月別アーカイブ: 2010年4月

お部屋2047/インタビュー原稿のルール 4

読んでいない方は以下を先にお読みください。

お部屋2042/インタビュー原稿のルール 1

お部屋2043/インタビュー原稿のルール 2

お部屋2045/インタビュー原稿のルール 3
 

インタビュー原稿が出る過程で、河野氏にもまたミスがありました。これも「[ツイッターを疑え!]を疑え」のコメント欄で質問をしました。

河野氏は原稿チェックの際に【文字数を気にしながら】と書きながら、一見して文字数が増えていることがわかります。「受け取った初稿」「ぼくが直した原稿」を比較すると、初稿は1行15文字で122行です。それを直した原稿は20行オーバーの152行。

実際に出た「週刊ポスト」の原稿は、12字×165行で、初稿を12字詰めに直すと、1行の違いしかない。つまり、初稿の段階で文字数はフィックスであったことがわかります。対して、河野氏が直した原稿を12字詰めに直すと、28行オーバーです。

これでは編集部に対して「もう一度手を入れてかまわない」と言っているに等しい。事実、掲載誌を見ればおわかりのように、編集部あるいはライターは少しずつ文章を削る工夫をしています。
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連休はいかに?

明日からポットは、5/9(日)まで連休に入ります。

しかし、連休中も仕事をする人たちもいます。
私もそのひとり。
でも、30(金)の夜には、北軽井沢に鉄たちと遊びにいく計画を立てています。
でも、でも、
仕事終わるのかなー? 行けるのかなー? とすでに弱気になっています。

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いただいた本●筒井漫画涜本ふたたび

実業之日本社・青木芳紀さんからいただきました。


書名●筒井漫画涜本ふたたび
原作●筒井康隆
漫画●明智抄 /いがらしみきお/伊藤伸平/折原みと/雷門獅篭/菊池直恵/鈴木みそ/大地丙太郎/高橋葉介/田亀源五郎/竹本健治/とり・みき/萩原玲二/畑中純/みずしな孝之/Moo.念平
発行●実業之日本社
定価●1,600円+税
A5判/232ページ/並製
ISBN978-4-408-61272-0

●全国の書店で購入できます
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●内容紹介&収録作品
巨匠にして天才、筒井康隆の小説を16人の人気マンガ家がコミック化した、超絶アンソロジー・堂々の第2弾! ドタバタにSF、ホラーにファンタジーと、いま新たによみがえる傑作名作短篇のみだれ撃ち、めくるめくツツイ・ワールドをご堪能あれ!

◆明智抄 「幸福ですか?」
◆いがらしみきお 「北極王」
◆伊藤伸平 「五郎八航空」
◆折原みと 「サチコちゃん」
◆雷門獅篭 「落語・伝票あらそい」
◆菊池直恵 「熊の木本線」
◆鈴木みそ 「あるいは酒でいっぱいの海」
◆大地丙太郎 「発明後のパターン」
◆高橋葉介 「ラッパを吹く弟」
◆田亀源五郎 「恋とは何でしょう」(『男たちのかいた絵』より)
◆竹本健治 「スペードの女王」
◆とり・みき 「わが良き狼」
◆萩原玲二 「弁天さま」
◆畑中純 「遠い座敷」
◆みずしな孝之 「フェミニズム殺人事件のようなもの」
◆Moo.念平 「うちゅうを どんどん どこまでも」

いただいた本●禁断異系の美術館3 エロスのハードコア

相馬俊樹さんからいただきました。


書名●禁断異系の美術館3 エロスのハードコア
著者●相馬俊樹
発行●アトリエサード
発売●書苑新社
定価●2,000円+税
ISBN978-4-88375-113-6
四六判/192頁/並製

●全国の書店で購入できます
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●内容紹介&目次
さまざまな異端芸術を
発掘・紹介する禁断異系シリーズ第3弾!

今回は、よりハードコアでディープな表現をする
アーティストをピックアップ!

極限まで突き進んだラジカルな作品群を解題し、
また、その源流としての古典ヌードを
エロスの見地から読み解く。

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目次
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第1章 hardcore visions
狂乱の淫欲……トニー・ワード
未来のファム・ファタル……トレヴァー・ワトソン
研ぎ澄まされたエロティック……ラズロ
ラディカル・セクシュアリティの世界……マイケル・A・ローゼン
顔のない女の誘惑……ユエ・ケンペン

第2章 porn visions
美貌のポルノ女優のセクシュアル・ジャーニー……ダーメーン
女性が股を開くとき……ラルフ・ヴァリス
ヒッピー時代のとあるポルノ雑誌
性愛の夢旅行……ロン・ラファエリ

第3章 deep erotics
ヴァギナの呪力……アンリ・マッケローニ
魔女性器幻想……リシャール・セーフ/アルバーノ・グアッティ
優雅なフェティシズム……ジル・ベルケ
宮廷幻想の逸楽……アレクサンドル・デュポイ

第4章 porno or art?
ヴィーナスのオナニー……ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》を読む
聖書のヴィーナス……レンブラント《バテシバ》を読む
裸体のスキャンダル……マネ《オランピア》を読む

