月別アーカイブ: 2010年6月

第24回 『傷だらけの店長』

お久しぶりです。今回は『傷だらけの店長』というタイトルで7月中旬にPARCO出版から刊行される書籍をお勧めしたいと思います。タイトルに含まれた「店長」という言葉からご想像の通り、出版業界の重要な当事者である書店、その書店で働く店長を描いた作品です。書店経験といってもアルバイトでしかない私が店長の作品をお勧めするのはおこがましいような気もしないでもありません。が、出版社の営業として書店と関わる中で感じている様々な思いはこの作品を読むことでより深く掘り下げられた気がします。それが、出版社の営業にこそ、この本を是非お勧めしたい理由です。
なお、お勧めする以上、どうしても内容に触れざるを得ません。そのため、一部「ネタバレ」のような話が含まれます。その点、お含みおきください。

新文化(業界紙)での連載

元々この作品は業界紙の新文化に連載されていました。連載中に著者本人が店長を勤めていた書店の閉店という大きな出来事があり、ある意味、同時進行のドキュメンタリーとしても読める作品です。
連載当時から出版業界では話題になっていたように思います。出版業界紙である新文化での小説の連載は異例のことだったようです。当時、新文化編集長だった石橋さんの強い意志があったことを伺っています。連載の途中から書籍化の噂を聞いていましたが、実際に書籍化されるまでには時間がかかりました。その分、大幅な加筆修正があったようです。

作品の内容

この作品は都内の駅前にあるチェーンの書店の店長の、まさに「傷だらけ」の日常を綴っています。内容を要約するよりも、目次をご覧いただいたほうがよいかと思います。以下に全目次を掲載いたします(目次はゲラから起こしたものなので刊行時には変更になる場合があるかと思います。ご了承ください)。

誰もいない店内で。
ただ、許せないだけなんだ。
消えてくれ!
本屋なんかやめておけ…?
私はいつだって怒っている。
ノルマと向き合う。
誠実な私の、不誠実な行為
ソボキトク、スグカエレ。
なにしろ時給が低い。
いつもの朝。
万引き犯を殴った痛みは。
都心の大書店で意地悪をする。
深夜の出勤。
伝える者がいない…。
「本屋になりたきゃ、家を出て行け」
「かつての私」に何を言う?
さよならも言えなかった。
私よ、あきらめるな。
土俵際。
まだ空は明るい。
「使えない」
甘きオープニングスタッフ
くそばばあ…。
ベテランのクビをきる。
全国データ、とやら。
「その年収で、納得してるわけ?」
防犯カメラはお前を見ている。
そのとき、私はどうすれば…。
本屋ごときの分際で。
その仕事、ほんとに続けたい?
残匂をさがす…。
辞める決心の向こう岸
頼れる店長? 便利な店長?
「なぜ本屋になったの?」
俺は待ってるぜ…。
もはや正義なんかじゃない。
終わりのはじまり。
告知。
彼は扉をノックしてくれたが。
最期の夜を過ごす。
自己満足だったのか?
いつもどおりの一日。
闇の奥を覗く。
緑の日々を過ごす。
わすれものにであう。
未練はある。悔いもある。
志を捨てられない、すべての書店員へ。

この作品に描かれているもの

この作品で描かれているのは、疲れ果て苛まれ日々の業務に押し潰されそうな孤独な店長の姿です。救いはあまり無いかもしれません。ですが、それが書店という現場の現状であるということを著者は伝えようとしているはずです。一口に書店と言っても規模の大小や景気の良し悪しは確かにあります。この本でも再三描かれていますが、アルバイトや社員、店長、経営者といった立場の違いもあります。ですが、そうした諸々を鑑みても、書店の現場が疲弊し、働いている一人ひとりにとっての未来が描けなくなっていることを著者は伝えようとしています。

華やかな「出版業界」はどこにある?

