2011-06-28

子どものヒロシマ原爆絵と『GAY@PARIS』が展示@パリ市庁舎

パリ市庁舎の国際担当のオフィス廊下には、ヒロシマ原爆を描いた子どもたちの絵が展示されている。文化担当のオフィスには、拙著『ゲイ@パリ』(長崎出版)が飾られている。

Hier martin, j’ai eu entrevue avec l’Adjoint Christophe Girard pendent 15 minutes a l’Hotelle de Ville.

久方ぶりに邂逅したジラール副市長のオフィスで、同氏が若かれし頃に、表紙になった週刊ポストを見る。

Merci bien pour votre gentillesse.
ありがとうございます。

2011-06-26

ゲイ=プライド@Parisは最高!

わたしは今回取材者でなく、一参加者としてゲイ・プライド@パリに参加した。HESのメンバーなので、HES・社会党・社会党若者チームに加わった。5年3ヶ月ぶりにパトリック=ブロッシュ下院議員と邂逅し、日仏友好議連代表のDavid上院議員とブロッシュ下院議員と共に社会党チームの先頭を行進した。だいたい、4時間半。十二分に話せて良かった。途中まで親日家のジャック=ラング元文科相&下院議員も一緒だった。

今年は最前列にパリ市長はまだしも、共産党・左翼党のリーダーが顔をそろえた。LGBTがはねのけられ、政治色の強いパレードだった。残念に思えた。

警察発表で50万人が参加するだけあって、すごい人だかりだった。

それにしても、終点のバスティーユ広場で警察が参加者を強制的に誘導した。上院議員・下院議員にまですら、命令するのだ。対話なしの命令に、彼ら自身驚いていたし、わたしにとってもここまで警察国家が進んだかと暗澹たる気持ちだった。

2011-06-25

さあ、今日はゲイ・プライド@パリだ。

本日14時~パリにて50万人(警察発表)が参加するゲイ・プライド(正式にはMarché de la fiérté des LGBT)が催される。取材に行こうっと。

明日は最高気温が25度の予測。日曜は31度、月曜は34度の予想で、フランスで雨の季節は終わり、本格的な夏が訪れる。冷房なしで34度。満員電車でぎゅうぎゅうづめの電車に乗るのか。

2011-06-22

Parisは夏至=21:57に日没=音楽祭30周年

昨日はパリは夏至でした。フランソワ=ミッテラン大統領の下、ジャック=ラング元文科相が始めた音楽祭が夏至に合わせて行われました。30周年です。ミッテラン当選からもう、30年経つのですね。

2011-06-19

パリは大改造中

パリのいたるところでいまなお工事が行われている。

ドラノエさんがパリ市長に当選したのは18 mar 2001。
2008年に再選を果たして、改選は2014年だ。
街造りで大いに参考になったのが、
ベルトラン=ドラノエ『リベルテに生きる』(ポット出版)だ。
フランス語版は2004年9月に出たが、同氏の新しいパリ構想は
本の中に書いてある。大いに参考になる。
この本はパリ視察に必須だ。がんがん売れて欲しい。
内容はいまのところ古くなっていない。

文化政策と子育て政策と交通政策に関心があるので、
アポイントメントをとって担当者から話を伺おう
と思う。一人はすでに日取りも決まっている。

パリに来て、ホームステイをして、学校で授業を受け、
日に日にフランス語がrenoverして、言葉を取り戻していく
感があり、とても心地よい日々をおくっています。

2011-06-18

政治集会でHip Hopに興じてもええんじゃないか?@Paris

パリにいると書きたいことがたくさんでき、されど、時間がもったいので、気が向いたら、帰国したら書こうか…と煩悶。

2009年以降、フランスのEcolo派政党が集会後にかける曲が下記です。
みんな、踊りに興じて集会は終わります。日本にも
「ええじゃないか」の歴史がある。

政治集会後に踊ってもええんじゃないか?

watch?v=k7OIyTDeEjs

2011-06-17

フランスで同性カップル結婚を合法化する法案が審議へ

フランス社会党が下院に同性カップルの結婚を合法化する法案を提出した。多くの与党・UMPの議員が沈黙を守る中、2人の同党下院議員が口火を切って、支持を表明。さて、どうなるか?

2011-06-11

パリ改造計画、進行中

フランスは地デジ化でNHKも見られるようになっています。
インターネットはWi-Fiが主流で普及しました。

パリ市はわたしがあとにした五年間で、変化を遂げましたが、
さらに進行中。2001年からドラノエ市長の左翼市政は始まり
ましたが、次の改選は2015年。ひょっとしたら、ドラノエさんは
21世紀のナポレオンⅢ世になるのではないかと思います。

パリへ帰還

日本からパリに来て二日目です。

13歳、11歳、7歳の息子さんがいるご家庭にホームステイしています。わたしはパリ南部に住んできたものですが、今回はパリの北東です。パリ19区でパリの端といった感じです。

本日、キヨスクでドミニク=ストロス=カーン前IMF専務理事を辞任に追い込んだ女性の素顔に迫った暴露雑誌『Paris Match』と、シラク大統領の回顧録が載った「Le Point」を購入しました。

いまは16-7度くらいで夜は7度くらいまで落ちて、涼しいですね。でも、暑いパリはすぐにやってくるのでしょう。

2011-06-02

フランス左翼政党の連帯

旧聞に属するが、3/20-3/27のフランス統一地方選挙(県議会議員)で、左派連合が右派を破った。

わたしがフランスにいた頃はフランス左派はてんでばらばらで、社会党内ですら、まとまもっていなかった。

それが今回は社会党-欧州緑の党-左翼急進党-共産党(PCF)-共和国市民運動(MRC)が連合した。欧州統合に懐疑的なPCFとMRCも社会党の左翼連合に乗ったのだ。

共産党はといえば、私がいた頃は、極左と共同歩調をとっていた。
隔世の感である。