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●プロフィール
相馬 俊樹(そうま としき)
1965年生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒。
エロティック・アート研究家、美術ライター、美術評論家。
「S&Mスナイパー」「トーキングヘッズ叢書」「美術手帖」
その他にアート、漫画、文学などに関する文章を多数発表する。

いただいた本●トーキングヘッズ叢書(TH Series) No.42「ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して」

アトリエサードさんからいただきました。


書名●トーキングヘッズ叢書(TH Series) No.42「ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して」
発行●アトリエサード
発売●書苑新社
定価●1,429円+税
A5判/208頁/並製
ISBN 978-4-88375-114-3

●全国の書店で購入できます。
Amazonで購入する

●内容紹介&目次
人は、人に似たものを見ると恐怖する。
その一方で、非常な熱意でもって
人間もどきを夢想し、生み出そうとしてきた。
なぜ人は、人間もどきを恐れながらも愛するのか。
究極的に人は、人よりも人間もどきを選択することになるのだろうか――。

人形からアンドロイドまで、人間もどきへの愛着を探る。

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■主な内容
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肉●富崎NORI
富崎NORI~完全少女への偏愛●相馬俊樹
三浦悦子~現代のフランケンシュタイン●沙月樹京
こやまけんいち絵本館1「砂男」●こやまけんいち
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外見的精巧さの最先端~オリエント工業のラブドール●沙月樹京
オリエント工業 工場見学記●あや野
空気人形~“心”の寓話
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西条美咲インタビュー~人形の世界に入っていきたい。
ジゼル・ヴィエンヌインタビュー~人形がすべての始まりです●取材・文=志賀信夫
監督 塚本晋也インタビュー~鉄男がふたたび暴れまくる!●文=西川祥子&編集部
内部に秘めた“鉄への意志”~「鉄男」「鉄男Ⅱ」を読む●梟木
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タナトス機械からエロス機械へ●樋口ヒロユキ
アンドロイドの心はどこにある?~ジェミノイドにみる哲学●沙月樹京
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ある隠遁者Sの書斎談義~トレヴァー・ワトソン、アラン・ダニエルズ、H・R・ギーガー●相馬俊樹
すでにわれわれは、アンドロイドに支配される時代に向けて歩み出している、かもしれない。
     ~「R.U.R.」から「To Heart」のマルチ、「ちょびっツ」へ●沙月樹京
官能的機械美の未来~空山基●相馬俊樹
“花嫁”は夜汽車に乗って、さえも。笑気ガスが与えられたとせよ●加納星也
機械仕掛けの人形愛~ホフマン、リラダン、デュシャン●志賀信夫
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機械仕掛けの死体●文/写真=釣崎清隆
四方山幻影話3●写真&文=堀江ケニー
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機械になりたい(Including The Flowers of Romance)●本橋牛乳
あなた私を食べないの? それなら私があなたを食べてあげる
     ~ラヴドールは午後のお茶を飲みながら何を夢見るのか?●大野英士
モダニズムという不遜な作業●高原英理
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Review
  ヤプーズ「バーバラ・セクサロイド」●絵と文=林アサコ
  赤江瀑「殺し蜜狂い蜜」●絵と文=古川沙織
  ヴィリエ・ド・リラダン「未来のイヴ」●梟木
  吉浦康裕監督「イヴの時間」●沙月樹京
  式貴士「ヘッド・ワイフ」●相馬俊樹
  「ブレードランナー」●絵と文=さえ ほか
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SPECIAL RECOMMENDATION
  バイオレンス美人画家・市場大介の希有な画家人生●沙月樹京
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  トレヴァー・ブラウン&山吉由利子展「アリスの時間」~こんなアリスは手に負えない!
  ベクシンスキ作品集成~孤高の画家の全貌がここに!
  Kwon Kyung Yup展~浄化されていく“痛み”
  なんと、堀江ケニー、西川祥子、あや野が、同時期に同じギャラリーで個展!
  田川春菜~“かわいくも変”な宇宙
  埜亞/衣倆/森馨 人形展「姫君のまどろむ味蕾」~エロスが潜む人形姫達の饗宴
  シュウゾウ・アヅチ・ガリバー EX-SIGN~真摯な記号のメッセージか、巧妙な悪意を秘めた知的詐術か●樋口ヒロユキ
  根橋洋一個展~裸体、草花等が一丸となったエロスの大波●相馬俊樹
  擬態する魔導士、ユイスマンス~大野英士『ユイスマンスとオカルティズム』に寄せて●樋口ヒロユキ
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写真表現の現状とその魅力●飯沢耕太郎×相馬俊樹
美のパルマコン《3》~厚地朋子、坂本夏子、竹内公太、村田宗一郎●樋口ヒロユキ
TH Recommendation●井上俊彦、小林美恵子、志賀信夫、いわためぐみ ほか
表紙●富崎NORI
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iTunesStore,XSLT,GIANT KILLING

はじめて、iTunesStoreを利用して、ipod touchをOS3.xにアップデートした。3.0のアップデートは600円。思っていたより安かった。近くのセブンイレブンで、iTunesCardが3,000円のしか売っていなかったので、余った2,400円でiTunesStoreでアルバムを1枚(?と数えるのだろうか)購入。もう一個買うには中途半端な900円という残高になり、またiTunesCardを買ってくるか悩む。

IndesignのXML書き出し、書き出し時にXSLT を適用できるらしい。dotbookのTTXタグに変換するXSLTなども書こうと思えば書けるのだろうか。XSLTかじってみるべきか??

