2006-10-23

Kansai Rainbow Paradeのご成功おめでとうございます!

昨日、10/22(日曜日)に大阪で初めて行われた性的少数者たちのパレードは、900人もの参加者を集め、大成功のうちに終わったとのことです。スタッフを務めたみなさん、歩かれたみなさん、本当におめでとうございます。

なんでも大阪の市長さんや知事さんからも祝福のメッセージが届いたそうで、今回のイベントが、性的少数者の運動をまた一歩前進させたことは間違いありません。こうやって各地で社会的に声を上げていく人々が増えていけば、もっと性的少数者が生きやすい世の中になるのでしょう。来年もがんばってください!

2006-10-21

【ゲイバァ伏見】vol.14

【ゲイバァ伏見】vol.14を配信しました。購読者のみなさん、ご確認ください(いま気づいたのですが、日付が10.14になっていますが、10.21の間違いです。申し訳ありません!)。

今週は「秋の読書特集」ということで、蔵出し書評原稿をアップしています。

● 高橋源一郎『あだると』(集英社文庫)
● 四方田犬彦『狼が来るぞ!』(平凡社)
● 梁石白・高村薫『快楽と救済』(日本放送出版協会)
● 村瀬学『13歳論』(洋泉社)
● イブ・コゾフスキー・セジウィッグ『クローゼットの認識論』(青土社)
● 長山靖生『鴎外のオカルト、漱石の科学』(新潮社)
● セレナ・ナンダ『ヒジュラ』(青土社)
● 小谷野敦『江戸幻想批判』(新曜社)

*次回のメルマガ購読者の募集は11月になります。

2006-10-15

KING 11月号(講談社)

KING.jpgめずらしく青年誌に出ています。「ゲイブーム」の頃はポパイとかホットドッグプレスとかにお呼ばれしていたのですが、最近こういう雑誌とはとんと縁がありませんでした。取材で会った編集の男子たちが自分よりひとまわりも年下で、あぁ、時代の空気はもうその世代が作っているんだなあと、新鮮な気分になりました。

編集者には『男子のための恋愛検定』が目に留まったみたいで、伏見は特集で昨今の恋愛傾向についてコメントしています。デブ顔をさらすのは抵抗があったのでイラストにしてもらったのですが、あれ、似ているでしょうか(笑)。写真は「写りが悪かった」でごまかせるけど、イラストは印象なので他者にとっての真実。そっか、自分ってこうなんだと、膝を打つ思いだった?

2006-10-14

【ゲイバァ伏見】vol.13配信

【ゲイバァ伏見】vol.13を配信しました。購読者の方はご確認ください。今回は野口勝三氏との対談の最終回。

「新木場事件とHIV、公共性と情緒」その3
野口勝三(京都精華大学助教授) vs 伏見憲明(オカマ)

● 都合のいいところだけ「自己決定権」を利用している?
● 感染率を高めるような性行動の様式が、ゲイというカテゴリーのなかで構造化されている
● 反差別運動の負の遺産
● かつては「過激派」、いまや「保守反動」?
● 変化を捉えられないと、時代のリアリティとずれてしまう

2006-10-09

マツコ大活躍!

QJ3.jpg巨漢のドラァグクィーン、マツコ・デラックスがTBS系のワイドショー「ピンポン!」にレギュラー出演している。先週は知らずに見過ごしてしまったが、今日はバッチシ拝見。なんだか感慨深かった!

午前中から見るマツコの姿はかなりのインパクトで、福澤アナはじめ周囲を喰っていた。おぉ、これでスター街道まっしぐらかもしれない。「クィア・ジャパン vol.3ーー魅惑のブス」の表紙を飾った辺りでブレイクするかと思っていたのだけど、まだ早かったのかタイミングが悪かったのか、メジャーにはならなかった。オネエタレントの活躍のおかげで世間もオカマに慣れ、ちょうど彼らの影が薄くなったきたところでの、満を持しての登場。

その毒々しさを失わずに、このまま芸能界でトップ目指してがんばってほしい。テレビのこちら側から応援していよう。

2006-10-07

【ゲイバァ伏見】vol.12配信

【ゲイバァ伏見】vol.12を配信しました。前号は一部の購読者へのメールに文字化けが生じ、ご迷惑をおかけしました。今回、文字化けしやすい記号などは排除してお送りしましたが、ちゃんと届いたかどうか。ご確認お願い申し上げます。

