の荷をおろした気になっている)。ただ、尾辻さんばかりに期待しているのも問題なので、みなさんにもご意見をいただきたい。もう年寄りの伏見には新しいアイディアなんて思いつきません。だから、ここで問いたい。

単刀直入に、日本でゲイの差別をなくすには、ゲイたちがより幸福に暮らせるようになるには、あるいは、ゲイコミュニティがもっと面白くなるには、いま、何をしたらよいのか。アイディアだけ募集します。こんなアクションを起こしたら、こんな表現を提示したら、状況をよくすることができる、という企画を募集します! 名付けて「ゲイ補完計画」(←完全にCRエヴァ2の悪影響)。

既存の運動や、すでに手一杯の活動家では思いつかないようなユニークな、奇想天外なアイディアをください。お笑いOK、マジメOK、ナンセンスOK、半径1メートル内の行動でもOK。企画者の実践は不問に伏すので(笑)無責任な企画でけっこうですから、考えてみてください。お待ちしております。万が一、これだ!という投稿があれば、このサイトばかりでなく、QJrでも記事にしたいと思います。

投稿はこちらのフォームから。

2006-03-23

募集終了

エイズ/HIVの啓発のためのコピーの募集を終了いたします。お寄せいただいた作品は以下の通り。

エントリー1● 川西由樹子さん 「極ウスなコスチュームが、ソソるね」

エントリー2● 名無しさん 「こんどの相手は大丈夫?いつもバッグにコンドーム」

エントリー3● 名無しさん 「ちゃんと染るのだ。」

エントリー4● 鬼に金棒悦子に肉棒さん 「馬子にも衣装 竿にも衣装」

エントリー5● 22歳童貞の叫びさん 「今度じゃ遅い コンドーム」

エントリー6● 22歳童貞の叫びさん 「着けないあなたに 今度無」

エントリー7● サクラ☆GSさん 「あなたは間違ってる! 後悔しないエッチとは?」

エントリー8● 名無しさん 「その人に貰っても後悔しない?」

エントリ−9● YOUさん 「感染したら、お金がかかる。」

エントリー10● 森さん 「誰に渡したんだろう。誰から受け取ったんだろう。」

エントリー11● 森さん 「誰に移したんだろう。誰から貰ったんだろう。」

エントリー12● チョブさん 「ハッテン? 後退? 分かれ道のコンドーム」

エントリー13● チョブさん 「それでも、ナマナマしいのがお好き?」

エントリー14● チョブさん 「転ばぬ先の、コンドーム。」

エントリー15● 川西由樹子さん 「着けるための一呼吸の真剣なきみの瞳に、ヤラレちゃいましたね。末永くよろしく、LOVER&RUBBER」

エントリー16● 22歳童貞の叫びさん 「Human Intellectual Victimus 〜知性があるからこそ〜」(*H.I.Vの頭文字に掛けて…)

エントリー17● 瑠花さん 「放蕩息子にコンドーム」

エントリー18● 穴沢ビアンコさん 「アナいとし あなたの穴に コンドーム」

エントリー19● ぼせさん 「どうせなら、健康体」

エントリー20● 小林司さん 「感染させた、かも」

エントリー21● 姫さん 「シャワ浣よしっ! ゴムよしっ! 発射よ〜しッ!!」

エントリー22● 名無さん 「感染はイカンせん」

エントリー23● 名無さん 「精液を受ける前にフト思う、タン壺のタンのイッキ飲み!」

以下、新たな投稿

エントリー24● サクラ☆GSさん 「アンチウイルスチシキ、更新してください」

そうだなあ、少々わかりづらいような……

エントリー 25● 小林司さん 「ゴムを付けたら食べ頃よ」

プレインすぎるかなあ……

エントリー26● YKさん 「穴と、棒と、未来のために」

うーーん、コピーとしてはインパクトに……

エントリー27● YKさん 「あなたのハダカが好き。つけていたならもっと好き。」

女性っぽい感性ですね。でもゲイ向けにはどうかなあ……

エントリー28● YKさん 「ゴム際で食い止めろ」

いまひとつ(笑)……

エントリー29● 名無さん 「テレフォンセックスの次にハイリスクなセックスよ!」

意味がわからないのですが(笑)……

エントリー30● コウジさん 「現役のままでいたいなら、しっかり付けようコンドーム!」

感染しても現役でなくなることはないので。っていうか現役でしょ、みんな?

