投稿者「須藤 野恵」のアーカイブ

通勤経路を変えてのち、おわかれ

最近、通勤経路を変えてみました。
一駅歩いて電車にのって、原宿ではなく千駄ヶ谷で降りて、片道30分程度歩いています。
とてもそんなに歩けないとずっと敬遠していたのですが、実際歩いてみたらこれがまたすごくよかった。
交通量も人々も商店も、なんだか程よい。晴れの日も曇りの日もいろんな発見があって、和みまくっています。
なんでもっと早くにやってみなかったのだろうとちょっと後悔もしていますが。
でもまあ、原宿駅の雑踏の中通勤することがなければ、こんなふうにも思えなかっただろうし…。
なにやら含みのある前フリですが。
明日で退社することになりました。ちょうど半年くらいです。ワオ短いです!
楽しめるほどの余裕はなかったですが、ときどきにおもしろさを感じることができました。
10年20年を越すベテラン先輩方が多いため、著者とのやり取りひとつ、
社内のブリーフィングひとつとっても、私には想像もつかないような配慮や駆け引きがあったりして、
デザインも編集も深みのある仕事なんだなあとつくづく思います。
経験や技術を積むことは叶いませんでしたが(というか勝手に辞めて行くわけですが)、
そういう人たちの話を聞けただけでもよかったなあと思います。
かかわる形は変わるかもしれませんが、ポットの先輩たちの後ろをこっそりついて歩いていけたらと思っています。
ありがとうございました。
ではまた。さよなら。

風邪大流行

仕事納めの後からいきなり風邪をひき、
年末年始を寝込んで過ごしました。
社内でも風邪が大流行していて、
いつも誰かがゲホゲホやっています。
そして今日、とうとう隣の山田さんにも感染。
学級閉鎖になりそうな勢いです。
自然派志向の母は、よく体調を崩す私を民間療法の実験台にしていました。
のどに梅干しやネギを貼ったり、生ゴボウや黒こげのナスを煎じて飲ませたり。
いま考えると……ちょっとした黒魔術です。

年末年始

あっという間に年末になりました。
ほとんど気づかれることがないのですが、
大晦日までのこの時期、私は一年で一番元気です。
人付き合いをはじめ、
ダメージの大きいミッションもこの時期なら
かすり傷程度でクリアできるのです。
反対に正月は一年で一番元気がありません。
身も心もナメクジ化して、
うかれる風景や人々を避け、日の当たらない、静かでじめっとした場所を探します。
ちなみに今年はイベントがひとつも入りませんでした。
新年に立ち向かうための余力を残すべく、
年末は一人でじっと過ごすとします。

強い言葉。

ちょっと前から短歌を読んでいます。
文字数の制約があるほど言葉はとぎすまされて鮮烈な印象を残すような気がして、
地味にはまっています。
ひいきの歌人の本をあらかた読み尽くし、
次を物色していたところ、「あたまの底のさみしい歌」という本を見つけました。
いや、短歌でなくて宮沢賢治の書簡集なんですが、
これがまた。とてもいいのですよ。
ぐーっと入り込んでふわーっとどこまでも連れていってくれます。
編集者の思い入れの強さがにじみでているようで、
特に行間のアキ具合がとてもいい。詩のように読ませてくれます。
というわけでこれをきっかけに、ずっと敬遠していた宮沢賢治の詩集を読み始めました。
手にできてよかったーと思う本に今年も巡り会えました。
いやいや、本当に嬉しいことです。

ぽんこつゾンビ

先週、背筋が凍り付くようなミスを立て続けに2回して、
うちひしがれ家に帰って朝起きたら首と背骨を寝違えていました。
髪はぼさぼさ顔はどろどろ、身体はぽんこつゾンビロボットのような動きという、
あんまりな自分の姿。情けなさを通り越して笑ってしまいました。
週半ばになってやっとやっと首が回るようになりましたが、
めったにない肩こり(筋肉痛?)を経験しています。

寝ても覚めても

子どものころ、熱を出した時によく見ていた夢が、
親兄弟祖父母と出かけて
いざ電車に乗り込もうとした時に一人置き去りにされるというもの。
同じ夢を何度も見るので、乗り遅れないように先に乗り込んだりするのですが、
今度はフェイントをかけられ全員が降りてしまい、
結局私は一人でどこに行くのかわからない電車に乗せられてしまうのです。

