2003-01-14

大学生は図書館をどのように見ているか

 図書館の貸出をめぐる論争が盛んである。2002年11月7日にはNHK総合テレビ「クローズアップ現代」で「ベストセラーをめぐる攻防~作家 vs図書館」という番組が放送された。そこでこの番組を11月30日に京都学園大学人間文化学部の「メディア論」を受講している学生に見てもらい、レポートを書いてもらった。なお、回答者は1回生から4回生までの41名である。

【設問】
本日のビデオ「ベストセラーをめぐる攻防~作家vs図書館」(NHK総合テレビ「クローズアップ現代 no.1659」2002年11月7日19:30-19:55放映)を見て、

1●ベストセラーなど人気のある本を公共図書館が大量に購入して利用者に提供すること、

2●出版社がそのことによって販売機会を奪われていると主張していること(「売られているのが8億冊、借り出されているのが5億冊」?)、

3●作家などが図書館での貸出になんらかの制約が必要ではないかと考え始めていること、

について、読者の立場でどう感じるか、自由に書いてください。

4●また、番組で紹介されていた図書館のネットワーク化やビジネス支援の図書館など、新しい図書館の取り組みについて、感想があれば書いてください。

【回答分類】

1●図書館がベストセラー本を提供することについて

利用者としては歓迎である
●ベストセラーが大量に購入されると読みたいひとに広く行き渡るから、読者側の立場なら得である。
●図書館の貸出が有料であれば、それは作家などになんらかの保証をされるべきだと思うが、図書館での貸出は大体が無料である。その場合どうであろうか?図書館に著者の本が一冊置かれることで多くの宣伝になるわけで、それが売り上げに通じると思うので図書館に本が置かれていることは世間に認められていることであり、作家としては喜ぶべきことではないだろうか。本が置かれることのない作家だっているのだから。
●人気のある本を図書館で貸出してくれているのは、私たちのような利用者にとってはとても便利だと思います。そのことで出版社などの販売数が減ってきているのもまた当然の事だと思いました。
●読者の立場から見るとそれはうれいしいことだと思う。新作は人気があってすぐに借りられてしまうだろうから、大量に購入してもらえれば借りやすい。本が返却されるまで待っていたらその本は新作ではないものになってしまう。
●読者から見れば、ベストセラーの本がただで借りられるのだから、これほど良いことはないと思う。
●現在、公共図書館の本は増えている一方、利用の人も多くなっている。だから公共図書館が大量に購入する。借り出せるなら、皆借り出したいから、別に本を買わなくても読めるから、図書館を利用する。
●読者の立場から公共図書館でただで読みたい本を読めることが一番いいと思います。例えばレポートのためにとか、あまり使わない本は図書館であれば、借りればいいです。
●読者の立場としては図書館の大量購入について賛成である。私たちはおもしろい本を出来るだけお金をかけずに読みたい。図書館はそんな私たちにこたえてくれている。だから賛成である。
●読者として、ベストセラーが図書館で借りれることは安くあがっていい。でも読みたい時に、予約待ちで2ヶ月とか6ヶ月も待ってまで読みたいとは思わない。本が出てすぐ読みたいから、予約待ちは嫌だと思う。
●それが図書館の元々の役目だから仕方ないのでは?CDでもそうだが、借りて読むことと買って読むことではまた違う価値がある。本そのものが好きなら買って、ただ読みたいだけなら借りればいい。
●公共図書館がベストセラーの本を購入して提供することはいいと思います。そのせいで書店などの売り上げが下がるのはしかたないことだと思います。図書館は市民に多くの本を貸し出すことが仕事なのでしかたないことだ。
●僕にとっては公共図書館がベストセラーや人気のある本を大量に購入して利用者に提供することはとても喜ばしいことである。なぜかというと、お金を使って本を買うよりも、無料で借りれることの方が非常に得だからである。
●利用者の読みたい本が図書館にあれば、図書館に行こうという気にさせ、良いこと
だと思う。
●出版社が販売機会を奪われるという問題点は確かにあるが、図書館が生き残っていくためには、ベストセラーを置くことは良い方法だと思った。ニュースでハリー・ポッターの新刊がものすごい速さで次々に売られていくのを見た。書籍もこんなに大量の売れ行きなのだから、図書館も行動を起こしてもいいと思う。利用者にとってはうれしいことだし。
●たしかに図書館に行ってベストセラーの本を無料で見ることができる点はいいことだと考えます。例えば、ハリー・ポッターの本を読みたいなと思った時に本をかうとお金がかかってしまうという点がありますが、その本を無料で貸してもらうという点はいい所だと思います。だから図書館の取りくみについては私はいい方法だと思います。
●ただ読むだけで満足出来る本はタダで読める図書館がとてもありがたいです。僕は今の図書館のやり方で賛成である。なぜなら人気のある本を大量に購入しても、必要な本はずーと手もとに置いときたいので、きっと買うと思う。作家さんにはわるいがおもしろい本をかけばいいと思う。

