2005-07-24

休日

先日、自宅付近を歩いていると、チョコレートポッキーみたいな中学生球児が、バットを片手に寿司屋(回っていない)から出てきました。清潔なユニフォーム姿。それに続いて、寿司屋の大将らしき白い板前着の恰幅のいいおやじがその球児に続いて店から出てきました。どうやらチョコレートポッキー球児は寿司屋(回っていない)の息子らしい。ドラマチック。レギュラーだろうと補欠だろうと、ピッチャーだろうが外野だろうが寿司屋(回っていない)の息子で球児、ってだけで絵になるぜ、少年。というか、寿司屋(回っていない)の息子って、寿司屋の息子だというだけで、設定として魅力があります。試合で勝てば、中トロ食べ放題です。でも、そんな恵まれた寿司屋(回っていない)の息子に限って、生魚が食えない、ワサビの存在を否定、あるいは好きな寿司はカリフォルニアロール(回っている)、だとか言っちゃうもんです。それでもやっぱり設定としては絵になるぜ、チョコレートポッキー球児。小さい頃、なんでうちの寿司は回ってないんだよ!と、泣きながら父親に訴えたであろう少年。そんな食の嗜好だった少年が寿司屋を継ぐに至ったりなんかしたら、更に絵になるぜ少年。ベタベタだけど。あと最後に、勝手に色々想像してごめん、少年。