犬と旅と本と

2008-02-27 尹 良浩

ポットのアイドル、鉄とすず

鉄は私のうしろに設置してあるストーブの前に貼付いて、イスを引くたびに過剰にビビる。
すずはところ構わず、リトルジョーとビックベン(私の身内での隠語なんでしょーか?)を
まき散らします。

なんというか、ペットを飼うというのは大変なことなんだな、と思います。
身近にいることによる「愛玩=愛せる玩具」という意味だけでは、
とてもじゃないけど飼っていられない気がします。

ペットを飼う楽しみというのは人それぞれなのでしょうが、
鉄とすず、と飼い主たる沢辺さん、佐藤さんを見ていると、
迷惑をかけるが進歩をする、「成長する」ということにも
楽しみを持っているのだな、と思いました。子どもと一緒だと。

私には3歳になる甥がいますが、大きくなって、
自律して行動できるようになっていくのを見て、
母親(私の姉)は何だか嬉しそうです。
私にとってはたまにきては勝手に大暴れするので、疲れるのですが、
徐々に何かができるようになっていく姿というのは、
喜びと達成感、幸福を与えてくれるものなのでしょう。

ましてや、それが「自慢の子」になろうものなら、
その幸せはひとしおで、「この子は私のだよ!見て見て!」、
と言いたくなるのも、解ります。
佐藤さんにとって、鉄もすずも「自慢の子」。鉄日誌を見れば一目瞭然。
愛情がにじみ出ています。

そういう意味では、風の旅行社にとって、旅は「自慢の子」です。
大変な苦労と努力で作り上げてきた自慢の旅。
お客様に最高の旅をして貰うために追求して、
自社のパッケージツアーを、自慢の商品を作り上げてきました。

中身の伴った自慢話に不快感はないもので、
むしろ反対に大きな示唆と、興味を呼び起こしてくれます。
風の旅行社の自慢の旅育て記を、魅力を損なわず、
より良いものにするために、ポットが自慢の本になるまで育てました。

「風の旅行社物語」。風の旅行社の身のある自慢話。
みなさまの「自慢の○○育て」に役立つこともあるかもしれません。
役立たないこともあるかもしれません。ただ、どちらにしてもこの旅育て、
旅行会社育ての記録は読んで損はさせない、「自慢の」内容になりました。
ご興味のある方はぜひ。ご予約受付中です。

「買って騙された!」とは思わせません。うちの子に限って、そんなこと…。

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巣鴨

2008-02-27 山田 信也

そんなこんなで1週間日誌を止めました。日誌のログイン画面を久しぶりに見たらなんだかかっちょよくなっていたというおまけ(自分だけ)つきでした。この前日誌を書いたときから、この次日誌が回ってきたら、JR巣鴨駅の改装で、改札やエスカレーターが右側通行に切り替わった件について、朝、山手線を降りて三田線かあるいは外へ向かって出てくる人の流れ(あちら)と三田線から山手線へ向かわんとする人の流れ(こちら)が、改札の手前と改札内の階段の手前で(つまり改札の外でも中でも)いちいち交差するはめになり、非常にいらいらさせられる件について書いてやるとこころに決めていたのですが、日誌を止めている間にはそれほど巣鴨駅を利用しなかったのでそれほどいらいらもさせられていないという。。涙

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はじめまして

2008-02-26 志賀 正則

初めまして新入社員の志賀です。
昨日2月25日にデザイン見習いとして入社しました。
今日から一ヵ月間日誌書きます。

今日はスタジオポットSDの日高さんの誕生日でした。おめでとうございます。
事前に予約していたケーキを自転車にのって買いに行きました。
お店 キル フェ ボン〜
イチゴのムースタルト whole 21cm ¥5040
京都 水尾の柚子タルト  whole 21cm ¥5985
社長も太っ腹です。

仕事面では昨日今日と主に文字修正をしています。
山田さんに色々と教えてもらうと同時に迷惑かけまくってます。
それと僕の机に飲み物を忘れて行きます。現在二本あります。

