2005-05-13

ドッジボール

ベン・スティラーがマッチョな悪役に…
ビデオスルーにならなくて良かった!
ドッジボール

小柄で、二枚目じゃないけど、ちょっと憂いをおびた瞳が魅力的なベン・スティラー。両親がコメディアンで、本人もコメディアンとしてデビューした彼だが、日本公開作品は、『メリーに首ったけ』『僕たちのアナ・バナナ』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ズーランダー』など、ちょっと(かなり?)おかしな二枚目半、だけど最後にヒロインをものにするといったおいしい役どころが多かった。ところが、この作品ではマッチョな悪役に扮し、最初から最後まで、やりたい放題。
同じくベン・スティラー主演で、テレビをリメイクした『スタスキー&ハッチ』がビデオスルーだったのに、この超マイナースポーツを題材にした『ドッジボール』が劇場公開されたのにはびっくりした。しかも、感動要素は皆無のおバカ満載の映画である。年に数本しか映画を観ない人にはすすめないが、くだらないこと大好きな人には超おすすめ。まったくもって、くだらないことに、あれだけ心血注げるベン・スティラーって、やっぱりかっこいいと思う…。

で、物語はいたって簡単。スポーツジムを経営するベン・スティラー扮する悪役オーナーが、近所の貧乏ジムを買収しようと企てる。ところが、貧乏ジムの常連客がそれを阻止するため、ヴィンス・ヴォーン扮する、やる気のないオーナーを担ぎだして、ドッジボール大会にエントリー。優勝賞金を獲得してジムを存続させようと奮起する。それを聞いた悪役オーナーは、自らチームを結成し、大会にエントリーしてそれに邪魔立て。さて、勝利はどちらに…、というお話。

ちなみに、映画で披露されるドッジボールは、私たちが知っているものとは違う。パンフレットによると、「ADAA」というアメリカの新しいルールのドッジボールで、各チーム6人の選手が、6個のボールを使って戦う。ボールが6個もあるので、自分がボールを持っていても当てられる危険があって、とってもスリリング。何でも、アメリカではこの新しいドッジボールがじわじわと人気になっていて、各地に成人のドッジボール・リーグが誕生しているというのだ。

ほんとかなぁ?