エントリー31● コウジさん 「お互いの安心のためには最低限のマナーです。」

役所っぽいかなあ……

エントリー32● コウジさん 「家族計画。なくても計画的なセックスを。」

これはなんかいい感じですねえ。

エントリー33● コウジさん 「守りたい、アナタとアナタを愛する人にコンドーム。」

これも役所っぽいかなあ……

エントリー34● コウジさん 「義務!コンドーム」

直接的すぎて説得力が……

エントリー35● rさん 「本当に好きな人に出会ったとき後悔しないために。本当に好きな人を後悔させないために」

「本当に好きな人」はそのときにセックスしたい人に優先するのか、という思想的な問題(笑)……

エントリー36● 好性労働大臣さん 「ツケ上手でないあなたを トコ上手とは呼ばない」

なんか面白い。座布団一枚!

エントリー37● 又尻卯月さん 「付けて突いて 果てるまで外さないで」

これ、なんか叙情っぽくていいね……

エントリー38● Dick Hamelさん 「Beauty is only skin deep Safety is in a skin deep」(人は見た目じゃわからない ゴム一枚で安全に)

やっぱ英語はなあ……

エントリー39● さらさば亭さん 「ぼくら、セーフレ!(safer sex friends)」

いい味出してますね。デザイン次第によってはいいかも。

エントリー40● さらさば亭さん 「薄さ0.03ミリのファイヤーウォール」

すみません、ファイヤーウォールって何?(笑)……

多数のご応募ありがとうございました! この中から表4のコピーを選ぶ、かどうかはまだ決定ではありませんが(笑)、編集部でよく検討してみます。当選の方は、後日ご連絡さし上げます。本当にご協力ありがとうございました。

2006-03-22

ご冥福をお祈りします

aeraq.jpgフォトグラファーの早坂ヒロイチ氏(他のお名前でもお仕事なさっていたのですが、伏見とはこのお名前だったので)が急逝されました。早坂氏には、もう十年近く前、ぼくがAERAの「現代の肖像」に取り上げられたときに、数ヶ月にわたって取材していただきました。(若き日の)エスムラルダや肉乃小路ニクヨとの二丁目での撮影、唐十郎氏などとのシンポジウム、名古屋でのゲイたちとの会議などに同行してくださった姿が、いまでも目に浮かびます。

個人的なお付き合いはなかったのですが、その後はどこかですれ違ってご挨拶する度に、ニコニコと応えてくださいました。右の写真は、うちの近所の河原で相棒と二人で撮影をしてもらったときの、ポラロイドの一枚です。なにかあの頃のぼくらが写し込まれているようなショットで、ぼくはこれがとても気に入って大切に手元に置いていました。

心よりご冥福をお祈りします。

2006-03-20

さらに新着投稿

週末、またいくつかの投稿がありました。以下、ご紹介いたします。

エントリー18●穴沢ビアンコさん 「アナいとし あなたの穴に コンドーム」

すみません! 伏見のコピペのミスで、一節抜けていました。エントリー18は正確には上記のものになります。

エントリー20●小林司さん 「感染させた、かも」

うーん、もう一つ、メッセージがはっきり伝わってこないような……

エントリー21●姫さん 「シャワ浣よしっ! ゴムよしっ! 発射よ〜しッ!!」

妙なお笑い感がいいですね。しかしこの人は受けなのかタチなのか……

エントリー22●名無さん 「感染はイカンせん」

ちょっと言葉遊びの域を出ていないような……

エントリー23●名無さん 「精液を受ける前にフト思う、タン壺のタンのイッキ飲み!」

「マンコに虫」に近いインパクトが! しかし表4には使えないなあ(笑)……

さらにコピーを募集いたします。再度挑戦でもOK。またエントリーされた作品に対する感想、推薦も寄せてください。投稿はこちらのフォームから。

週末は新潟

niigata.jpg週末は新潟へ行ってまいりました。新潟女性財団主催の講演会で、聴衆はおもに中年のおばさまたち。用意していった講演原稿が少々難しすぎることに途中で気づき、「ジェンダーフリーはなぜ駄目なのか」というテーマから、「なぜ「同性愛者」はいるのに「潮吹き者」がいないのか」といった古いネタに方向転換(笑)。みなさんと楽しい一時を過ごすことができました。講演の後は、しばし新潟日報のインタビューを受けて、ホテルへ。

