2003-07-20

入院中のお仲間たち

今日は入院2度目の日曜日。事務の方はお休みでいません。でも、8時になると甲田先生はちゃんと診察してくださいます。そして今日も素敵なお言葉を:
「う〜〜ん、随分いい感じのお腹になりましたな。この調子だ。とりあえず断食は3日でやめて、今日は三分粥、その後五分粥を数日やって、また断食です。そして調子を整えて、来年は本断食。生菜食をやって、本断食したら、もう他の誰よりも青木さんは健康体です! そしてこのノウハウを、ベルリンでも広めてください。」
はい! 先生、何でもしますー!! 嬉しくて涙が出ます。

おかみさんはもう何度も断食をしているので、今回は5日間のすまし汁断食です。
でも、ちょっと調子が良くないらしい。「青木さん、あぁた随分元気ね〜〜。もう、何日でも断食やれるっしょ。私は甲田医院に10年も通っているけれど、あんたみたいに元気に断食している人、見たことないわ。本当に難病なの〜〜?」と言われました。難病中の難病なんですけれどもね、でも、テンションが高いんですよ・・・・。お互いに励ましあって、仲良く頑張っております。

さて、今日は他の患者さんのことも書きましょう。おかみさんとカナダからのKさんは書きました。

他に、Mさんは1歳半の息子さんを残して、涙ながらに入院してきた方で、肝臓疾患です。でも、すでに断食をしたこともあり、今回は比較的スムーズにできそうだとのこと。早く治って、可愛い息子さんのもとに帰りたい、と頑張っています。

M野さんは、独身、ナイスバディで26歳のきれいなお嬢さん。見た目にはどこも悪くない感じ。でも、アトピーで悩んでいるのだそう。「早い時期に治してしまえば、後で楽ですものね。しっかり甲田療法を学びます。」と、とってもまじめで一所懸命。入院中に就職活動もするという、かなり前向きな女性です。家も近くということで、ご両親もお見舞いにいらっしゃっていて、お母さまなどは甲田療法にとても理解があり、私は一緒に体操をしました。

そしてもう一人、60代のおばちゃまTさん。Tさんは、実はどこも悪くないのです。「でもねー、まわりを見ると、みんなどんどんいろんなところが悪くなりますやろ。で、私もそのうちきっと病気になってしまうと思て。なる前に健康になっていればと考えまして」体質改善のために入院したのだそう。これはとてもできることではありません。人間は、どこか悪いとか、切羽詰らないと入院して断食するなどという、過酷なことに挑戦しないでしょう。けれどもTさんは、これからのことを考えて体質改善のために断食をすると。これは、最も理想的な断食の入り方といえるでしょう。きっとTさんは、退院する頃にはものすごく元気に、そしてスリムになっているはず!

宿直のA子さんについては、とてもエピソードが多いので、別の日にちゃんとご紹介したいと思います。

お昼に面会がありました。といっても、面識のない方です。H田さんといって、甲田先生の親友の息子さん。H田さんは、甲田療法を世界に広めたいと思っていて、それにドイツの断食療法を学びたいと考えて、ドイツへ行きたいので、私からアドバイスが欲しいとのことで、わざわざ別府からお父様と一緒にいらっしゃいました。36歳。新たな挑戦ですね。私にできることがあるのかわかりませんけれども、思ったことなど伝えました。H田さんは、9月からドイツで暮らすそうです。ぜひ頑張って甲田療法を広めて欲しいと思います。

今日はもう一つ、甲田先生について書かせていただきます。甲田光雄先生は、大阪大学の医学部を卒業されました。もともととても病弱で、なんとか治りたいと思って医学の道をめざした部分もあるそうですが、虚弱体質ゆえ、何度も休学してしまったのです。大学の教授にも見放され、現代医学では回復できないことを悟った甲田先生は、西式健康法(昔からある食餌や体操によるメソッド)、断食療法、生菜食療法など、自然医学の道に進まれました。その他さまざまな民間療法を実践+研究して、甲田先生独自のメソッドを確立。
現在、ユニークな健康指導医として、各方面から脚光を浴びています。NHKなどにも登場し、日本全国から患者が押し寄せ、予約をとるのが困難なドクターとしても有名です。現代医学では難冶とされている種々の疾患に挑戦をして、とても多くの治験例を挙げていらっしゃいます。外国、主に韓国からも多くの患者さんがやって来るそうです。健康保険がきくので、とても良心的。先生を慕って、たくさんの方が無償で先生をサポートしています。

甲田先生の本はものすごくありますが、今日は5冊ほどご紹介します。

*「あなたの少食が世界を救う」(少食がなぜよいのかをわかりやすく説明)
*「少食が健康の原点」(たま出版。サンプラザ中野さんがこの本で20kg
痩せたことで有名)
*「生菜食健康法」(春秋社。健康になるにはどんなものを食べたらいいのか?)
*「生菜食は命の綱」(今月末あたりに出版予定。)
*「断食療法50年で見えてきたもの」(春秋社。先生の愛と慈悲が感じられる
50年の歴史。)