〈目次〉

● 書評『「薔薇族」の人々』(伊藤文学著/河出書房新社)
*時事通信と、現代性教育研究月報に寄稿した2本を掲載

● 特別対談・野口勝三 vs 伏見憲明「新木場事件とHIV、公共性と情緒」

・野外ハッテンは権利ではなくグレーゾーン
・マイノリティは「常識」や「普通」に逆立ちする?
・すべてのノンケが敵ではない
・情緒の共有より論理こそが大事
・性が許される空間、許されない空間

2006-10-02

伏見憲明のお薦め本

【著作/対談】

dannshi.jpg●『男子のための恋愛検定』2006.4
理論社/よりみちパン!セ
1200円+税 
過去いろいろな文脈で書いてきた恋愛論を、思春期の若者にも伝わる言葉でまとめてみた。伏見憲明の恋愛論を総括した一冊。恋を侮ることなかれ、そして、愛を恐れることなかれ。
 
 

sabishisa.jpg●『さびしさの授業』2004.12
理論社/よりみちパン!セ
1000円+税 
この世界に居場所のない人たちが、いかにして生きる場所を得ていくことができるのか、をテーマに書いた。現在いじめを体験している子や、いまだ過去の傷が癒えない人々に贈る言葉。さびしさこそ、他者とのつながりを生み出す絆かもしれない。
 
 

kyouenn.jpg●『性という[饗宴]』2005.1
ポット出版
3400円+税
たしかにお値段ははるが、それ以上の内容を保証する対話撰集。メンツも豪華で、瀬戸内寂聴氏から安野モヨコ氏まで有名無名の「性人」たちと縦横無尽に語り合っている。総勢50人以上。そしていま問題の「ジェンダーフリー」を、保守派対フェミニズムの対立軸を超えて考察する議論の数々……。
 
 

zouho.jpg●『ゲイという[経験]増補版』2004.1
ポット出版
3500円+税
ゲイライターとして長きに渡って書き綴ってきたものを網羅した代表作。単行本未収録だった、日本のゲイの歴史をたどった「ゲイの考古学」や、さまざまな媒体に発表したエッセイ、評論の他、デビュー作の『プライベート・ゲイ・ライフ』(1991)や、エッセイ集『キャンピィ感覚』(1995)までもが付録として再録されている。
 
 

majyo.jpg●『魔女の息子』2003.11
河出書房新社
1200円+税
初の本格小説にして、第40回文藝賞受賞作。帯に版元が「自伝的小説」としてしまっているが、実際には、私小説的な要素はあるにしてもかなり創作された内容。小説作品は本作からすっかり間が空いているが(笑)、07年は創作が仕事の中心になる予定。
 
 

hentai.jpg●『変態(クィア)入門』2003.7
ちくま文庫/筑摩書房
740円+税
1996年に『クィア・パラダイス』として翔泳社から出版した対談集の文庫化。いくつか差し替えがあるものの、90年代中盤、社会に顕在化してきた性的少数者たちの姿を生身の言葉で伝えている。いまではLGBTIといっしょに語ることが多くなった人々が、互いのありようを本音で語り合っている。
 
 

seisei.jpg●『〈性〉のミステリー』1997.3
講談社現代新書/講談社
700円+税
10年近く前に発表され、現在まで版を重ねているロングセラー。『プライベート・ゲイ・ライフ』で提出したオリジナルの議論をわかりやすく整理し、「性の多様性」を主張した。「相対化と懐疑論の時代」の思考を詰め込んだ著作と言える。
 
 

gijyutugijyutu.jpg●『快楽の技術』1997.11
河出文庫/河出書房新社
600円+税
親友の斎藤綾子さんとお互いのセックスについて徹底的に語り合った対談集。1993年に単行本として出版したときにはまだ、個人的なセックスについて公にするなどセンセーショナルなことだったが、果敢にチンコ、マンコと唾を飛ばし合いながら活字にしていった。いまだに河出文庫の棚で動いている超ロングセラー。
 
 

【編集作品】

ikinokoru.jpg●『クィア・ジャパン・リターンズ vol.2 生き残る。』2006.7
ポット出版
1900円+税
「ふつう」の社会人ゲイはどんな毎日を送っているのだろうか。さまざまな職業のゲイに、職業人として生活者としての自身を語ってもらった。またHIVの現在の問題を浮き彫りにした議論や、ペットとのパートナーシップで行き難さをしのいでいる人たちの座談会なども収録。
 
 

anatanitte.jpg●『クィア・ジャパン・リターンズ vol.1
あなたに恋人ができない理由 関係が続かない原因』2005.11
ポット出版
1800円+税
大塚隆史、長谷川博史、ラク氏による座談会「セックス、恋愛、パートナーシップ」は、性愛論、パートナーシップ論として珠玉の出来! また若い世代による座談会「ポスト・マッキー世代」では、いまどきの緩い若ゲイたちのリアリティがムーブメントのありように疑問を投げかける。パレード写真集としても楽しめるグラフィックな一冊。
 