最近、ジャイアントキリングを13まで読みました。14は出たばかりなのでまだ買っていません。作者のツジトモさんは以前ポットの仕事で高校生向け教材の記事によくイラストを描いていただいていたことがあります。それなのに、2007年から連載してるのに、最近一気読みしたわけですが。。正直サッカーにはそれほど興味ないのですが、長期低迷するチームのサポーターには心引かれます。「チームに根付いている負けグセ」、「監督が変わったからって選手が変わる訳じゃない」、、どっかでよく聞いたことがあるような。

お部屋2045/インタビュー原稿のルール 3

前回「合意」という言葉を繰り返していて、「週刊ポスト」においても、合意があったという前提で、私は私の考えをツイートしました。

合意があったのであれば、今さら企画趣旨に文句をつけるのはルール違反。合意があったのであれば、その範囲で加筆されるのはおかしなことではない。合意があったのであれば、インタビューイによる加筆も、その合意の範囲でなされるべきってことです。

それでもなお編集部は、原稿チェックの段階で削除した部分を復活させたのはまずいと思うのですが、一方、「[ツイッターを疑え!]を疑え」で展開された河野氏の「週刊ポスト」批判も多くは行き過ぎだと思ってました。

この段階では、「合意があったのに、いまさら何を」と思っていたわけです。しかし、よくよく読むと、事前にどこまで説明があったのかについて河野氏は記述してません。そこで私は「あえて伏せたのではないか」とも疑いました。合意があったことを隠した上で、あのような批判をしたのなら姑息です。

ここは確認するしかない。そこで、私は河野氏に質問をしました。
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2010年GWの休業のお知らせ

4月29日(木)〜5月9日(日)の間、ポット出版ならびにスタジオ・ポットは休業させていただきます。

5月10日(月)より、通常通り営業いたします。

●書店様へ

休業中も、ご注文はメール(books@pot.co.jp)とFAX(0120-009-936)で通常通り承ります。
詳しくはこちらをご覧下さい。

ご不便をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。

彼女と別れ、妹と経堂に住む [北尾トロ 第23回]

ボブ・スキー編集部は大田区にあり、僕の住む吉祥寺からは井の頭線で渋谷へ出て、山手線で五反田まで行き、さらに池上線に乗り換えなければならない。最寄り駅からも徒歩で15分かかるので、到着まで1時間半近くかかる。夏以降、編集部に行く頻度が増すとともに、往復3時間は堪え難くなっていく。

とくに帰りがつらい。要領が悪いため、仕事ははかどらないのに時間ばかり過ぎ、たちまち午後11時をまわってしまうのだ。3輪バイクで通ってきている増田君は時間を気にしなくていいが、あきらめて帰るか、朝まで働くかの決断を迫られる。終電近い電車はいつも満員で、家に着いたってシャワーを浴びて寝るだけ。かといって編集部で夜を明かして電車で帰るのもしんどい。編集者に頼み込み、ときどきならクルマできて会社の駐車場を使ってもいいことになったが、リッター7キロくらいしか走らないのでガソリン代が馬鹿にならん。警備のオジサンに「どこの部署?」と尋ねられるのも面倒だ。

ぼくもバイクが欲しいけど高いからなあ、と思っていたら、知人がホンダの赤いスクーターを安く譲ってくれるという。それで、ぼくもめでたく、時間を気にせず深夜の環七を突っ走るライターの一員に加わることになった。 続きを読む

お部屋2043/インタビュー原稿のルール 2

「[ツイッターを疑え!]を疑え」について論ずる前に、改めてインタビューはどのように作られているのかを三点から説明しておきます。

あくまで私の考えであって、異論もあるかと思いますが、商業誌に掲載されている多くのインタビューはおおむね以下のようなルールに基づいて作られているはずです。
 
 
●依頼について

通常、原稿依頼にせよ、インタビュー依頼ににせよ、コメント依頼せよ、編集者やライターが、企画趣旨を文書で(今ならほとんどはメールです)、あるいは口頭で説明します。

オーソドックスな文書としては、雑誌そのものの説明があり、その特集の発売日、タイトル、ページ数、企画趣旨、その中で何を書いて(語って)欲しいのかが記載されています。

雑誌がツイッターの記事を出すとして、「1時間ほどインタビューさせてください」とだけ言う人はいない。口頭で済ますとしても、ツイッターをどう取りあげるのか、何を語って欲しいのかの企画趣旨を説明します。

この趣旨に納得できなければ断ればいいだけ。あるいは別のアイデアを提示して、企画趣旨を変えてもらえばいいだけです。それが受け入れられなければ、その段階でやっぱり断ればいい。
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