まだまだ何もできない状態です。
なんとかポットの一部として機能するように努力していきます。

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会社と仕事のつくりかたシリーズ第2弾、いよいよ…

2008-02-19 那須 ゆかり

鉄日誌2008.2.14の「犬飼いたい人いませんか?」
にうかつにも手をあげそうになった私。
いかんいかん。
ポットの年始のご挨拶はがきにも書いたけど
今年の私の目標は、
「今年は動物を増やしませんっ!!!」
なのだった……。
忘れるな、自分。

お待たせしました。
『風の旅行社物語』いよいよ入稿間近かです。
『荻窪ルースター物語』に続く
会社と仕事のつくりかたシリーズの第2弾。
会社ってなんだろう?
働くってどういうことなんだろう?
自分の会社でしかできないことって何だろう?
このシリーズでそういう問い掛けをしたいと
考えています。

「現地こそが宝物」という思想で、
ネパール、チベット、モンゴル、モロッコなどなど
風の旅行社は世界に支店をつくり、
現地のスタッフを育てていきます。
風にしか作れないオリジナルな
フルパッケージツアーを用意しよう。
航空券を売るのではなく、
風の旅行社そのものを世に売っていこう。
他の旅行会社とは一風違う
“風の旅行社”の物語です。

著者は風の旅行社代表の原優二氏。
本のつくりは読み物然としていますが、
実は、思想と哲学のあるビジネス書です。
ぜひお手にとって読んでみて欲しい。

このシリーズ、時間はかかりそうですが、
今後充実させていきたいと思っています。

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図書館有料論への批判への沢辺の意見

2008-02-15 沢辺 均

末廣さん、

著作権利用料の視点から、無料であるべき、
と言う意見だと読み取りました。

この点について、僕の書いたものはその視点を抜け落としていて、
末廣さんの指摘で気付いたんで、指摘に感謝、です。

んで、
末廣さんの視点は、無料の理由を明確にしていると思います。
むしろ僕は、理由を明らかにしないで
「図書には無料の原則があるんだから無料だ」
という、無料と決まっているから無料だ、という議論に異議があるのです。

たとえば、講演会や講座は料金を徴収していい、とか、
千代田の例で言えば、近所の本屋の店頭在庫を串刺しして検索させたい
(本を買う事も案内する)ということ。
これも無料の原則を理由を明確にしないで、
まぜこぜに認識されてませんか(なんとなく営利事業と一線を画したがる)?

直接議論したいですね。
トークセッション、にきてもらえれば……、無理のない範囲で来てください。
(そんときは、会場から発言してください。そうした時間をとれると思うので)

ご指摘に感謝。

それから、コメント・トラックバックしてくれませんか? よければ、。
そうしてくれれば、ぼくも、します。

読んでくれている人に、議論の広がりを知ってもらえると思うので。

沢辺

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困難の位置が変わっているのだ

2008-02-09 沢辺 均

最近、図書館にかんする議論をする場面が多い。

そんなとき、従来の「図書館の常識」に納得できないことが多いのだ。
無料の原則/公共と営利事業/図書館の自由、といった点だ。

図書館法には
【第十七条  公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。】
というのがあって、確かに法律上は無料がげんそくなのだ。
で、1950年4月にできたという法律だから、当時の貧しさや、平等に知にアクセスするために公共図書館が無料で開放される事は充分に意味のあったことだと思う。
でも、今もか? 一部には貧乏な人はいると思うが、そうした人には生活保護や学校教育の費用免除とおなじようにすればいい程度に日本は豊になってないか?
もちろん直ちに入場料を取ろうなどと思ってるわけではないけど、イベントなんかに入場料をとるのも否定されるような勢いの「無料論」は、議論の前提からはずそうよ。

図書館の自由。
国家権力の検閲と戦うのは今も大切だと思うけど、今、それってリアリティーある?

世の中が、一定の豊かさと自由(と非関与)を実現してるってことをまず認めて、今後のあり方を考えたほうがよくないか?