 

vol.0.jpg●『クィア・ジャパン・リターンズ vol.0
ぼくらはどこから来て、どこへ行こうとしているのか』2005.7
ポット出版
1800円+税
差別がないわけではない、でも差別で人生真っ暗なわけでもない2000年代のゲイたち。そんな彼らのリアリティにどうしたら迫ることができるのか。そんな試みの一つとして復活した「クィア・ジャパン」シリーズ。勁草書房版よりも一般ゲイにマーケティングした雑誌に編まれている。

2006-09-28

仲人業

flowers.jpgということでもないのだけど、趣味が高じて、最近やたらいろいろな人のカップリングをやっている。もちろんお金をいただいているわけではなく、単なるボランティアなのだが、とても充実感がある。

大方の人は人生においてパートナーを見つけることにプライオリティがあって、でもなかなかお相手が見つからないことで悩んでいる。そんなみなさんのお役に立ちたいと、おせっかいに生き甲斐を感じる今日この頃なのだ。以前からその傾向はあって、周囲ではありえないカップルを作るのに定評があったし、QJr vol.1でもお見合い企画をやったのだけど、ここのところやけに過熱気味。

ゲイの社会的な問題については、もう尾辻かな子さんやら次世代の活動家やらに安心してお任せできる状況なので、おばさんはお見合いババァでもやっていればいいと思っている。ネットの出会いやハッテン、ゲイバーなどではいいお相手を見つけられない人のお手伝いこそ、活動引退後の生き甲斐? っていうか、自分のシモの現役感がなくなってくると、代替行為として他人のシモの世話をしたくなるのかもね(笑)。

いまもお預かりしている方が何名かいるので、どなたかいい「物件」があったら、ぜひとも情報を交換しましょう。ただし、自薦だと背景がわからないので、お友達で推薦できる人がいたらご連絡ください、ということで。いつか、おせっかい好きな人の「仲人リンク」を作ってもいいかもね。

2006-09-25

再開

skyhigh.jpg顔に染みができるのを恐れて夏の間さぼっていた散歩を再開。

秋の空は高く、空気が澄んでいて気持ちがいい。殺伐とした気分にさせてくれる本を数冊一気読みした後なので、心身が癒される。高血圧や糖尿予防のためばかりでなく、心のデトックスをしないと、仕事ができなくなった。勢いだけでは走りきれないお年頃ですね。

気持ちのよい晴天に河原の猫ちゃんたちもお昼寝。猫への欲求がこみ上げてくる。あぁ、捨て猫の斡旋団体の門を叩こうか、どうしようか。タヒチへ行って猫殺しの作家に、殺生する前の子猫を譲ってくれるよう頼もうか(笑)。手が自然に猫を求めてしまう。猫欲者? 

2006-09-23

【ゲイバァ伏見】vol.11配信しました

DS.jpg購読者のみなさま、【ゲイバァ伏見】vol.11を配信しました。今週のコンテンツは、以下の通り。

●対談・野口勝三(京都精華大学助教授)vs 伏見憲明(オカマ)
「新木場事件とHIV、公共性と情緒」その1

・パレードもムーブメントも好天とはかぎらない
・かつては、リブを押し付ける活動家は少なかった
・「全裸」を報道することは不適切か?
・リスク管理を語ることは当然

●読者様から

*次回の購読者の募集は11月です
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● 出だしだけちょっとだけアップロード

ここのところ毎晩深夜まで、米国のドラマ「デスパレートな妻たち」の再放送を観ていて、ちょっと寝不足気味のノリ江ママです。それでも一日トータルで八時間は寝ているんだけどね(笑)。

ホント、海外からの輸入ドラマはいろんな刺激をもたらします。「冬のソナタ」は下半身から日韓の交流を促進したという意味で、戦後史に残る事件だったし、「チャングム」も、ある意味、日本人が初めて朝鮮にも歴史があったことを知った、重要な体験だと思うのね。やっぱ先方の歴史を知ってこそ、尊重や尊敬が生まれるし、共感を生じることが出来るんだと思うの。戦後世代に、まず植民地支配の反省から、では無理。ママったらこれらのドラマによって実は初めて、朝鮮の方と自分が同じ人間だ、という「感覚」を得られた気がするのよ。「理性」ではなく、肉体化した感覚として。やっぱそれを得るには、知識と情感を共有する経験を通じる以外にはないんだ、と再認識した次第。

