2004-11-29

地方・小出版流通センターの取り扱い点数

「ず・ぼん」の編集担当の木村が、2004年10月27-29日に香川県で開かれた全国図書館大会にいってきて、その時の資料が回覧されてきた。
 
ぱらぱらとめくっていると、地方・小出版流通センターの川上賢一さんが「地方出版の流通について」という発表をしたらしく、そのレジュメがあった。
 
そこには地方小(よく「ちほうしょう」と略して言う)の取り扱っている本などの数字が書かれていた。
29年目のの取り扱い出版社は1,020社。非営利団体の出版社が増えている。
小規模出版社や兼業の出版社の創業者の引退や死亡で「暖簾をたたむ」ケースが続いているという。
 
1,020社のうち、2004年に1点以上新刊をだしたのが555社(書籍)・145社(雑誌)。
もっとも多く新刊をだした出版社は161点で、10点以上出したのは100社(約1割)。
雑誌では最多31点で、月に一点以上(月刊以上)が29社、その他隔月・季刊の発行社が53社。
 
北海道・中部/北陸・関西の減少が目立ち、専業・新聞社系の新刊が減少。
東京の増加は、少部数・多点数の傾向を示してるという。