大手の一翼を担う出版社におけるリストラの過程を渦中から発信した「たぬきちのリストラなう日記」が同じく7月に刊行の予定です。誰もが羨むほどの待遇(給与)や華やかな媒体のイメージ、芸能人によるイベントやマスメディアで話題のベストセラーなど、そこには確かに皆が思い描く「出版業界」があります。興亡も盛衰もドラマチックで、好きなことをやっていたい人たち=大人になれない人たちが思い切り遊んでいられる血湧き肉踊る鉄火場。著者であるたぬきち氏の筆致も、リアルを描いているはずなのにどこかエンターティンメントを感じさせる文体・内容で、新潮社という超メジャーな出版社(PARCO出版さん、比べてすみません)からの刊行も含め、話題になることは確実でしょう。
それも確かに出版業界の一端であることは間違いありません。が、決して全てではありません。たぬきち氏の現実と同様に、『傷だらけの店長』の現実も存在しています。多くの小零細出版社で日々苦闘している営業マンの日常も、現実です。

町の書店と小零細版元

私は小零細出版社で営業関係の仕事をしていますが、そうするとどうしてもお付き合いする書店さんは超大型のお店が中心になります。町の書店の重要性は頭ではわかっていても、実際に商品を扱っていただくためには厳しい判断をいただくことがあるのも事実です。町の書店からすると小零細出版社の本も置きたい気持ちはあるかもしれませんが、商売の現状を考えればやはりメジャーな版元の本に重きを置かざるを得ない局面もあるでしょう。もちろん、そうではない「個性的」な書店があることも事実ですが、それが主流とは言えないことも事実として受け止めなければなりません。

未来はどっちか

この作品では具体的な未来の可能性は提示されていません。暗示するかのように示唆されてはいますが、それも「そう言い聞かせている」ものなのかもしれません。大きな時代の変化の中で淘汰される業界に対する、既にノスタルジーと言ってもいい感情が芽生え始めているようにも読めます。
無理に希望を見い出すのであれば、そこにこそヒントがあるのかもしれません。これだけ厳しい現状の中でも、本屋の店員は憧れの対象となることがあります。そして、離れていった人々にとっても、懐かしく振り返ることができる場合が多いようです。
魅力もやりがいもある職業のはずです。なのに、実際にやってみると大きな苦渋を強いられる。特に待遇面において。ならば、どうやって待遇面を改善していくのか。
残念ながらその話題は私には荷が重過ぎます。ですが、常に忘れないようにしたいと思います。

最後になりましたが、著者の友人でもある出版コンサルタントの石塚昭生さんがPARCO出版の許諾を得て公開している『傷だらけの店長』の書店向け注文書へのリンクを掲載します。
http://www.ikimono.org/diary/wp-content/uploads/2010/05/kizudarake.pdf

出版業界で本を作り売る全ての方々にこの本のことを気にかけていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

※2010年7月20日追加
パルコ出版の特設サイトへのリンク

すず、ヨーガ初参加

ポットのヨーガクラブは、ひと月4回レッスンをしています。
鉄は、ほぼ毎回私たちと一緒に、ヨーガレッスンに参加しているのですが
(ソファに寝て、時々「フゴー」とデカイ鼻息を出したり、寝言を言ってるだけ、の参加)
すずは、今まで一度も連れて行ったことはありませんでした。

なぜならば……、きっと騒いで、ヨーガどころじゃなくなるだろうから。

案の定、最初は騒いでいたけど、
全体をみれば、みんなの予想を越えていい子ちゃんにしていました。
でも、シャバーサナというポーズ(仰向けに横たわる)のときは、全員の鼻の穴を
なめて回っていたけど。
(その前に、みんなの足の裏とかなめて回っているんだよねー)

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今日のレッスンは、ミーモ先生だけではなく、インドから帰ってきたばかりの
スシル先生も来てくれました。

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すずと同じく「あかるい未来」に保護された、ポンちゃんの真似をしてみました。
(6月27日の日記に、ポンちゃんのポーズが載ってます)
似てるけど、なんか違うよーな気がする。

