2008-01-17

久しぶりに・・・

ここのところずっと籠り仕事が続いていますけれども、この前の日曜日に、久しぶりにアンドレアの所に行きました。

ブルーノのママですね。

この家族は、ブルーノ・タウトの3階建て建築で暮らしていますが、本当に絵に描いたような素敵なファミリーです。

私が行くと、必ず家族全員テーブルについて、一緒にお茶をいただき、みんなが話に参加し、その後それぞれの場所に戻ります。

私はアンドレアと話ができれば良いのだし、息子たちのことについて話し合うので、どちらかというとブルーノがいると話しづらい内容もあったりして・・・。

でも、ブルーノもちょこんと座って話に耳を傾け、そして自分の意見を言った後にさりげなく消えるのです。

・・・

・・・う~~ん。

日本では、あまりないような気がします。

・・・

例えば私の所に私の友達が来ても、あまり息子は話に参加しませんね。

ほとんど、最初にあいさつをしたら自分の部屋に行ってしまいます。

私もその方が良いと思っているのですから、別に何の問題もないのですけれども、そういえば私の知っているヨーロッパの家庭は、皆アンドレアの所のような歓迎をしてくれます。

どちらにも良い部分があるので、両方良いと思います。まぁでも我が家は、たぶんヨーロッパ的にはできないでしょう・・・汗。

・・・

・・・・

アンドレアの住まいは、私の所から歩いて10分もかからないし、途中が本当に最高に素敵なタウト住宅群で、すごく気持ちが良いのです。

特にアンドレアの住居のある通りは有名で、観光バスが来るほどです。

最近、その地区のタウト住宅が、一斉にペンキを塗り替えました。

基本的に、タウトのオリジナル・カラーを使用して昔と同じ雰囲気を再現したと聞いています。

ペンキを塗り替えてからアンドレアの所に行ってなかったので、向う途中ゆっくりとまわりの景観を楽しみました。

鮮やかな色合い、そしてコントラスト!!

特に、白と青の外観はあまりに美しい白だったので、圧倒されました。

・・・

・・・・

さて、そして昨日の水曜日。

かなり久しぶりに、ぺトラが家にやって来ました。

サルスの件、ベルリン国際映画祭の件、私の耳の件など、もろもろ話をしました。

私の耳のことを、自分のことのようにすごく心にかけてくれるので、とってもありがたいのですけれども、私が日本的に彼女に接すると、ものすごく怒ります。

・・

「ヨシコはね、そんなこと気にしなくていいのよ! 私がいいって言っているんだから、それでいいでしょ。何か文句あるわけ?」

いつもながら、口調の激しいぺトラ・・汗。

知らない人が聞いたら、私がものすごい剣幕で怒られているように見えるでしょう・・・笑。

・・・

「わかった、わかったわよ、ぺトラ。

でもね、

私の言っていることも、わかって欲しいのよね、どうかな?」と、やわらぁ~~く言ってみたのですが、

「わからないわよ!」の一言。

は~~~~! 

相変わらずのぺトラです!  苦笑・・・

何というか、ドイツ人の気質は、ストレートで面倒じゃないという部分は長所だと思うのですが、日頃の会話に若干情緒性が欠如しているといいますか・・・汗。

全ての人がそうだとは言わないですけれども、特にドイツ人女性にそういった傾向があるような気がします。

ぺトラは熱い心を持った絵描きさんで、本当にとても良い人なのですが、たまにこうした激しい口調が続くと、私の心身が弱っている時などはちょっと辛いですね・・笑。
私は、なんだかんだ言っても日本人ですから・・・大汗。

・・・

と、その時!

電話が鳴りました。

「ヨシコ、出ないの?」とぺトラ。

「う・・・ん、前にも説明したけれども、最近聞こえがあまり良くないので、電話に出ても相手の声が聞こえないし・・・。かえって相手に申し訳ないしね・・・。

だから、ちょっと出ることができないの。」

・・・・私が言い終わらないうちに、ぺトラは受話器を持っていました。

「ハロー。

え!

あ、アンゲリカ!」

・・・

・・・・

あららら、久しぶりのアンゲリカ!

ぺトラが、今の私の状況をアンゲリカに説明しました。

もちろん、私も何度もメールで伝えているのですけれどもね・・・汗。

でも、アンゲリカはメールを打つのが苦手なのです。

なので、何かというと、電話を使いたがります。

どうしても無理な時は、手書きファックスを送ってきたりするほど、コンピュータと相性が悪いのです。

・・・

・・・

「わかっているわよ、でも、どうしてもヨシコの声が聞きたいの!