なので、ママは「デスパレート」を観ながら、アメリカの中産階級の主婦に思いを馳せているわけです。そっかー、アメリカって、女子はみんなキャリアウーマンかウェイトレスなのかと思っていたら、大都市の郊外にはそこそこリッチな専業主婦がいまでもたくさんいるんだ、などと当たり前のことに感心してたりする日々。「デスパレートな妻たち」はもうじき第2シーズンがはじまるけど、第1シーズンもDVDになっているので最初からフォローできます。ゲイテイスト満載で、笑えるし、毒もありで、月九ドラマとかよりはよほど頭に血液が流れます。……

2006-09-16

【ゲイバァ伏見】vol.10配信

明日はいよいよ札幌のパレードですね。10周年おめでとうございます! 10年続けるってホントすごいことですね。関わったみなさんのご尽力に拍手、拍手。伏見は今年残念ながらお伺いできませんが、ご成功を心よりお祈りしております。レポートが楽しみです。

さて、今週の【ゲイバァ伏見】を配信しました。購読者の方はご確認ください。コンテンツは以下の通り。

〈駄デブ日記〉芸能人シリーズ!
・○○寛との因縁
・西城秀樹様とのご縁
・○輪センセの悪釜発言

〈エッセイ〉
・隠れホモ、頭隠して尻隠さず

2006-09-09

【ゲイバァ伏見】vol.9 配信しました

【ゲイバァ伏見】vol.9を配信しましたので、購読者の方はご確認ください。

今週はお便りが多かったので、そのお返事が中心になっています。それと小説。

有料メルマガを発行する以前、ブログとかmixiとかいろいろ試してみましたが、やっぱプロの物書きとしてはノーギャラで文章を書くことに抵抗がありました。ところが有料にした途端、メールの返事も心を込めて書ける。日記も必死になってネタを集める。たとえ購読者の中に悪意を持ってそれを読んでいる人がいたとしても、お金を払ってくれているかぎりノープロブレム。お金っていろんな感情を気持ち良く処理してくれますね(笑)。

*次回の購読者の募集は11月を予定しています。

2006-09-08

『男子のための恋愛検定』に安堵

kentei.jpg突然、自分の出した本が「本当にちゃんと書けていたのか」と不安になり、読み返してみる。が、ページを繰り出したら止まらない。自分の考えと同じことが書かれているし、期待通りの展開になっていく!(当たり前) 一気に読み終えて、なぜか安堵。『男子のための恋愛検定』(理論社)けっこう面白いじゃん。

『さびしさの授業』も、出版後「あれでよかったのかなあ」としばし疑問がまとわりついて離れなかった。でも間をあけて読み直してみたら、まあ、こんなものだろう、と落ち着いた。結局、書いた本は自分以上の内容にはならないし、そのときいっしょうけんめい文章を綴れば、自分以下のものにもならない。妙な納得を得た。

2006-09-05

セクシュアリティと政治

大阪府議の尾辻かな子さんの活躍や、ジェンダーフリーなどをめぐる保守派の巻き返しで、ゲイコミュニティの中でも「政治」への意識が高まりつつあるようです。とてもいい傾向ではないでしょうか。自分たちの共益を実現するために積極的に政治にコミットメントすることは、今後、絶対に必要。

そうした議論を深める場として、玉野真路氏(アリーチェ)がmixi内に「セクシュアリティと政治」というコミュニティを立ち上げました。興味のある方は参加されたらいかがでしょう。まずは、当事者のコンセンサスを形成していく場を持つことからはじめなくてはなりません。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1233034

黒い影を感じるニュース

なにやら黒い影を感じるニュースが2つ。都城市の男女共同参画社会づくり条例から、「性別又は性的指向(以下「性別等」という。)にかかわらず」という文言が削除されようとしている件と、東京都の石原慎太郎都知事が、歌舞伎町や新宿二丁目に条例で規制をかけたいと発言した件、どうも嫌な感じですね。こういう動きには警戒をしたほうがいいと思います。

詳細については、尾辻かな子さんのブログと、Japan Gay Newsを読んでみてください。

2006-09-02

【ゲイバァ伏見】vol.8 配信

seizennsou.jpg【ゲイバァ伏見】vol.8を配信しました。会員の皆様はご確認ください。今週のコンテンツは以下の通りです。

目次
〈駄デブ日記〉

・母の生前葬(写真)
・ホテル○○に入っている某中華レストランは最低です
・奇跡を呼ぶオカマ、それはノリ江!

