2011-12-30
希望と絆
コトバ2012は
希望と絆
になって欲しい。
一人では
生きられないからこそ
社会があるのだから
日本から原発をなくす。
フランスから原発をなくす。
核廃棄物は無害化するまでに約100万年もの年月がかかります。
遡れば、それはアウストラロピテクスの時代です。
保管・管理の技術が見いだせないのに、原発を稼働させれば核廃棄物はさらに増えていき、末代までに負の遺産をのこすことになります。
原子力発電は1950年代のテクノロジーで時代遅れで、人間には統制かつ統御不可能です。
60年経ったいま、定年退職してもらいましょう。
八ッ場ダム建設予算が次年度予算案に組み込まれることが決まった。
前原誠司・民主党政調会長は12月22日に怒りをあらわにして、
「(予算に)組み込ませない」と断言した。
政府の予算案を国会に提出するには、民主党政調会長の承認が必要となったから、前原が屈せず・怯まず・恐れずに筋を通せば、八ッ場ダム建設予算を潰すことはできた。
しかし、「口だけ番長」は一日で豹変。
前言を反故にして、八ッ場ダム建設を黙認することにした。
「責任は感じる」というならば、辞任してしかるべきだろう。
「口だけ番長」には「やるやる詐欺師」という新たな名前を進呈しよう。
ドミニク=ドヴィルパン前首相が大統領選へ出馬表明したのは先の日曜日のこと。
支持者には出馬宣言のメールが届いた。
2012年の当選を期して、新党『連帯共和国』党籍の更新を促すメールが届いたので、カンパもかねて、一年の党費を支払った。
同氏は中道・右派に支持を拡げている。
ドヴィルパン節がこれからも聞けると思うと嬉しい限りだ。
11月15日が誕生日のドミニク=ドヴィルパン前首相にお祝いの品を贈ったところ、直筆の感謝状をいただき、たいへん恐縮していた。
そのドヴィルパンさんが支持者に大統領選に出馬するメールをおくられた。
私は自分にフランス留学を決断させた、畏敬申し上げるヴィルパンさんの決断を断固支持したい。
左奥歯は冷たいものをのむとき、滲みていたかった。
それが平時でも痛みが続くようになったので歯医者に行った。
そこで、虫歯治療の価格を尋ねると一万円以上といわれた。
いろいろとネットで情報を探すと、虫歯を削るのは古い
やり方だとかいているものがあった。
私は薬局で「シミによる痛み止め」と「フッ素」と「キシリトール」が
入った歯磨きを買って、毎日、磨いていたら、一週間程度で
シミによる痛みがなくなり、それ以来、歯磨きは頻繁に
行っている。
虫歯は進行を抑えられても、退化させることはできないと聞くが、
私は歯痛からすっかり解放された。
12月6日に催された大川隆法「幸福の科学グループ」総裁の大講演会@さいたまスーパーアリーナには、入場するためのご奉納が一人一万円で、約18000人が参加した。10万円であろうが、参加人数は変わらなかったのではないか。それくらい参加者に強い信仰を感じた。
各地では区民館の大ホールを借りたり支部などで衛星中継を流す会場が約3500カ所用意された。
もちろん、衛星会場の方もご法話を聞くため、ご奉納する。
私が感じたのは、幸福実現党が会員に浸透していない事実だ。
幸福の科学の会員は多くいるのに、政治に参加することと
距離をとっている会員が少なからずいる。
これだけ動員力があるのに票に結びつかないでいる。
まだ、できて二年半だから、仕方ないのかもしれないが……。
ルソーの人民主権論にブレーキをかけ、権力の分立について、生涯かけて書き上げた著書『法の精神』で説いたのがモンテスキューだ。
大川隆法「幸福の科学」総裁は「ルソーに傾斜した人は左翼に陥る可能性が高い」と方々(ほうぼう)で説かれるが、ルソー熱を沈静する「保守思想家」モンテスキューの偉業に触れてほしいなあ……と思うことはままある。
「一般大衆の意志」を重んずるルソーと「法の精神」を重んずるモンテスキューを比較論ずれば、国民国家論を展開できようものだ。
さて、三権分立国家であるフランスでは「法」を司る機関が、他の機関に比してやや強い。
明治の日本人は法を重んずるフランス共和国を、畏敬を以て、「法國」と呼んだ。
精神の根底にカソリックがある国を「仏」と呼称したのは隣国・Chine影響だ。
それでは仏から神の話へ!