『電子書籍と出版─デジタル/ネットワーク化するメディア』見本が出来ました

新刊『電子書籍と出版─デジタル/ネットワーク化するメディア』の見本が刷り上がってきました。

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カバーは「もみがみ」という用紙に「グロスPP」加工を施したもの。分厚い和紙を飴でうすーくコーティングしたような、不思議な質感です。

目次は以下。
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はじめに

Ⅰ 2010年代の「出版」を考える
高島利行(株式会社語研取締役営業部長/版元ドットコム有限責任事業組合組合員)
仲俣暁生(フリー編集者・文筆家/「マガジン航」編集人)
橋本大也(データセクション株式会社取締役会長/ブログ「情報考学」運営)
沢辺均(ポット出版代表取締役/版元ドットコム有限責任事業組合組合員)

Ⅱ 電子出版時代の編集者
山路達也(フリーライター・編集者)

Ⅲ 20年後の出版をどう定義するか
植村八潮(東京電機大学出版局長/日本出版学会副会長)

Ⅳ 出版業界の現状をどう見るか
星野渉(「文化通信」編集長)

Ⅴ 編集者とデザイナーのためのXML勉強会
深沢英次(メディアシステム・ディレクター/グラフィックデザイナー)
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写真は「Ⅰ 2010年代の「出版」を考える」のトビラページです。左から弊社沢辺、「語研」の高島さん、橋本大也さん「マガジン航」編集人の仲俣暁生さんです。

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5月の連休を返上して、ポット出版編集部が用語解説(ページ左部分)を作成しました。全146項目。大変でした。

書店での発売は7月10日(土)〜です。
また、7月8日(木)から開催される「東京国際ブックフェア」にて先行販売、同じく7月8日から「理想書店」にてiPad、iPhone、PCに対応した電子書籍版の販売を開始します。

どうぞよろしくお願いします。

ギター修理に21万円も使ってしまった。MARTIN-D-18vs

MARTIN_D_18vsjpg

新宿ゴールデン街で長く流しをしていたマレンコフさんが亡くなった。もう半年以上前のはずだ。
僕は何度かゴールデン街で伴奏してもらったことくらいしかないのだけれど、
ポットの会長=飯島洋一が、亡くなるまえに親交を深めていた。
そんなことで、飯島会長が形見にマレンコフさんのギターをもらい、飯島会長はギターを引かないので、
長期無料貸出し、ということで預かった。
楽器なんだから時々弾いてやってくれってことで。

MARTIN/D-18vs
という12フレット・ジョイント&スロテッド・ヘッド仕様のギターだ。
ところが、このギターは、マレンコフさんが踏んづけていて、ウラ側が割れていた。
そこで、修理にだした。
ネックも反っていて、ブリッジも削れていたんで、そこも修理してくれちゃった。
割れもきれいにくっつけて、塗装もし直し。
おかげで24万円ということ。
ギターマイクもつけないことには、実戦に投入できないんで、2万円のマイクをつけて。

最初は「必要最小限の修理」「見積もりは連絡する」ってことだったんだけど、
半年間ほとんど連絡がなかったこともあって、電話でちょっとブーたれた。
4万円負けてくれて合計23万円。とほほ。最初は10万円代でなんとか、って言ってたんだけど。

でも、なおったものをみたら、やらないでよかった修理はなかったな、と思い返して、
黙って23万円の(つまり4万円負けてもらった額で)支払い。
とくにネックの修理は素晴らしく、ブリッジを取っ替えてことで、
ずいぶんと弾きやすくなった。あーだけど、23万円はイタかったな。

──────────
・バック割れ 整形・接着・割れ止め・生地出し塗装 85,000円
・サイド割れ 整形・接着・割れ止め・塗装 25,000円
・バック力木剥がれ 4カ所接着・ライニング接着 20,000円+10,000円
・ブリッジ剥がれ 接着 25,000円
・ネック反り 指版削り修正 60,000円
・リフレット ナット&サドル交換 15,000円
 他 ヘッド割れ Peg分解クリーニング他
合計 240,000円
△ 40,000円
Pickup 20,000円

