小浜逸郎『倫理の起源』刊行記念・特設サイト

小浜逸郎が長年にわたって書き継いてきた倫理・道徳のついての、36万字におよぶ論考。
この『倫理の起源』刊行にあたって、これまでポット出版から発行し、復刊してきた小浜逸郎の著書を、
お求めやすい価格で販売します。ぜひこの機会にこれまでの小浜逸郎のしごとをお手元に。

(送料・手数料はポット出版が負担いたします。但し、代引きの場合のみ別途手数料として230円をご負担ください)

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★新刊『倫理の起源』価格:3,400円

発行記念消費税分サービス
[2019年04月刊行]
ISBN978-4-86642-009-7 C0010
四六判 / 480ページ /並製

「善」とは何か
私たちは、ふつう、「道徳」あるいは「善」という理念のようなものがどこかに存在して、それに依拠してみずから生活の秩序を組み立てていると考え、また日々そのように振る舞っている。
しかし、では、その「道徳」あるいは「善」とは、どんな姿をとっており、それがいかなる理由によって根拠づけられるのか。
プラトン、カント、ニーチェ、J・S・ミル、和辻哲郎を超え、「倫理問題」の拠ってきたるところと、それが含む厄介さについて、徹底的に明らかにする。

★特価『可能性としての家族』(2,700円→)1,300円

[2003年07月刊行]
ISBN978-4-939015-52-6 C0036
四六判 / 320ページ /上製

結婚・夫婦関係・親子関係に悩む人に、家族という共同体の本質とは何か、それはどんな条件によって成り立つのかを解いた名著。一九八八年大和書房版を復刊しました。新規に索引をプラス。さらに復刊にあたって著者の書き下ろしもあり。晩婚化や少子化が進む今の私たちに必要な「家族論」です。

★特価『方法としての子ども』(2,700円→)1,300円

[2006年02月刊行]
ISBN978-4-939015-83-0 C0036
四六判 / 304ページ /上製

エロス、労働、死という三つのキーワードから、子どものありようを大人との関係のなかに捉えていく本質的子ども論。たとえば絵本「こぶたのまーち」を手がかりに親子関係を、またサンタクロースを手がかりに、子どもにとっての孤独や死について考える。
大和書房刊(1987年初版)、ちくま学芸文庫化(1996年)を経て、2005年、索引と著者の書き下ろしを追加してポット出版より復刊。
「大人」の条件やイメージが崩れているなか、子どものありようを考えることで「大人とは何者か」の問いに答える。

★特価『男はどこにいるのか』(2,700円→)1,300円

[2007年04月刊行]
ISBN978-4-7808-0102-6 C0036
四六判 / 312ページ /上製

男にとって、女とは、セックスとは、エロスとは…。
関係性の中で揺らぐ「男」が出会う矛盾や困惑の意味を掘り下げた、「男」の存在論。
草思社版(1990年)、ちくま文庫(1995年)を経て、2007年、著者の書き下ろしと索引を追加し復刊。
初版刊行時・バブル経済末期のフェミニズムの攻勢から、ジェンダーフリー思想への反発へと傾く現代。
本質的に変わらぬ男女関係をめぐる論考を復刊し、あらためて「男」のあり方を問う、小浜逸郎の男性論。

★特価『自由は人間を幸福にするか』(1944円→)900円

[2007年05月刊行]
著 小浜逸郎/長谷川三千子/佐伯啓思/竹田青嗣
ISBN978-4-7808-0103-3 C0036
四六判 / 176ページ /並製

われわれはいま「幸福」か。「自由」を手にするとはどういうことか。ポストモダンの価値相対主義を超えて長谷川三千子、佐伯啓思、竹田青嗣、小浜逸郎が「自由」を語り合う。各氏がすすめる「人間の自由を考える本」も収録。

★特価『子供問題』1,000円

[2009年12月刊行]
ISBN978-4-7808-0136-1 C0036
四六判 / 192ページ /上製

小浜逸郎が2001年から約十年にわたり発表してきた文章から、子ども、教育に関わるものを一挙収録。
「子どもという存在について」「メディアから見る子ども」「学校、教育の現場に見る子ども」と、三つの切り口から、現代の子どもたちが直面する問題を論じていく。
2010年2月には、この本と対をなす『大人問題』刊行予定。

★特価『大人問題』(2,052円→)1,000円

[2010年02月刊行]
ISBN978-4-7808-0141-5 C0036
四六判 / 200ページ /上製

現代に生きる「大人」たちの多くが感じている不安の実態とは、一体何なのか。
成熟と老いと死、労働の意義、他人との付き合い、恋愛、家族、若年および中高年期のアイデンティティ・クライシス、先端文明との関係、法制度と責任など、我々が直面している問題のひとつひとつを、小浜逸郎が等身大の視点で再検証する。
2009年12月に発行した『子供問題』の対となる一冊。

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