フランス語では唯一神・至高神を以てDieuと呼ぶ。
ユダヤ教でいえばYahweh(ヤハウェ)、イスラム教ではAllah(アラー)。
幸福の科学では「地球系霊団の最高指導者」をエル・カンターレと呼ぶ。
これはフランス語のDieuという概念ではなかろうか(と日々、学究に勤しむ幸福の科学・講師に「それ、ちゃうやん?」とツッこまれるかしら)。
そして、ギリシア神話の神々や「八百万の神」という場合の神はdeite(eの上にアクサン・テギュが両方つく)という。divinite(アクサン・テギュが最後のeにつく)は神性が原義だが、神々というときの神としても用いる。
よって、同教団の教理では、エル・カンターレが天地創造の至高神・Dieuであり、霊言で呼び出されるのはdiviniteないしdeiteになのではないか。
以上、Dieu, deite, diviniteのお話でした。
昨週にダニエルさんが代表の国連NGO『フランス自由協会』から
ダニエル=ミッテランさん逝去の知らせを受けて、今頃の季節に、
ダニエルさんの事務所でインタビューしたことを思い出した。
あれはもう8年前のことだ。享年八七歳。
今夏パリに訪れたとき、既に病に伏されていらっしゃった。
チベット難民・キューバー難民・クルド人受け入れ政策を
実行し、「人権」と「生命」の為に最後まで力を尽くされた。
「心に決めた問題に熱情をもって闘い続けるあの偉大な反逆者」(by M. DELANOE)が
取り組んだ砂漠地帯における水飢饉の問題を解決するよう努めることがダニエルさんからの
宿題なのだと思う。
日本でも緑の党を創ろうとする動きが2000年に入ってからいろいろとあった。
そして、「2000年人から3000年人へ」という文明のパラダイム=チェンジを
目指すべく「みどりの未来」が近年、スタートした。
11月20日にお茶の水YMCA地下ホールで5時間近くのシンポジウム・
講演・メッセージがあったが、満席で立ち見が出るほどで熱狂に
包まれた。
「みどりの未来」のFuture Forcastからみれば、きわめて
明るい。時代がみどりを要請し、地球がみどりを要請している。
大川隆法・総裁が12/6に大宮アリーナでエル・カンターレ祭の大講演会を行なう。
会場は満席になりそうだが、一席あたり1万円かかる。
会員・非会員ともに差別せず同じ額だ。
人気歌手のコンサートのチケット代金よりも高いと
いわれるかもしれないが、一回のご法話に1万円を
費やしても安くかんじるほど、講演に期待しているの
だろう。
ちなみに、大川総裁の説法は30分間を予定している。
大川総裁はたいてい速く話されるので1時間、話されて
テープ起こしすると、原稿用紙が一時間で50~60枚に
なる。
大会場だとゆっくり話されるので、分量は濃縮される。
経済政策には財政政策と金融政策がある……というのは経済学でいちばん初めに習うことだ。
ユーロ圏の国は金融政策を欧州中央銀行に任しているわけで、財政政策に限定される。
わたしは前から疑問に思っている。
市場に資金がまわらずに円安・デフレに陥っているのが日本の現状だ。
ならば、漸次的に、お金を刷る量を増やして市場にお金がまわるようにしたらええんじゃないか?
円の価値は下がる。円安が進むだろう。物価は相対的に上がり、デフレ脱却の道が拓ける。
大胆な金融政策を!と声を大にしたい。
米国民主党大会2004にロナルド=レーガン元大統領の長男であるロン=レーガンさんが登壇されたことを今でも覚えている。
レーガンさんは
「私のラストネームを聴いて驚かれた方もいらっしゃるかと思う。ただ、わたしはこの場で政治的な発言をしようとは思っていないし、すべきではないと思う」
旨、述べた後、アルツハイマー病などの治療に役立つES細胞の研究を推進する立場から、ES細胞と病気について説明をした。そして、自身のイデオロギーから研究を阻害する人たちを
“You should be ashamed of yourselves.”