ポット出版社長・沢辺均の日記 -77[2010.06.13〜2010.06.28]

●2010.06.13日
参議院議員選挙比例区に立候補予定の庄野真代さんと秋田に行く。
秋田の参議院議員(民主党)の松浦大悟さんが、参議院秋田選挙区の鈴木陽悦さんと、庄野さんを「民主党講演会」に読んでくれたので。松浦さんとは知り合いだったので、オレが同行する。飛行機での日帰り、帰りは松浦さんと一緒に。
http://dai5-r.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-b37e.html

●2010.06.14月
午前中、庄野真代事務所で、東京中日スポーツの取材に同席。
午後は、総務省へ行く。ジャパニーズ・ブックダムのことを説明に。

●2010.06.15火
夕方、出版労連の研究集会の講師のための打ち合わせ。新村(しんむら)さんが来てくれる。
岩波書店労組にいた人だ。今は定年退職でフリーに。
出版研究集会分科会5「変わる図書館-出版社との関係はどうなる」
07/06 18時 30分
場所 文京シビックセンター
で、国分寺の図書館の堀渡(ず・ぼん編集委員)と一緒にでるんだ。
それにしても、この出版労連のサイトは使いにくいな。
夜は、「庄野真代、支えあう社会を奏でたい 国境なき楽団からはじまった挑戦 」出版記念パーティーのため、
下北沢の音倉行く。
帰りは下北沢のzajiに寄る。

●2010.06.16水
ポットのとなりにある、シェアオフィス入居希望者のAさんと打ち合わせ。
夜は、学士会館でこれまた庄野真代さんの出版記念パーティー。
狙いは、もちろん、、、。

●201006.17木
出版会議を終えて、日本出版インフラセンター(JPO)の総会へ。
版元ドットコムとして出席。
目玉は、古書買い入れのこと(つまり出版社からみると万引き問題)と、
近刊情報EDIのことだったと思う。予算書とかみたら面白かったな。
既に、講談社と小学館と集英社が、アマゾンに近刊情報の自動送信をはじめ、
近刊の予約をしている。
版元ドットコムもこれに続いてアマゾンへの送信を始めるところ。
近刊情報EDIは、この近刊情報のやり取りをネットワークサーバーを使って行い、
すべての出版社と、書店・取次に提供しようという取組みだ。
60日前から近刊を登録できるようにして、ゆくゆくは、書店での予約と同時に
書店の新刊事前注文の精度を高めて、返品減少に持っていけないか?という
密かな狙いもある。

●2010.06.18金
ポット会議・掃除をしていろいろ雑用。

●2010.06.19土
午後、出版ネッツというフリーの一人加盟労働組合の総会の前座で講演。
「現場から見る、電子書籍時代の出版産業」というテーマで、
講演でなく、会場からの質問に答えたり、参加者と議論したりしようと企てた。
でも、ちょっと散漫になってしまったか?
中公の郡司さんが、家が近くて、サンダル履きで来てくれた。
帰りにお茶飲みながら、電子書籍のアイデアなんかをおしゃべり。
楽しかったな。
そして、夜はベラミナイトという、千駄ヶ谷小学校向かいのスナックで
セッションのようなライブのような、楽器持ちよりのあつまり。
毎月第三土曜にやっているのだ。
日本・デンマーク戦と重なったので、試合をみて、休憩中に一組目が演奏。
終わってから、また演奏。でも、オレはバテバテだったのでげんきなく、
心配や迷惑をかけたようだ。

●2010.06.20日
鉄とすずと代々木公園のドックランに行く。
途中、チャイニーズ・クレステッド・ドッグ(多分コレ)を飼っている公園居住者(?)とおしゃべり。
ドックランは、汚いし、注射をしてない犬が多いので、近寄らないようにしているそうだ。
で、ドックラン。鈴と遊びはじめたドーベルマンを一撃で粉砕してしまった。
耳を噛んだようで血をださせてしまう。
ドーベルマンと飼い主と一緒に近くの動物病院に行く。
6ヶ月のドーベマンは3針縫い、抗性物質の一週間投与。2万円強なり。
ドーベルマンさんごめんなさい。