新潟県は、幼少の頃、家族で鯨波海岸に海水浴へ行ったことはあるけど、新潟市は初めてだったので、一泊して夜は現地のゲイバーに繰り出すことに。「視察」というのは言い訳で、こしひかりな男子との出会いを股間に期待していたわけっス。夜まで時間があったので、講演のモードを転換するために駅前のパチンコ店でエヴァを打ち(←病気)、部屋で「女王の教室」を見ていたら(←夢中)、いつのまにか深夜に。「弐号機出撃!」。プロ臭カットで臨んだナイトライフは、テニスサークルのイケメンくんたちの輪にまんまと潜入することができ、眼福、眼福。

翌朝は、某新聞の新潟支局に転勤した旧知の記者とブランチ。竃家というおむすび屋さんで(写真)名物の焼きおにぎりや、味噌のブレンドされたソフトクリーム(美味!)をご馳走になりながら、近況を語り合う。記者の運転で信濃川沿いをドライブし、越後を満喫。遊び過ぎで帰りの新幹線ではすぐに眠りに落ちたのだけど、熊谷を越えた辺りで目覚めると、関東平野一面が砂塵に覆われていた。そんな光景は生まれて初めてで、愕然とした。

2006-03-18

新着投稿

HIV啓発のためのコピー、投稿が増えてきました。クォリティもテンションも高くなってる!? 以下に伏見コメントとともにご紹介しましょう。

エントリー10●森さん 「誰に渡したんだろう。誰から受け取ったんだろう。」

エントリー11●森さん 「誰に移したんだろう。誰から貰ったんだろう。」

ちょっと何を言いたいのかがあいまいなような……

エントリー12●チョブさん 「ハッテン? 後退? 分かれ道のコンドーム」

「後退」という言葉がわかりにくいかなあ……

エントリー13●チョブさん 「それでも、ナマナマしいのがお好き?」

これはかなり好きかもしれない。笑えた。

エントリー14●チョブさん 「転ばぬ先の、コンドーム。」

こちらもなかなかいい感じですね。

エントリー15●川西由樹子さん 「着けるための一呼吸の真剣なきみの瞳に、ヤラレちゃいましたね。末永くよろしく、LOVER&RUBBER」

LOVER&RUBBERはすごくいいんだけど、やっぱり少し長いかなあ……

エントリー16●22歳童貞の叫びさん 「Human Intellectual Victimus 〜知性があるからこそ〜」(*H.I.Vの頭文字に掛けて…)

こってるんだけど、パッと見でわかりにくいかも……

エントリー17●瑠花さん 「放蕩息子にコンドーム」

個人的にはすごく好きです(笑)。

エントリー18●穴沢ビアンコさん 「あなたの穴に コンドーム」

もうひとひねりほしいかなあ……

エントリー19●ぼせさん 「どうせなら、健康体」

これはプレインでいながらなかなかの説得力。ご職業がしのばれますなあ(笑)。

さらにコピーを募集いたします。再度挑戦でもOK。またエントリーされた作品に対する感想、推薦も寄せてください。投稿はこちらのフォームから。

2006-03-17

朝日新聞社内報 A’

aa.jpg最近、新聞社がらみの件が多い。

昨晩は某新聞社のみなさんと二丁目で呑んでいて、なにげに社内事情など伺って、ほー、とか、へー、とか異世界の話しを訊くようで面白かった。なにせ、伏見はこれまで会社組織で働いたことがないので、「同僚」とか「上司と部下」という関係性自体が謎めいていて、それだけで好奇心がビンビンに膨らんでしまうのだ(いや、サムソンビデオのイメージではなく)。いったい何十年もいっしょの職場にいるってどんな気分なのだろうか、とか、喧嘩したらどうやって関係を修復するのだろうか、とか、気の合わない人とはどう付き合うのか、とか、やっぱ派閥争いとかあるのだろうか、とか、不思議の国を想像するよう。

今日は、前にインタビューを受けていた朝日新聞社の社内報 A’(エー・ダッシュ)が送られて来た。朝日の社員とOBが購読している雑誌らしい。伏見は「ここが好き・嫌い朝日新聞」というページでクソえらそうなことを発言している。小心者なので、はじめは天下の朝日を批判なんてできません、褒め芸で媚びを売ろうと目論んでいたのだが、旧知の記者に乗せられて、結局、言いたい放題。ふだんテレビ欄くらいしかまともに目を通していないのに、ゲイの報道が少ないとか、経済面が難しいとか、過去の論説の総括ができてないとか、イッチョマエなことを語ってしまったのだ。