ベストセラーの購入には賛成できない
●ベストセラーの本や人気のある本ばかりを購入せず、番組の中で言っていた図書館によって置く本や専門書を分ける方がいいと思う。それによって作家と図書館の関係も緩和されると思う。
●最近では図書館の利用者が減っているとはいえ、図書館側がそこまでのサービスをするのはやりすぎでは、と思ってしまう。
●公共図書館が無制限にベストセラーを購入するのは反対です。ビデオで観てとても驚いたのですが、同じ本を100冊以上同じ図書館に入れるのはおかしいと思います。本屋とは違うのだから1つの作品を1冊購入して貸し出すのが理想ではないでしょうか。書架に同じ本がびっしり並んでいる光景はおぞましかったです。
●発売と同時に本が貸し出されるのは少し問題があると思う。それがベストセラー本だと本の売り上げが伸び悩み、作者に収入が入らず、出しても出しても利益が出なくなる悪循環になる。図書館側はそれでうまくいってもどこかでうまくいかないところが出てしまう。
●図書館は税金で成り立っているのだから、市民の意見を聞くのは当然だと思うけど、ベストセラーの大量購入はあまりよくないと思う。ベストセラーはその時だけだし、あとになってあまり借りられなくて在庫のように貸し出されずに残るような気がする。それでは有効に税金が使われていないような気もする。
●ベストセラーの大量購入はやめて、購入の制限をしたらいいと思います。不満に思う図書館の利用者もいると思うが、そこは図書館側がなんとかしないといけない。ベストセラーにたよらない図書館がこれかれもふえるとうれしい。
●人気のある本を仕入れるのはよいことだと思うが、人気取りのためだけに仕入れるのならやめたほうがよい。
●図書館がベストセラーを大量に購入することは問題があると思う。利用者のリクエストに応じるのはよいことだと思う。しかし、発売日の翌日に貸出がおこなわれていることに驚いた。何年かしたら読まれなくて書庫に入っているなら大量に購入することはないと思う。
●公共図書館の本来の目的は確かに利用者のニーズにあった図書を貸し出すことだが、過剰な大量購入はやめるべきで、当然購入冊数を制限するべきだろう。大量に購入しすぎると、その本のブームが終わった後、大量に同じ本が余る上に、財政の圧迫にもつながる。人気のある本をおくのは、いいことだと思うが、限度があると思う。
●出版社のことを考えると、大量購入というのはまずい気がする。そんなに読みたいのなら読者が買った方が早く読めていいと思う。
●ベストセラーのある図書館はなんか平べったい感じがして魅力がないように思います。ベストセラー本はある意味、「流行物」なので、そういうその場しのぎ的な感じはいいように思えないです。
● 図書館のリクエスト制度は良いシステムだと思いますが、人気の本を大量に購入して提供するというのは、図書館の役割と少し違うのではないかと思います。