●2010.06.21月
あるトラブルをめぐって話し合い。
夜中に、妹からオヤジがヤバい、と電話。
と思ったら時間を置かずに「心肺停止」と医者から電話があったと。
入院中の鶴川サナトリウム病院まで、タクシーで行く。
89歳、痴呆症がきっかけで一年1ヶ月の入院後、逝く。
教員をやっていたオヤジは、退職金も年金も、観劇や海外旅行などで金を使いきって、
見事に他界。遺体を葬儀場に移動させ、葬儀屋と葬儀の計画、見積もり等の打ち合わせ。

●2010.06.22火
徹夜、通勤ラッシュの電車で家に戻り数時間仮眠。
午後中村うさぎさん北原みのりさんたちとの新刊の打ち合わせ会議を終えて、
「通夜」へ。喪服を持っていないオレは、ジーパンと黒のTシャツと濃紺の木綿ジャケット。
通夜といっても、無神論者(一時は共産主義者だったはず)のオヤジだから、
坊さんも、祭壇も、死装束もなし。三途の川はないんだから、オヤジの世界に。
オヤジの兄弟とその子供(って65とか45とかばかりだけど)たち中心に15人くらいで、
寿司喰って昔話。オヤジが初めて教えた元中学生(その後も長く付き合いがあった人)が、
転勤していくオヤジを送って、3つの山を越えていった話とか、ちょっと感動モノの話も飛び出し、
まあ、満足ゆく「通夜」だった。その夜は、町田のオヤジたちの家にオレの娘と一緒に止まる。
夜には会議があったのだけど、それはキャンセル。

●2010.06.23水
午前中の約束をキャンセル。
朝9時に火葬所に行かねばならず、8時過ぎに葬儀場に行く。
棺桶(イチバン安いやつ)に花をつめる。オフクロはなんと手紙を書いてきていれている。
火葬場で1時間くらいで骨になって、骨壺につめて終了。
最後は参加者(って18人くらいだけど)で記念撮影をして終了。
葬儀屋に払ったのは約30万円。無神論者であって、葬式もいらないと言っていたオヤジに感謝だな。
そんで、その後、この葬式代は妹と折半にすることにした。香典はオフクロへ。
事務所に戻ってメールの処理やら何やらやって、版元ドットコム会議。
参議院比例区候補○○さんの選対が来て、あるコミュニティーへの対策の話をする。

●2010.06.24木
出版会議。
夕方はスタジオ・ポットSD(関連会社でオレも出資してる)の会議。短時間。
参議院議員選挙の公示日だ。

●2010.06.25金
ポット会議と掃除。
午後、出版業界でいろいろ世話になったHさん来て、
最近の業界やら、電子書籍やら、ジャパニーズ・ブックダムやらのことの情報交換。
夜は、ジャパニーズ・ブックダムのことで、永田町の喫茶店。
その後、Sさんとちょっと。結局、Sさん行きつけのバーにも回って1時半までグダグダ。
オレより忙しい人なんだけど、体は大丈夫だったかちょっと心配。
タクシーで帰っていった。

●2010.06.26土
雑用を片付けたり、メール書いたり。
でも、このメールでちょっとトラブル発生。

●2010.06.27日
鉄とすずをつれて散歩に行こうとしたら「ドックランに行くの?」とオクサンから一言言われる。
たしかに、前の週にドーベルマンとの一件があったんだから、と思って行き先変更。
新宿のヨドバシカメラへ行って、会議室のエアコンを買う。約12万円。
待たされている間に、iPhoneで使うためのブルートゥースイヤホンを買ってしまう。
夜は、会議があって出発。
まあ、いろいろあったな。

●2010.06.28月
JPOの近刊情報関係の打ち合わせで神保町。
帰りに○○さんを呼び出して、昭和風なバーだか喫茶店でアイスコーヒー。
でも、300円で安くてうまかったな珈琲。
夜は書評データベースの打ち合わせを田辺くんと。先が見えて来た。 続きを読む

