2003-07-16

3人の新入院患者さんとおかみさん

以前、カイロプラクティックのある有名な先生のところに伺った時、耳鳴り以外の疾患(左の耳が中耳炎のように痛む+眩暈がそれにより起こる)が治ったのですが、それはそれは凄まじい吐き気を伴いました。カイロを受けた翌日にドイツに飛ばなければならず、私は幼い息子を連れてフラフラしながら飛行機に乗り、機内では食事もせずにひたすら眠り、フランクフルトでのトランジットでは我慢できず飛行場内の診療所に行って点滴を受け、ベルリンに戻ったことがありました。あの時は死ぬんじゃないかと思いましたけれども、ベルリンに着いた翌日には吐き気が嘘のようになくなり、気がつくと耳の痛みが取れていました。
カイロの凄さを感じたのですが、その先生でさえ、私におっしゃったのです。「耳鳴りや難聴を治すのは大変なこと。カイロで治せないとは言わないけれども、頻繁に来てもらわないと無理だし、相当な時間がかかるだろう。」それほど耳鳴りは難しい病なのです。
それを、甲田先生は治す、と断言されました。私の場合は少々時間がかかりそうですが、体力があって、甲田療法を続ける意志の強さを持った人だったら、すぐにでも先生の断食を受けられるかもしれません。とにかくとってもいいことだけは確かです。お風呂の温冷浴も日に日に効き目を感じますし(指先が温かくなってきています。)、脚絆療法(ミイラの足)も、包帯を取った後にほかほかあったかくて、そしてすぐにお手洗いに飛び込むのです。(利尿作用もあるそうです)

さて、今日から新しい入院患者さんが3人加わりました。Iさんと私、そして宿直のA子さんを入れると6名です。あと一人は明日やって来るそうです。なんとカナダから! 今回は全員女性。みなさんとても気持の良い方で、明るく楽しく一緒に頑張っていけそうです。今度は逆に私が3人に教える番。でも、しどろもどろでぼやぼやしていたところ、すし屋のおかみさんのIさんが本領発揮とばかり大活躍!
てきぱきと指導してくれました。隣にいた私はぼーっと立ったまま。アシスタントにもなれませんでした。情けない・・・。
その後、一人で運動をしていたら、おかみさんが私の金魚運動を見て、「あら青木さん! あなた金魚運動すっごくうまい!! 本当に上手よ! 私は今のあなたの金魚運動を見て、絶対に治るって確信したわ!」とホメてくださいました!

よーし、金魚運動マスター!! 明日は手足ぶらぶら運動もほめてもらうように、頑張らないと!

そうそう! 今日は三分粥とお豆腐3分の1丁の食事を昼と夜にしただけです。青汁もなしでした。いよいよ明日は断食・・・。夕方おかみさんと一緒に、明日の断食のすまし汁を準備しました。一度に3合のすまし汁を飲むとのこと、
なので、二人で1日2度X2だから12合の水を用意し、その中におよそ70gほどの乾し昆布を浸し、冷蔵庫へ入れるだけ。明日になるとだしが出ているってわけです。その他の3時期時に口に入れるものは・・・続きは明日に!