今の日本の抱える問題は、むしろ豊かさや自由を一定実現したことから起こってる問題ばかりだと思うのだ。

てなことまで議論できるといいんだけど。ジュンク堂のトークセッション「千代田図書館が目指すもの〜『ず・ぼん』へ徹底反論!!」。

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日本盲導犬協会

2008-02-06 佐藤 智砂

仕事で日本盲導犬協会に行ってきた。
楽しかったー。
取材が終わってから、施設内のショップでTシャツやら、カップやら
鉄とずす用の首輪やリードやらを買い込んだ。
どんなにおバカな買い物をしても、このお金が協会の運営に少しでも
いかされると思うと、安心して買い物できる。
皮のすてきなリードは、すずが取れる場所に出しっ放しにしていたため
買ったその日の晩に、5当分に切断されてしまいました。
さすが、破壊工作員。仕事が早いね!(泣き)

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ZUMBAが結構楽しい!

2008-02-05 五賀 雅子

2年前から近所のスポーツクラブに通っている。
とはいえ、平日は仕事が忙しいので、
行けるのは土日だけ。しかも、土日は家でダラダラするだけで
終わってしまうことも多く、昨年は月1回行ければいい方という状態だった。

ところが、今年は週1回のペースで通っている。
それというのも、最近始まった新プログラム「ZUMBA」が
とても魅力的だからだ。
これは、アメリカで生まれたエクササイズらしいが、
エアロビクスが有酸素運動というカテゴリーなら、
「ZUMBA」は有酸素ダンス?という感じ。
ラテン系のダンスナンバーやヒップホップ系の曲に合わせて、
延々、踊り続けるのだ。振り付けは今のところ、そんなに難しくないので
すぐ覚えられるし、汗をたっぷりかけるので、ダイエット効果もありそうだ。
そんなわけで、今年はビリーさんに変わって、
このZUMBAが流行りそうな感じ。
みなさんもいかが?

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シンビジウムが届きました

2008-01-28 上野 絵美

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先日、ポットに
とても大きな、子どもが3人くらい入れそうな大きさの
段ボール箱が届きました。
なんだろう?と思って送り状を見ると、
「スタジオ・ポット/ポット出版御一同様」。
送り主は、
上野の実家。
何だろう…?と怖々箱を開けて見ると、
特大サイズのシンビジウム(洋ラン)が入っていました。
花好きの上野母が、日ごろ娘がお世話になっおります、と
ポットに送ってきたのでした。
とにかくでっかい鉢植えと豪華すぎる花に
みんなびっくり、上野もびっくり。娘にとってもサプライズでした。
とてもきれいだけど、
あまりの大きさに、
置き場所が…。

今日、鉄の妹・すずちゃんに
ちょっぴり花を食べられてました。

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バーゲンに行きました

2008-01-22 和田 悠里

土曜日、会社泊明けで家に帰る途中でバーゲンに立ち寄りました。
ラフォーレは文化祭と築地市場とパチンコ屋を合体させたようなすごい騒ぎ。
激しい音楽と叫び声の中にテンションがついて行けず、目がくらみました。

テンションが高かったのか、気がついたらミニスカートばかり買っていました。
いつも黒い服ばかり着て魔女のようなので、黒以外の服を買いに行ったのに、
その目標はあまり達成できず。まあ、買い物はできたからいいんだけど。

今回はあまりの会場の熱気に押されて本来の目的を見失いましたが、
夏の陣では見失わないよう、こころして戦に挑もうと思います。

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9連休

2008-01-17 尹 良浩

今更ながら、あけましておめでとうございます。
本年もポット出版をよろしくお願い申し上げます。

年末年始の9連休、かなり前から楽しみにしていたのですが、
本当にあっさりと終わってしまいました。

休み明けの7日の朝、もう会社になんて2度と行きたくない、とか、
仕事なんて辞めてやるぜ!俺は遊ぶんだ!とか、
そんな気持ちになるかと思っていたのですが、
そうでもなく、当たり前のようにポットに来て、
特に休みの反動もなく今に至ります。
身体が社会人仕様になってきたのかもしれません。