作家志望の後輩が居候にやってきた [北尾トロ 第27回]

母に粘り勝ちして結婚を認めさせた妹は、これで用済みとばかり実家に引き上げ、海外取材から戻ったぼくはガランとした2DKを持て余すようになってしまった。もともと妹と暮らすために借りた部屋だったから、こうなってみると独り身には広すぎるのだ。妹がいると思うから約10万円の家賃も惜しくなかったわけで、自分一人となると分不相応もはなはだしいと感じてしまう。

実際、金の余裕はまったくなく、毎月カツカツでまわっている状況だ。海外でクレジットカードがないと現金を持ち歩くことになって面倒なので、銀行に行ったついでに作ろうと思ったら、あっさり断られてしまった。ガッカリだ。依頼がなければ即座に無職。フリーライターなんていっても、社会的にはその日暮らしの根無し草にすぎないということである。でも、それはしょうがない。フリーライターなんて何の役にも立たない、あってもなくても誰も困らない職業だと思うし、その中でも自分はビギナー。取材でいろいろな人に会ったり出かけたりできるのだし、ぼくはこの仕事、性に合っていると思う。食べていけるだけでも御の字だと考えよう。 続きを読む

「ちょいエロ飲み」!!

先週パーティだったエフメゾですが、二周年はまだ続きます! 今週(6/30 水)のコンセプトは「ちょいエロ飲み」。

上半身だけ裸飲み、下着+ワイシャツ飲み、下着だけ飲み(パンツ飲み、競パン飲み、六尺飲み、ケツワレ飲み…)……のお客様は焼酎、ソフトは飲み放題で2500円です!(ビールやカクテルは対象外です) ただし「ちょいエロ飲み」の対象者は男子のみです。女子は入店歓迎ですが、褌になったりはできません(笑)。飲み放題は19:00〜23:30。

くそ蒸暑くなってきた今日、ちょっとからだと心を緩めて、エロい気分で週の半ばをやり過ごしましょう! 

食べ物は美味しいカレーライス、ハヤシライスなどをご用意しています。スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

最近読んだ本

井上荒野のファンです。
きっかけは『ひどい感じ──父・井上光晴』 (講談社文庫) 。
一番好きなのは、『だりや荘』 (文春文庫)。
次の好きなのは、『静子の日常』 。
今回読んだ『つやのよる』は、『静子の日常』の上をいくか?という感じです。

井上荒野は真の小説家だと思います。

ドミニク=ドヴィルパンさんの著書を購入する

畏敬申し上げるフランス共和国のドミニク=ドヴィルパン前首相&元外務相とは交換書簡が昨年11月から始まった。6/19の新党『連帯共和国』結成に寄せて、手紙をしたため、御送り申し上げたところ、昨日、感謝のメールを頂いた。パリのベルトラン=ドラノエ市長とも交換書簡を続けており、今月上旬にパリから御手紙が届いた。

フランス語の勉強と学究を兼ねて、ドミニク=ドヴィルパン師のナポレオン三部作とナポレオンの至言集、シャルル=ドゴールの演説集をまとめてAmazon.frで購入した。

輸送費がもったいないので、半年ほど購入リストに書き添えてきた本を、一気にまとめて、輸入する。私はナポレオン=ボナパルトに最近、ハマッている。

個人的には、ルイ=ナポレオン=ボナパルト(ナポレオンⅢ世)が好きだし、関心があるのだが、邦訳された文献が少ないので、研究は浅い。

書棚からドラッカーのサイン本が見つかる。

書棚を整理していたら、ありし日のピーター=ドラッカーからサインを頂いた「未来への決断」を発見する。『芭蕉-詩的実存』も探しているのだが、見つからない。

とりあえず、なんとか発見したのが大泉実成さん著『麻原彰晃を信じる人びと』だ。こんにちにおいても読みごたえがある。大泉さんは続編を出す予定で、原稿もすべて書き終えていたのだったが、世に出ることはなかった。