ついでに、「黒ひゲイ危機一髪」に関する朝日の報道に対しても釘を差しましたが。「運動団体」が差別を告発したからといって、すぐにそれを報道するのではなく、当事者のいろいろな意見をすくえとか、そんなこと。あの記事は確かに客観報道だったけど、朝日が報じること自体に影響力が生じてしまうわけだから。

まあ、それはいいのだけど、そのA’が実に興味深かった。社内の新しい事業のレポートとか偉い人のインタビューとかはなんでしたが、巻末にある、退任される方々を紹介した「お疲れさまでした」というページや、亡くなられた方を記した「ありし日をしのんで」に目が止まった。そういうのを見ていると、企業ってやっぱ家族的な機能を果たしているんだなあ、と。自分と同い年の記者が急性心不全で亡くなったことが記事になっていて、胸が痛んだ。彼はその短い人生をどんなふうに駆け抜けたのか。働き過ぎだったのかなあ。なんだかじんわり考えさせられた……。

コピー講評

応募いただいたHIV啓発のためのコピーですが、現在のところ9作品がエントリーしております。まだ募集は続けます。とりあえず、QJr編集長としてのコメントなど加えたいと思います。

エントリー1● 川西由樹子さん 「極ウスなコスチュームが、ソソるね」

印象として、ちょっとありきたりというか、インパクトに欠けるような……

エントリー2● 名無しさん 「こんどの相手は大丈夫?いつもバッグにコンドーム」

「バッグ」は「バック」にかけているのでしょうか。もはや、自分は大丈夫か(感染させる可能性はないのか)という突っ込みが入ってしかるべき状況なので、一方通行な表現になっているような……

エントリー3● 名無しさん 「ちゃんと染るのだ。」

いろいろなメッセージを込められているのだとは思いますが、その心は?と訊きたくなるわけです。オチがわからないとコピーとしては難しいような……

エントリー4● 鬼に金棒悦子に肉棒さん 「馬子にも衣装 竿にも衣装」

個人的には超好きなのですが、啓発のメッセージという意味ではどうだろう……(笑)

エントリー5● H.N 22歳童貞の叫びさん 「今度じゃ遅い コンドーム」

もうひとこえ!って感じでしょうか……

エントリー6● H.N 22歳童貞の叫びさん 「着けないあなたに 今度無」

こっちのほうがいいと思います。伏見的にはけっこうお気に入りかも……

エントリー7● サクラ☆GSさん 「あなたは間違ってる! 後悔しないエッチとは?」

「間違っている」という言葉は強烈です。セックスに、正しい正しくないの価値基準を直接的に持ち込むのはどうかなあ……

エントリー8● 名無しさん 「その人に貰っても後悔しない?」

これも、自分が「あげる」かもしれないという視点が繰り込まれていないので、時代的には少々ズレがあるような……

エントリ−9● YOUさん 「感染したら、お金がかかる。」

説得力のある表現ですよね。よく長谷川博史さんがこうした観点で発言されていますし。

……という感じですが、さらにコピーを募集いたします。QJrの表4に載せて強いインパクトを持つものをお送りください。再度挑戦でもOK。またエントリーされた作品に対する感想、推薦も寄せてください。投稿はこちらのフォームから。

2006-03-15

コピー募集更新 3.16

HIV/エイズ啓発のコピーの募集ですが、本日届いたものを含めてエントリーした作品は6本。まだまだ広く募集いたします。同じ人からのものでもOK。想像力を駆使して感染防止に役立つようなコピーを考えてください。当選作はQJrの啓発広告で使用させていただきます。謝礼はQJrの献本になります。ペンネームは明記してください(記されていなかった方は「名無しさん」になります)。

投稿はこちらのフォームをご利用ください。以下、これまでの応募作品。

エントリー1● 川西由樹子さん 「極ウスなコスチュームが、ソソるね」

エントリー2● 名無しさん 「こんどの相手は大丈夫?いつもバッグにコンドーム」

エントリー3● 名無しさん 「ちゃんと染るのだ。」

エントリー4● 鬼に金棒悦子に肉棒さん 「馬子にも衣装 竿にも衣装」

エントリー5● H.N 22歳童貞の叫びさん 「今度じゃ遅い コンドーム」

エントリー6● H.N 22歳童貞の叫びさん 「着けないあなたに 今度無」

エントリー7● サクラ☆GSさん 「あなたは間違ってる! 後悔しないエッチとは?」

エントリー8● 名無しさん 「その人に貰っても後悔しない?」

エントリ−9● YOUさん 「感染したら、お金がかかる。」