身体が追いついても中身がまだ欠陥品なので、
今年は欠陥を埋める年にします。

したいです。

できるかなあ。

それはさておき、ポットは年が明けても勢い止まらず(?)、
新刊の予定や、トークセッションの予定があります。
近々に告知しますが、本年もどうぞごひいきに。

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関西ローカル

2008-01-10 山田 信也

正月休みは大半を関西の実家で過ごしました。普段はほとんどテレビを見ないのですが、実家はいまだにダイアルアップという貧弱なインターネット環境でもあり、わりとテレビを見て過ごしました。ハイヒールとかトミーズとか西川きよしとか大木こだまひびきとか中田カウスボタンなど、関西っぽい人をたくさん見れて面白かったです。が、ふと思い返すと、なるみと月亭八方をそういえば見かけませんでした。八光は見かけたのですが。。心残りです。

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今年の抱負

2008-01-08 那須 ゆかり

昨年のポット出版刊行は12冊。
今年も月一冊のペースは崩さず
ポットらしい本を出していきつつ、
新しいことにもチャレンジしたいと思っています。

さて、本日は自宅仕事日です。
自宅ではどういう方々と一緒に仕事をしているかご紹介しましょう。

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我が家の女王さま。年末に12針も縫う手術をし、傷跡をなめないように
犬用の変な服を着せられています。
家の中では、日だまりとともに移動。

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新年早々9針も縫う手術をし、エリザベスになったナッツ。
ナッツおまえもか、と泣きました。
立て続けに手術患者が出て、ペット破産寸前です。

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末っ子テン。元気ですが、この通りぐうたらです。

新年早々、仕事と関係ない話で恐縮でした。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

最後にサービスショット(誰へのサービスか)。

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図書館で働いて、ちょっと、と思った事

2008-01-07 沢辺 均

みなさま

新年おめでとうございます。

さて、まえにもちょっと書きましたが図書館員のまね事を週に一回、4ヶ月間やりました。
図書館では、本を捨てます。僕が行った図書館では、毎月ほぼ数百冊くらい捨てるようでした。
そういう捨てる本を、毎月選び出し、手続きをして、データベースにも記録し、そして本にはすてたものだとわかるようにシールをはり、赤いスタンプをおします。
そして、図書館利用者に自由に持って帰ってもらうようにします。 続きを読む…

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よく働きました

2007-12-28 佐藤 智砂

きょうでポットの営業は終了です。

お仕事でお世話になっているみなさま、1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

今年は、いつもに増してよく働きました(と思います)。
犬も一頭増えたしね。忙しかったワン。
来年はどんな年になるのでしょうか?
まあ、あんまりあくせくしないで、真面目にやっていきたいと思います。

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年の瀬

2007-12-26 五賀 雅子

いよいよ今年もあと6日。
昨日、クリスマスが終わったかと思ったら、
正月準備と年賀状書き、大そうじと、
あわただしい日々は続きます。

今年、わが家には受験生がいるので、
帰省もせず、旅行もせず、こじんまりと過ごそうと思っています。
まあ勉強しなければいけないのは、息子だけなので、
私は録りためたテレビ番組を思う存分見て楽しむ予定です!

追伸
上野より、「ご心配おかけしましたが、母無事でした」と伝言です。
良かった〜。

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母がガンに

2007-12-20 上野 絵美

なったかもしれないです。
かも、というかきっとそうなのですが、詳しいことがまったくわからず、
どうも気掛かりなので、今日、実家(香川)に戻って、医者に話を聞きに行ってきます。
怖い、けど、とにかくじぶんがしっかりしないと。とじぶんに言い聞かせています。
今日夜行バスで帰るため、20:30には退社します。
それでは仕事が終わらないので今晩はポットに泊まります。
月曜から泊まっているため、今週は、ずっと同じ服を着ていることになりそうです。
でもちょっと、ざすがにフケツなので
風呂に入って佐藤さんに服を借りよう、とたくらんでいます。

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マウスパッド兼メモパッド

2007-12-17 和田 悠里

ここ3年ほどノートをマウスパッドがわりに使っています。
いつでも目に入る位置だけど邪魔にならないし、メモもすぐとれるので重宝しています。
ポットに入ってからは今ある仕事と出退社時間をメモしています。
ノートの書き方フォーマットもだいぶ固定してきて、
今はこのノートに随分頼って仕事をしています。