と非難した。
ロン=レーガンは父が大統領の時にすでにアルツハイマーを患って、奇行がしばしあったと、最近になって告白し、アルツハイマの治癒を目的に活動している。
民主党大会であえて演説した同氏に私は敬意を持つ。
下記に指示文が掲載されています。
http://dailycult.blogspot.com/search/label/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6
幸福の科学では、ご意見ある方には、広報局が対応していますので(返信がないことが多いですが)、関係のないところに連絡が行って混乱しないように、電話番号のみ銘記しておきます。
tel:03-5793-1721(幸福の科学・広報局)
ちなみに、わたしの担当はシマダさんという女性で、取材依頼しても返信のないことがままあります。
大川隆法・総裁先生がマレーシア講演会につけたタイトルが”The Age of Mercy”。
Mercyとはフランス語のMerci(ありがとう)に当たる言葉。
語源はmercesというラテン語だ。憐れみ・哀れみという意味から、近年になるほど、意味は軽くなる。
大川総裁先生の慈悲というのは、「ありがとう」程度の浅さなのだろう……と思わせてしまうようなタイトルだ。
講演を聴いてその思いは強くなった。
「Mercyとは神の名なのです」というのは
「『Thanks』が神の名なのです」
というに等しい。軽いっちゃ軽いけれど、
御自身でそう宣言されているのだから、
仏弟子たちはツッコミようがない。
大川総裁先生が英語で講演なさるのも結構だが、
語源辞典を読まれてから行うことをお薦めする。
ケインズの代表作を出版されますことを、たいへん悦ばしく存じます。
ひょっとしたら、広く読まれるのでは……と推し量っております。
ピーター=ドラッカーは「国民国家からメガステイトへ」という論文の中で、ケインズについて次のように述べています。
世界不況といわれているこんにちにおいて重要な指摘です。
「ジョン=メイナード=ケインズは、少なくとも中規模以上の国家の場合、国民経済は世界経済から隔離された存在たりうると主張した。さらに彼は、この隔離された国民経済は、政府の政策、すなわち政府支出によって、完全にその状態を左右しうるとした。今日、フリードマン派、サプライサイド派、その他ポストケインズ派のいずれもが、他の点ではいかにケインズと異なろうとも、この二つの教義についてはそのままケインズに従っている」(『ポスト資本主義社会』159頁)
政治家として”大物”であり文人として”大家”であるアンドレ=マルローはシャルル=ドゴール政権の下で文化相を長く務めた。同氏の小説『希望』は、希望が見えない世の中だからこそ、示唆に富む。
マルローは1976年に没したのだが池田大作SGI会長と対談し、本になっている(『人間革命と人間の条件』)。はじめにフランス思想研究(とりわけ、ヒューマニズム)の碩学・桑原武夫先生が解説を書いている。
SGI会長がフランス美術史・美術論の大家・ルネ=ユイグと『闇は暁を求めて』という全三巻の対談集を出していて、未だに手に入ることが分かったので、発注した。日本語でユイグの新刊が中古でなく新書として手に入れられるのはこのシリーズだけなので楽しみである。
シャルル=ナポレオンが書いた『ナポレオンによるナポレオン論』(未だ邦訳されず)を読んで感銘を受けていたので、SGI会長と今年に入って出した対談本も発注した。
読書の秋ではないが、最近、1日1書を、多忙ながら、心がけている。
にゃ~んてことを書き連ねたのは、『幸福の科学グループ』の大川隆法・総裁はなぜ著名人と対談せずに、亡くなってから、霊言という形で”対談まがい”のことをやるのか不思議でならないからだ。ピーター=ドラッカーにいたっては晩年にも来日講演しており、私は聴きに行った(サイン本をもらった話は以前したとおり)。