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*今回は〈駄デブ日記〉の出だしを「ちょっとだけよ」公開

×月×日 「母の葬儀」
先日、母の葬儀を行いました。……といっても「生前葬」ですが(笑)。そして「葬儀」といっても、レストランに親戚を集めてみんなでお食事をしただけのことですが。

以前から、自分が死んでも葬式だけはしないでほしい、というのが母の口癖で、ぼくはそれでいいと考えてきました。ぼく自身、自分の葬式なんてしてもらいたくないし、鳥葬にしてもらうのがいいくらい。しかし、いざご臨終になったときのことを考えると、「そんな非常識なことはできない」と親戚筋に反対されることは想像に難くありません。あるいは、病院で息を引き取ったら、お抱えの葬儀屋をその場で無理やり押し付けられて、故人の気持ちなど「常識」の前にまさに葬り去られてしまう。だとしたら、そのときどうしたらいいのか母が元気なうちから準備しておくのがいい、と本やらネットでいろいろ調べてみました。

その過程で、それだったら、お別れの会を先にしておくのがいい、水の江瀧子のように「生前葬」をしたらどうか、と考えるようになりました。83歳で一区切り、親しい人たちとお別れをして、あとは本当の余生として過ごしたら?と何気なく言ったら、母もそれは望むところだ、とすごく乗り気で、思い立ったが吉日、さっそく親戚に電話をし、会場を予約し、ご招待状(以下)を郵送しました。……(以下、メルマガでのみ)

*次回のメルマガ購読者の募集は11月です。

2006-08-26

【ゲイバァ伏見】vol.7

r.jpg本日、【ゲイバァ伏見】vol.7を配信しましたので、購読者の方はご確認ください。

〈目次〉
● 読者様から

● 駄デブ日記
・「ローマの哀愁」
・目が離せない!
・ノリ江、聖誕祭
・時代はかな子の手に
・佐藤B作の想像力

●書評
中村うさぎ著『私という病』(新潮社)

*次回のメルマガ購読者の募集は11月に予定しております。
お申し込みはそのときに!

2006-08-25

佐藤B作の想像力

日テレの「ダウンタウンDX」という番組で、俳優の佐藤B作がこんなネタを披露していた。同窓会の後で幼なじみの男性と二人で山に登ったとき、ふいに愛を告白され、迫られた。気持ち悪く、「怖かった!」

その話しぶりにまったく友情も憐憫もなく、ただ同性愛への嘲笑しかないことに、すごく不愉快になった。いっしょに笑うだけだった周囲のタレントに対しても、憤慨している。

その幼なじみだって、本当に佐藤のことが好きで、思いあまって気持ちを告白し、ノンケの男性が女の子にするのと同様に迫っただけだろうに……。まあ、気持ち悪く感じてしまったことを責める気はないが(それは人それぞれの感性だから)、でも、そのことで友人を世間の笑い者にし、少なくとも佐藤の旧友たちには個人が特定できるようなディテールまで公開し、「それ以来会ってない」などと斬り捨ててしまうのは、ひどすぎる。

こういう番組を放送することは、差別語を不用意に口にしてしまうことより、よほど悪質だ。人権とか差別とか以前に、人間としての想像力ややさしさのかけらもない。俳優業をしていればゲイのひとりやふたり知人にいるだろうに、そういう人たちへの配慮はないのか。そんなことで役者ってできる商売なのか。

http://www.ytv.co.jp/dtdx/contents/midokoro/midokoro.html

2006-08-21

いただいたご本『愛する男たちの伝説』

matunaga.jpg『ポン・ヌフ物語』『料理人』に続く松永尚三さんの小説。「1980年代を舞台に、ゲイのカップルたちの「愛」をめぐる葛藤と、ロマンティックな恋模様を描いた哀しく、美しいメロドラマ」(帯より)。大阪府議会議員の尾辻かな子さんや、世田谷区議の上川あやさんも推薦に名を連ねている。

●松永尚三『愛する男たちの物語』(文芸社)1500円+税

2006-08-19

【ゲイバァ伏見】vol.6配信

06_08_06_17_37.jpg【ゲイバァ伏見】vol.6配信しました。購読者のみなさん、ご確認ください。

*写真(左)はエッセイに記したものです。

【ゲイバァ伏見】vol.6目次

●ご挨拶
●読者から
●駄デブ日記
・8月3日はビザ記念日
・長野で墓参り
・ゲイバァ伏見、開店
・東京レズビアン&ゲイパレード
・勝三先生はマヤ?
・リスさんごっこ
・進化しました
●書評/田口ランディ著『被爆のマリア』(文藝春秋)