直接ヨシコの生の声を、電話を通して聞きたいのよ!!」

完全アナログ人間のアンゲリカ・・・。

ぺトラが、アンゲリカの話を私に説明してくれたので、私は受話器に寄って一方的にしゃべってみました。

・・・

・・・汗

どうでしょう?

これで満足してくれたでしょうか???

・・・

・・・

愛すべき情熱的な人々に囲まれ、私はちょっぴり引きながらも、とてもありがたいことだなぁ、と思うのでした♪♪♪

このエントリへの反応

  1. はじめまして、Lime Byrdと申します。

    今月ドイツへ旅行に行く日本で建築を学んでいる学生です。
    ブルーノ・タウトを調べていたらこちらに辿り着きました。

    日記拝見させていただきましたが、とても素敵な生活ですね!
    憧れてしまいます。

    さて、突然で恐縮なのですがベルリンを旅行する際、どうしてもタウトのジードルング群をこの目で見てみたいと思っております。
    しかし、年代が比較的古く、またおそらくまだ世界遺産にもなっていないので注目もされていないためか、正確な位置が調べてもなかなか分かりません。

    そこでもしよろしければ、青木さんのご存知なタウト作品の大まかな地区の住所を教えて頂けないでしょうか?
    以下タウトの建築群です(行きたい順です)

    ブリッツ馬蹄形ジードルングSiedlung Britz (Hufeisensiedlung)
    オンケル・トムス・ヒュッテ・ジードルングSiedlung Onkel Toms Hütte
    ヴァイセンゼー・ジードルングSiedlung Weissensee
    ファルケンべルク・ジードルングFalkenberg Siedlung
    (ご存知でしたらタウトのダーレヴィッツの自邸も・・・)

    いずれもベルリンにあるらしいです。
    居住地なので、居住者に十分配慮して外観だけでも見学したいと思っています。

    世間知らずな一学生の無鉄砲なお願いお許しください。
    しかし、出発の日が迫っておりますので(2/5)藁にもすがる思いです。
    是非よろしくお願いいたします。
    お返事待っています。

    長文失礼いたしました。

  2. Lime Byrd さま

    コメントを拝読いたしました。

    ベルリンはとても楽しい街なので、ぜひ堪能していただきたいと思います。

    さて、ブルーノ・タウト建築の住所ですが、あいにく私も手元にありません。
    私が暮らしている「アンクル・トムの小屋」(オンケル・トムズ・ヒュッテ)駅のことしかわかりません。

    私が暮らす地区の最も素晴らしいタウト建築が見られるのは、駅からすぐ近くの、Hochsitzweg
    という通りです。
    地図をお買いになったらすぐにわかります。
    もう、駅から降りたらいろいろなタウト・ジードルンクが広がっていますので、お散歩すいるだけでも良い場所です。

    他の建築については、出発前にドイツ観光局やドイツ大使館などにお問い合わせをされるのはいかがでしょうか?

    建築科の学生さんでいらっしゃるのでしたら、教授に教えていただくという方法もありますね。
    大学の図書館にも、沢山のタウトの本があると思います。
    特に馬蹄形住宅は有名ですので、住所は見つかると思います。
    ブリッツまでは、以前は動物園駅からバスが出ていたと記憶しています。(今はわかりません)

    それでも駄目だったら、ベルリンにいらした時に、街中にあるツーリスト・インフォメーションでお聞きになってみてはいかがでしょうか。
    最近はコンピュータがありますので、場所の名称がわかればそれなりに検索してくださるかもしれません。
    私は以前、住所を見せてバスなどの番号を教えていいただいたことがありますので・・・。

    ただ、100%情報を得られるかどうかはわかりません。

    なので、できれば出発前に全ての住所をお調べになった方が、安心かもしれないですね。

    ・・・

    ベルリンの旅が、素晴らしい時間になりますように、心よりお祈りしています。

    お体には気をつけてお過ごしください。

  3. 迅速なご返答ありがとうございます。
    また御丁寧にお教えいただきありがとうございました。
    オンケル・トムズ・ヒュッテのジードルングは写真で見る限り色彩と周囲の緑が最も美しいバランスの取れた作品で、是非とも観てみたいと思っております。最も、今は冬ですので緑はあまりないと思いますが・・・。
    他も参考にさせていただきます。

    では、存分に楽しみたいと思っております。
    ありがとうございました。