2012-01-22

パリ副市長・来日&帰国

懇意にしているパリのクリストフ=ジラール副市長が木曜夜に来日して、金曜朝に広島へ発ち、夜に都内ホテルに戻ったので、21:30に懇談した。次期文化大臣とも目されるジラールさん。広島に同行しないか?とお誘いを受けたが仕事が入っていたため、かなわなかった。

ル・モンドの取材が入っていたため、本当に半年ぶりの再会を喜び合い、お互いに、お土産(ジラールさんは近著2冊。その場で日本語とフランス語でサインをしてくれた)を渡し合い、次はパリで面会することを約束して、別れた。

若い頃に週刊ポストの表紙に載った大の親日家が文化大臣に就けば、日仏文化交流が一気に進むことは間違いない。

ジラールさんは土曜昼に日本を発った。

2012-01-07

共和党の復権、オバマの失脚

私は米国大統領選2012を大統領選1996となぞらえていた。

候補者が乱立し、本命もブッチぎりで勝つわけでなく、満身創痍の状態で、現職と闘う。

しかし、ロムニーのしなやかな闘いぶりを見ると、あの年の共和党候補・ボブ=ドール元上院院内総務とはちゃうなあと考えるにいたった。思考は現実化する。

希望のオバマは、有権者を絶望へと導いた。
「新たなる希望」はロムニーになるのではなかろうか。

オバマは黒人が大統領になった、という、功績だけを遺し、退場ということになろう。

欧州連合、崩壊の兆し

ハンガリー王国の極右政権が新憲法を発布して、独裁化を進めている。
報道の規制、ホームレスの犯罪→処罰化、選挙制度は与党有利へ改悪、国家経済化。

しかし、国民は支持する。

ギリシアのようにならないためには「独裁者が必要だ」とおもっている。

危機の時代には「リーダーシップ」や「独裁」が求められる。
橋下徹・大阪市長はそこを見事に分かっている。

日本もハンガリー化するのか?
とにかくいいたいことは、野田にはNo!だ。

世界は急速に変化する

フランス大統領選挙で4月29日の決選投票で誰に入れるか。
現職のサルコジか社会党の大統領候補・オランドか。
52~56%のフランス国民がオランドに入れるという。
サルコジに入れるというのは38%~43%。

大差をつけられている現職・サルコジ。
落選は必至だ。

1月15日の台湾総統選挙で政権交代が起こる可能性のほうが高い。

米国では共和党の予備選でロムニーが順調な闘いを続けている。
穏健派のロムニーが大統領候補になれば、無党派層はもとより、民主党層にすら、同氏は食い込むだろう。
保守派が反発する?どうせ、選挙にそもそもが行かない連中だ。
無視してけっこう。

強硬な保守よりも穏健なロムニーのほうがオバマ大統領にとって脅威となろう。
ギングリッチ元下院議長?もう、過去の人だろうよ。

12月には韓国大統領選挙。
ソウル市長選挙では野党が大差を付けて与党に打ち勝った。
ハンナラ党が政権から落ちる可能性は高い。

今年は良きにつけ悪きに付け、選挙の年だ。

まず、ユーロ圏の崩壊。これは確実だろう。
円の一人勝ちが進行する。

日銀は金融緩和を大胆に進めて、デフレから脱却し、円安へと誘導すべきだ。
なのに、It’s enough.という。いまので十分だって?

円とドルの関係は株価の動きと連動していることは歴史が証明している。

いまこそ、ゼニをバラ刷って刷ってバラまいて、市場にゼニがまわるようにして、デフレ脱却、円安へ。