借りるより買う方を選ぶ
●私の場合は読むのが遅いので、延長で「再借」のも手間がかかって嫌だし、貸出期間・返却日を気にせず、ゆっくり読みたいので、お金を払ってでもいいから買って読みます。だけど、まずは新古書店で探します。それからビデオを見て、図書館でハリー・ポッターの新刊は、予約待ちがひどくて半年ときいて、それは待つだけ無駄だと思った。それだったら、レンタルビデオと同じように予約なしで提供したほうがいいと思う。これは借料があるかないかで予約のある・なしが関係するのだろうか?
●本を大量に購入して利用者に提供することがいいアイディアと思うけど、1ヶ月~2ヶ月までなかなか利用できないです。やはり自分は本を買って家でゆっくり読む方がいいと思う。
●読む価値がある本とか何回読んでもあきない本なら、買うべきだと思います。価値がある本は個人によって違います。
●読者の立場で考えるなら、図書館で貸出することはたしかに便利だと思います。けど、もし書物に趣味があって、書物を保存したいなら買ってもいいと思います。図書館でいろんな資源が利用されていて、すごくいいと思います。しかも便利だし。けど、ひとつだけ、借りるとまた返さないと。ちょっとめんどくさいと思いますね。
●私はベストセラーが図書館で無料で読めたとしても、その本が本当に面白ければ、何度も読み返し、手もとに置くために買うと思う。一度、映画館で観た映画をDVDで買う人が多いので、こういう人は結構いると思います。なので、よっぽど中身が良ければ売れると思います。
●ただで本を借りられるのはありがたいが、個人的には図書館にいって本を見るより、近所の本屋の方がすぐに行ってみることも買うこともできるので、図書館のやり方は、いいとも悪いとも言えない。
●ベストセラー大量購入について、別に私はいりません。(大量購入する必要なし)
理由:話題書は忘れた頃に読むタイプだから&本当に読みたい本は購入する(コレクションしたい)タイプだから。
● 読者の立場からだったら、私はハリー・ポッターみたいな大好きな本は図書館で借りて読むのではなく、ちゃんと本屋さんで買ってカバーをつけて、家に保管しておきたいです。

2●出版社が販売機会を奪われていると主張することについて

利用者は同情しない
●出版社が販売機会を奪われていると言われても利用者は同情しないと思う。
●読者の立場だと出版社の事情よりも自分達の財布の中身の方が気になるので低価格(無料?)ですむ図書館を利用したい。
●仕方のないことだと思う。図書館側は読者のニーズに応えて対応しているだけだし、仕方ない。
●出版社が販売機会を奪われてしまうのはしょうがないかなと思う。やっぱり、お金がかかるのとかからないのでは大きいし、それでもって、同じものを読むことができるのだから…。図書館にとっても出版社にとっても有利な方法を考えたい。
●出版社はあらかじめ図書館を利用する人の事を考えて出版すればいいんじゃないのかなぁ。
●販売機会はいくらでもあるでしょ。精力的にファンサービスして欲しいですね。
●自分たちの利益だけを考えているなら、いつまでたっても図書館には勝てないと思います。読者側としては、借りれるなら借りて読む方が、金銭的にも助かる。

出版社の言い分ももっともである
●書き手と出版社が一対となって作りあげた本がおもしろくなくて売れないのならまだしも、図書館のベストセラー偏執によって生じるとしたら問題だと思う。
●奪われていると主張していることは正しいと思う。やはり商売なので、売り上げが下がるのでこの主張は正しいと思う。
●たしかに図書館で大量購入することによって、利益が失われているような気がする。1つの図書館で100冊位購入されていて、それによって売れる本も売れなくなっていると思った。

どちらともいえない
●確かに出版社が言うことはもっともだと思うけど、この不況の中、何冊も大量に本を買うことはできないと思うから、そこの辺は出版社も妥協しなければいけないと思う。
● その辺はいろいろと試行錯誤が必要だと思う。うまく出版社と図書業界がつりあっていけるかを十分考えていくべきだ。本屋があるから図書館があり、図書館があるから本屋がある。