ノートをマウスパッドにしている人はほかに見た事がなかったのですが、
文房具メーカーのロディアが、マウスパッドタイプのブロックメモを
発売していました。

RHODIA CLIC BLOC
http://bundoki.com/?pid=566637

同じアイデアが根っこにあっても、
ノートで満足しきっていて商品にするなんて考えてもみなかったです。
商品に発展できる視点がこんなところにもあるんだな、と感心しました。

私はメモを保存しておきたいので大きめのリングノートを使っていますが、
メモを破らずにページをめくって使えて、手の汗で紙がしならなくて、
リング部分が手に当たってもあまり気にならない、
そんなマウスパッドに最適の新商品を開発してくれたら間違いなく買いだめします。
文房具の商品開発者の方、ぜひご検討ください。

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「タックル!&パッチギ!」参加ご希望の方、予約はお済みですか?

2007-12-14 那須 ゆかり

12月18日(火)ジュンク堂書店新宿店のトークイベント
「タックル!!&パッチギ!」(李スンイル氏+井筒和幸監督)
まだまだお席に余裕があるようです。
お時間の都合のアル方、ぜひ予約してご参加ください!
ご予約いただかないと、当日満員の場合は、入場できないようです。

予約方法は、直接ジュンク堂新宿店にお電話を。
ジュンク堂新宿店(03-5363-1300)
書店のカウンターでも予約できます。
お待ちしてます。

初の顔合わせのお二人に沢辺がからんでどんな話が繰り広げられるのか
私自身、とても楽しみにしています。

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全部俺がやった。

2007-12-13 尹 良浩

と、強気かつ偉そうなタイトルを付けてみました。

ポットサイトのトップページにある、「ポットの新刊・近刊」はその名の通り、新刊・近刊を新しい順番に10タイトル表示しているのですが、今表示されている10タイトルの書誌情報は私がサイト更新しました。

だから何だと言われますと、トップページを10タイトル更新したということは、私がポットに入ってから10タイトルということでもあり、ちょっと感慨深かったので記念碑的に日誌に書いてみました。

記念すべき10冊目は「日本の出版流通における書誌情報・物流情報のデジタル化とその歴史的意義」というとても長いタイトルの本。

著者の湯浅俊彦さんは「デジタル時代の出版メディア」「出版流通合理化構想の検証」に続き、ポットでは3冊目です。出版関係の方々、出版流通研究をされている方々に広く一読していただければ、と思っています。もちろん、「何の関わりもないけどISBNが気になる〜!」という方がいたら(?)是非。その際は「出版流通合理化構想の検証」も併せてどうぞ。

記念すべき10冊目に到達する前に2つ続いた大著が「君よ知るや南の獄 上」「君よ知るや南の獄 下」。上下巻同時、クリスマスに発売予定です。語るまでもない「世界のゲイ・エロティック・アーティスト」田亀源五郎さんの700ページに及ぶ大長編です。

もう私は感動しました。仕事分込みですが、15回は読みました。「うわっ!700ページかよ…どーしよっかなぁ」と思ったあなた。700ページ読むかいがあるラストシーンが待ってます。もちろんそこに到達するまでも……ぐへへへへ、な内容ですぜアニキ。

それからちょっとした豆知識(?)を。『君よ知るや南の獄』は上下巻同時発売ということで、片方しか買わなかった方のために、上巻には下巻の、下巻には上巻の広告が入っているのですが、ここのあらすじ+コピーは私が書きました。デザインの山田さんのページ構成や、選んだ画像が良すぎて、いまいち頑張りが地味ですが、力を込めて『南の獄』のアツい紹介を書きましたので、手に取っていただいた際はひっそり見てやって下さい。もう片方も買ってみようと思っていただければ嬉しいです。

そして、最後にニュースを一つ。先日、この日誌でも既報の通り、2007.12.18(火)18:30よりジュンク堂書店新宿店にて行なわれる、『青き闘球部』の著者、李スンイルさんと映画監督・井筒和幸さんによるトークセッション「タックル!&パッチギ!─在日、朝鮮高校、そして日本人を語る」ですが、まだ席がございます。予約をしないと入れませんので、参加をご希望の方は是非ご予約を。詳細はここをクリックしてみて下さいね。興味がある方はまだ席はございますので、ご予約下さい。

それではではでは。

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