『もしドラ』が流行ってから、大川総裁は突如、ドラッカー礼賛を始め、今までに、ドラッカーの霊言を3冊出している。
読むに耐える内容ならよしとしよう。しかし、死者を冒涜するような”まがい物”だから、手に負えない。
エンターテイメント性はあろう。しかし、30分あれば読破できるジャンク・ブックをどんな人が買うのだろう。
といいつつ、雑誌『イチゼロ』から『幸福の科学を科学する』原稿を求められ、自分は買っているのだが……。
大川総裁が公に文化人と対談をしたのは、私の記憶する限り、渡部昇一氏と田原総一郎氏とだけ。
霊言は”方便”と自身で宣言しておきながら、世界の一級の知識人と対話するでもなく、霊言に拘るのは、醜悪だ。
「方便の時代は終わった」と1994年に霊言の中断を宣言したが、いま、『方便の時代が始まった』と自身で宣言するのが誠実な態度なのではなかろうか……と思う今日この頃、稲垣五郎。
ヨットパーカ姿の男が、経済危機対策を求めるデモの人波からすっと離れた。たちまちメディアが群がり、支持者の人垣ができる。男はちょっと戸惑った表情を見せた後、滑らかに語り始めた。「われわれは皆、壁に直面している。抗議行動の激化は理解できる」
オリビエ・ブザンスノ氏(34)。フランスの極左政党「反資本主義新党」(NPA)スポークスマン。「サルコジ大統領のライバル政治家」を尋ねた二月の世論調査で、左派政党党首らを抑えトップに躍り出た。失業者が続出する暗い世相の中、反資本主義の旗印にじわりと支持が広がる。フランスで今、最も注目を集める若手政治家だ。
ブザンスノ氏は「大政党は資本主義の道徳的運営が解決策だと主張する。だが、結局は少数の株主を救うために公的資金が使われ、解雇が横行する。逆のことを実行すべきだ」と強調する。
「富の分配を徹底的に見直さなければならない。賃金や年金を引き上げ、富裕層と企業に重税を課す累進課税を復活させることが必要だ」
二月、それまでスポークスマンを務めていた極左組織「革命的共産主義者同盟」をNPAに改組した。知識人らの集まりにすぎなかった組織を、より開かれた政党に脱皮させ、党員も二千五百人から九千人に急増した。
「遺伝子組み換え作物への反対運動や不法移民の支援運動、エコロジー、同性愛者の権利擁護など市民運動の現場で活動を続けてきたことが、彼の強みだ。単なるマルクス主義者の枠を超えている」とパリ政治学院のバンサン・ティベリ研究員は指摘する。
一九八九年、ベルリンの壁が崩れ東西冷戦が終結したとき、ブザンスノ氏は十四歳。「政治に目覚め始めたころだ」と振り返る。
人種差別反対運動に飛び込んだブザンスノ氏にとって、ソ連崩壊は社会主義や共産主義の失墜というより、抑圧体制国家の最期と映った。
「それより、私は資本主義者たちの言説の欺瞞性を確信していた。『資本主義の勝利、歴史の終わり』。二十年後、全部偽りだと証明された」
今回の世界経済危機を通じて得られる教訓は「少数者が決定権を握ることの誤りだ」と言う。「資本主義体制では、膨大な資本を握る少数の者が富の行方を決める。ソ連や東欧圏でも官僚組織の頂点に立つ少数者が決定権を握っていた。われわれが、まだ試していない唯一のシステム、それは市井の多数派が自らの運命を決める社会だ。私自身が考える社会主義や共産主義の定義に近い」
それは権力者と民衆という縦の関係ではなく、人々が横へ横へとつながるイメージだろうか。
ブザンスノ氏の本業は、パリ郊外の富裕地区ヌイイシュルセーヌの郵便配達だ。くしくも、サルコジ大統領がかつて首長を務めた町でもある。デモの最中に握手を求めると、握り返してきた手はざらりと荒れていた。汗を流して、現場で働く者の手だった。(軍司泰史共同通信記者)