3●作家などが図書館での貸出に制約を考えていることについて

制約はあった方がいい
●新刊書の貸出は一定期間しないというような制約があったら、早く読みたいと思う人は本を買うだろう。一定期間待つことは、無料で読めるのだからしかたがない。だから、制約はあったほうがいいと思う。
●新古書店やCDと同じく、お金のかからないほうに行くのは仕方ないと思うけど、出版者側としては、そのことによって何億冊も失うのは大きなダメージになるので、制約をつけたほうがいいと思う。
●新刊本が発売の当日や翌日から図書館で貸出しているのには少し驚きました。CDのように一定の日数がたってからでないと貸出できないような制度をもうければ少しは販売数が増えるのではないかと思います。
●1つの作品を何冊以上までなら同じ図書館に置けるといった制約を適用するべきだと思います。作家と出版社の死活問題だと思うので。
●私も必要だと考える。作家さん達にも良い作品を書いたらそれだけの利益がないといけない。そうしなければみんな作家になろうとか、良い作品を作ろうという気がしなくなるだろう。
●我々利用者からしてみればとてもいいことだが、作家にしてみればやはりはらがたつので制限したほうがいいと思う。
●やはり制約はいると思う。作家が一生懸命に書いたのに、そのせいで収入が下がるのでやはり制約は必要だと思う。
●私も、同じ本を100冊とか購入するのはどうかと思う。どんな制約とかは想像つかないけど、いまのままではいけないと思う。
●確かになんらかの制約を必要とした方が良いと思う。けど本を読んでもらえるという事だけでも良い事もあるとは思う。図書館の貸出については本の販売から半年後か1年後にレンタルすると良いと思う。
●CDに最近CD-ROMに複写できない構造がされているが、図書館での貸出の制約にも応用できないかなぁ…と思う。作家にも出版社にも悪影響なのがかわいそう。図書館と出版社がある程度のルール(ベストセラーは発売から1年後から貸し出すなど)を決めたりすればよいと思う。本を貸し出して何年かは作家に使用料を払う。営利目的にならなければ図書館はもっとたくさんのサービスに挑戦したほうがよいと思う。
●私は田舎の図書館を利用していて、ベストセラーがすぐ借りれないのが当たり前だったので、作家さんたちが制約を図書館に申し出て、受け入れられてもいいと思う。作家のみなさんは1冊の本を出すのに身をけずってるんだから、それを簡単に即、無料で読まれちゃ、あまりにむごい。確かに無料というほど魅力的なことはないけれど、そんなにすぐ読みたければ、本の1冊や2冊くらい自分の金を出して買うべきだと思う。
●作家の人達からすれば売り上げが減ることは収入が減ることになるので、制約は必要だと思う。
●実際にどうかわからないのだが、出版社は「この本は150万部売れた。でも図書館の貸出分を入れればもっと売れたのに」と言っているように思う。作家も「図書館で自分の本が借りられて読まれたら収入が少なくなるので困る」と平たく言えば、そう言っているように思えた。なら、貸出初めの期限をどうこうするのではなく、図書館にだけ高く売りつけるなどの条件をして売ればいいのではないでしょうか。
●出版社に被害が及ぶと、自分達(読者)の首を絞めることにもなる訳であるし、図書館に置く同じ本の数は、何か制約を決めた方がいいと思います。
●ベストセラーになる、ならないに関係なく、図書館が貸し出すのは1ヶ月くらい本の出版から遅らせるぐらいの事は必要だと思う。
●作家が図書館の貸出に制約が必要であると思っているのならば、制約をすれば良いと思う。
●図書館のその行いは出版社などにとって迷惑でもある。ベストセラー本は1年後に図書館においたり、著作権については1冊に10円を払うなどという対策をとっても、良いかもしれない。
●制約は…あった方がいいと思います。学生の立場からしたら特に。ベストセラーの為に専門書が減るのは痛いですから。

制約はない方がいい
●図書館はずっとただで貸しているのだから制約は必要ないと思います。
●貸出の制約は必要ないと思う。
●私達は図書館に行けばある程度の本がそろっていると認識しております。しかし、図書館は公共の場所であり、たとえ借りるのはタダであっても返却する期限は決まっています。それが制約でよいのではないでしょうか。私はこれ以上、作家が図書館に対して制約を加えると、今までよりずっと本の流通、貸出も含めた流通が減るのではないだろうかと考えます。実際、私は卒論で大量の本を必要としていますが、それを全部買うとなると大変なことになると思います。
●図書館で本を借りる時に、利用者に負担をかけるようなやり方にはして欲しくない。
●図書館での貸出に制約する必要はないと思う。1ヶ月遅れて貸出することとかはしなくていい!

