2009-06-20

石田さんが死んだ

携帯に石田豊さんから電話がかかってきた。
共通の友人の鈴木さんからで、石田さんが、今日2009年6月20日(土)の午前2時30分に息を引き取った、
という連絡だった。がんだったんだ。
23日 18時 通夜/24日 11時 告別式、堀ノ内斎場。

石田さんはこのポットのサイトでも連載してくれていたし
(石田豊のデジタル/仕事/技術リターンズ)
「石田豊が使い倒す ARENAメール術」という本も出させてもらっていた。

あ〜あ、今日はおいらのライブ。
前回の2008年11月30日のライブは、ベースの谷幹が8月に死んだ追悼ライブだったんだ。
なんだかこのバンドごっこ、ライブに友達の死がからんじゃう。
それに、今年二人目だよ、病気で死んだ友達は。そいつは脳梗塞の一種。
ともに50代前半。

まあ、みんな死ぬんだし、そこんとこがイチバン根本的に平等なんだし、
死ぬまでヨロシクやれればいいじゃん、と思いたいタチなんで、いいんだけどさ。

石田さんは自分で企画した「ヨムパラ」って読書グッズのサイトを成功させたしな。
よく「読書グッズってどう思う?」って聞いてくれてたけど、おいら自身は
興味が持てなかった。
でも、自分の興味でずんずん突き進んで、いろんなおもしろグッズを見つけちゃ
山も谷も乗り越えて仕入れて、それなりにちゃんと回転するようにした。
システムも自分のアタマで考えて、なるほどって思えるようなものに
自分自身の手で作ってた。
売上げ金額とかも、ちょくちょく教えてもらったりして、話すのが面白かったな
なにせ、「こんなことどうだろうか?」って話ばかりだからね。

ちょっと出来過ぎですよ。そこまでできる人はそんなに多くない。
おめでとう。そしてお疲れさんでした。また今度ね、ってことで。

さあ、これからおいらのライブにいくぜ。

このエントリへの反応

  1. [...] 「黒子の部屋」が滞りがちだったのもそのためです。先週末、知人が亡くなったのですが、それに対しても動きがとれず。 [...]

  2. [...] 先頃亡くなった石田豊さんが「マツワル」でもっとも面白いと評価してくれていた「首なし美人死体」シリーズは、第一部で終わったままになっていたのですが、鴨沢さんのシリーズが終わったので、間もなく第二部を始める予定。これは戦前の猟奇事件をただひたすら調べたものなのですが、この事件そのものを追っているというより、情報がどこでどう間違えられ、コピーされていくのかを検証する内容です。この抜粋はすぐに廃刊になったワイレアの雑誌「アンダーグラウンドサイコティクス」に掲載してますが、その後、当時の新聞記事を精査して、あの段階ではわかっていなかった事実をいくつも発見しています。 [...]