これ以上の悪夢はないと思っていたのですが。

昨日、熱を出して寝込みました。
その時見た夢が
「おいスドウ!アレやっといたか!!」
「あああっすすすみません忘れてました…」

「こないだ頼んだの終わったか?」
「はあああもうしわけありませんまだおおお終わってません…」

「こここれはどのようにやればよろしいので…」
「ばっかもーん自分で考えろー!!」
「ひぃいいすみません!」

夢から覚めると大量の冷や汗脂汗。
夢より怖いリアル悪夢です。これが現実です。

おつかい3時間半

今日は本のカバーのサンプル用紙を買いに青山見本帖へ。
私は自転車に乗れないので、歩きで片道20分くらい。
しかし、紙を買って帰るだけのおつかいに3時間半かかった。
本屋も寄ってないしお茶もしてない(もちろんする気満々だったけど)。
全然意味がわからない。途中で気を失ったのか。

こまかいことをうだうだ考えたくない時はアニメを見る。
最近は、実家でダビングしてきたアニメをちまちま見ている。
テレビでは新しいアニメ番組が始まっているようで、
自宅にテレビがないのがとても悲しい。とても悲しい。

日々の仕事報告

入社して2カ月半が経ちました。
職場にも少しずつ慣らされてきています(別になじめてはいません)。

・ここ数日の仕事
10月2日
建築事務所からの依頼で名刺作成
沢辺さんにラフをもらい作業するも、悲惨な結果に。
結局沢辺さんが大幅に手直しをし、完成。
「情報の整理をすること」
「基準を決め、その次に優先順位を決めること。
でないと、目の前のことに振り回されてしまうだけ」
とアドバイスをいただく。

ちなみに、
須藤の作業時間-6時間
沢辺さんの作業時間-10分
……うおー思い切り振り回されている!!

10月3日
デザインチームで社外研修。
渋谷ロゴスギャラリーで開催中の「印刷解体vol.3
この企画、実は去年見に行っている。
活版に興味があったからだけれど、
印刷用語もわからずただ覗いてみたという感じだった。
今回は立場が変わったのでとても勉強になる。

興味深かったのが紙型(しけい)というもの。
組み上げた原版をそのまま保管しておくのは難しいということで、
紙の鋳型を作ったのだという。
増刷がかかったときに、その紙型に鉛を流し込んで鉛版を作るのだそうだ。
「銀河鉄道の夜」の、ジョバンニが活字を組んで給金をもらう場面の
紙型が見本として飾ってあった。美しいなあ。

10月4日
今日、明日と入稿作業。胃が痛い。
今日は何時に上がれるだろうか。一日は長い。

1カ月日誌最終日です

新人日誌、とうとう最終日になってしまいました。
1カ月の間、クビになりませんでした(ホントによかった)。
1カ月の間、辞めることもありませんでした(しみじみよかった)。

できないことばかりの、みじめなしんどい日々ではありましたが、
・自分が何も知らないこと
・一つひとつの仕事にまだ神経が行き届いていない、真剣さが足りないこと
こういう事柄を自覚できただけでも、私の中では収穫でした。

この先、どうなっていくかはわかりませんが、
(明日クビになるかもしれないし、辞めるかもしれないし)
この場所に巡り合わせたことを大事にしていきたいと思います。

先輩方はじめ、いろいろな方々にご迷惑をかけました。
コピー用紙の発注を間違えたのも私です…。
ごめんなさい。
なにやら最後の挨拶みたいですが…。
や、まだいますから!

引き続きよろしくお願いします。

本屋に行きたい

最近本屋に行ってないです。前も書いたかもしれません。
2、3時間かけて全フロアを回り、
腰痛になりかけるのがいつものパターンでした。

目につくのはやっぱり新刊や平積み本で、
いまの流行りだけでなく、
どこかの業界や団体が流行らせようとしている
ちょっと強引な感じもわかって楽しいです。

ザッピングできる平積み本でなく、書棚の本を手に取る時、
「この本に呼ばれたなあ」という感覚になります。
自分の心境、体調、過去、未来、その他目に見えないことも含めて、
無意識に惹き寄せられているのだなと思うのです。
図書館で本を借りる時なんかもそうです。
事前情報なしでいい本に巡り会えた時が、一番嬉しいです。