どちらがいいか分からない
●出版不況の現在で出版社側がそう主張するのも当然かもしれない。同じく創作活動によって生活している側が訴えを起こすのも良くわかるが、やはり創作側と消費者側の考えの違いがあるので、訴えがそう簡単に通るのだろうかと思ってしまった。図書館が利用者を増やすために新たなサービスに力を入れるのは良いことだと思っていたけど、思わぬことで問題があったことに気付いた。
●あまりよく分からない。なぜ、どんな制約が必要なのか、もっと分かりやすく伝えて欲しい。

4●図書館のネットワーク化、ビジネス支援について

ネットワーク化、ビジネス支援に期待したい
●図書館が市民に積極的に情報を提供した方がいいと思った。
●図書館のネットワーク化やビジネス支援のような専門化することもいいことだと思います。自分の目的にあった本を探してくれる司書さんももっと増やすことができれば、今まで図書館を利用しなかった人達にも簡単に利用することができると思います。
●専門書を集めた図書館はいいと思う。最後の浦安の図書館は今までの図書館のイメージとは違って、本のスペシャリストを備えた、利用者には申し分ない役割を果たしていると思う。利用者のニーズにぴったりの図書館があればそれは素晴らしい事だと思うし、図書館が身近に感じることができれば利用者も増えて、生活になくてはならない存在にもなり得る。しかし一方で、業者あっての本であることは間違いないのは忘れてはいけないし、業者に及ぶ損害は見直していくべきだと思う。
●ネットワーク化やビジネス支援の図書館が設立されたらもっと便利に利用されると思う。
●紹介されていた図書館のネットワーク化やビジネス支援はとてもいいと思います。アドバイスがもらえます。
●むしろネットワーク化などをしてそこの図書館にない本までどんどん取り寄せてもらい、図書館の利用率を高めてもらうことこそが、日本全体の教育レベルの向上につながるのではないだろうか。
●浦安市立図書館のあのサービスはとても良いと思う。自分で資料を探す手間が省けて、その分を資料を選ぶことに時間をかけられるのでとても有効的だ。
●図書館のネットワーク化はいいと思う。地域にあった本を選んで置いていることは利用者を増やすことになって、ベストセラーを大量に購入しなくても利用者は図書館に来ると思う。
●神奈川県の県立図書館のように、各館で専門分野を分担することは、良いことだと思う。全ての図書館が人気本をおく必要はないと思う。料理本を専門にして生き残っている大阪の本屋を思い出すと、図書館にも同じことがいえると思う。
●図書館のネットワーク化やビジネス支援によって図書館の利用がどんどん便利になっていけば良いなと思った。
●ネットワーク化の考えは、なるほど、と感心させられた。これからは新しい指向を生み出していかないと、生き残れないと思う。
●ビジネス支援の図書館はこれからどんどん増えてほしいです。

ネットワーク化よりも1ヶ所にある方がいい
●図書館が特化することを求めているのは大いに結構だと思います。でも図書館は直接足を運んで資料を見る所なのでいちいち取り寄せてもらうのは面倒です。都市部に住んでいる人はいいでしょうが、田舎に住んでいる人は自由に利用できないだろうなと思います。
●図書館のネットワーク化やビジネス支援の図書館について、もしこの図書館である本がなかったら、また別の図書館から取ってくると、また1日かかりますから、やはりひとつの図書館に全部あるほうがいいと思います。
●ネットワーク化やビジネス支援の図書館については、便利でいいと思う。しかし、専門図書館よりも一般書籍も多数ある方が、私たち普通の一般人は利用しやすいと思う。