月別アーカイブ: 2009年6月

図書館非常勤から委託について質問電話がくる

さっき、「ず・ぼん」編集部あて(?)に電話。
・図書館で非常勤をやっている
・勤めている図書館でも委託の話がでてて、勉強してる
・最近、委託から直営にもどったところがあったようだが、どこだか教えてほしい
女性で、声の感じでは中高年。
「いやー、わからないですね」と答えると、
・そういうのが載ってる新聞とか資料を紹介してうのでもかまわないんですけど、、
とおっしゃる。

だいたい直接電話や手紙などで連絡をくれる人の半分以上は、
イカレポンチだと思っているので、この電話をくれた人も、
たぶんそんな感じで、決して図書館員や、非常勤職員の代表事例だと
考えちゃいないつもりだけど、
よっぽど電話口で、「自分で調べなよ」って言いたくなったな。
だって図書館員でしょ。

お部屋1886/『エロスの原風景』の裏庭風景 4・チンコ展

アマゾンでも『エロスの原風景』の発売が始まりました

直販店では先行発売していたのですが、中野タコシェでは初回入荷分10冊をすぐに売り切って、現在、追加注文分を販売してます。先日、サインをしてきたので、そんなもんでも欲しい人はお早めに。通販も可。ただし、要送料。

特殊な店なので、タコシェで売れたからと言って全国で売れるわけではないですけど、この様子だと、半年で1000部も売れないという事態は避けられたと思われます。あー、よかった。

本の発売記念というわけでなく、たまたまなのですが、本日、30日(火)から、新宿二丁目のaktaで、私の企画による「チンコ展」が開催されます。

前に、「実話ナックルズ」の連載で、石やガラス、象牙、金属、木、陶器などのチンコ・コレクションを紹介した際、たまたまaktaに立ち寄ったら、「これを展示しましょうよ」という話になり、今回の展覧会になったもの。
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パーティにパンツ隊登場!

pantsu.jpgエフメゾの1周年パーティもいよいよ間近に迫ってまいりました。あきっぽい伏見ママが1年も続けられたんだから、お祝いに来てね〜〜!!

ゲストも登場の予定ですが(ちゃんと来てくれるよねー?)、男好きのみなさんに目で楽しんでもらえるように、男子3人のパンツ隊もご用意いたしました。股間もくっきりのセクシー姿で、接客担当男子たちが店内をまめまめしく行き来しているはずです。

ちなみに伏見ママは普段着ですが(お色気担当ではないので 笑)、チーママのやす子さんは以前ご好評だった柔道着姿でご接待する予定です。はだけた胴着の胸元からにおいたつやす子さんのフェロモンを堪能してください。やす子ファンは必見だよ!

ちなみに、上の写真はお末の某君のイメージ画像です。w

●「エフメゾ1周年パーティ」

日時:7月1日(水) 19:00−24:00(以降は通常営業になります)

**いつものカフェタイムはありません!

場所:メゾフォルテ http://www.g-token.com/bars/mf/main.html
料金:フリードリンク、フリーフードで3千円!
(大家の福島光生さんが美味しいお料理を用意してくださるので、
おなかを減らしてご来店ください)
スペシャルゲストとのミニトークライブもあり!!

岩松了の『溜息に似た言葉』-01

9月刊行予定の岩松了さんのエッセイ集のための対談を、先週から今週にかけて行なっています。

岩松さんが古今東西の小説や戯曲の中から心に残るセリフを抜き出し、そのセリフの周辺にある人生の機微を書いたエッセイが40本。

今回の単行本では収録する40本それぞれに写真が付きます。
その写真は5人の若手写真家に8本ずつ担当してもらいました。
どのカメラマンもそれぞれ個性があり、セリフ/エッセイ/小説・戯曲に対するアプローチの仕方が違うので、「岩松了」という芯が一本通っていつつも、カラフルな単行本になりそうです。

現在行なっている対談も、テープ起こしをまとめたものを収録するのではなく「対談の中のセリフの一つから、その写真家を読み解く岩松さんの書下し」という形での収録となる予定なので、「岩松了vs若手写真家5番勝負」といった雰囲気も漂わせております。

岩松さんとカメラマンとの1対1での対談は、先週の金曜日に中村紋子さんと高橋宗正さん、本日インベカヲリ★さんとの収録が終わり、残すところ明後日の土屋文護さん、石井麻木さんの2人という状況です。

対談の内容は徐々に公開していく予定ですが、本日はひとまず、これまでの対談の様子を写真で簡単に振り返ろうと思います。

岩松了&中村紋子
金曜日、中村紋子さん。「岩松さんとのツーショットを…」と言ったら「じゃあギャル撮りしましょう!」と自ら撮影してくれました。まだまだ人生経験の浅い私ですが、一眼レフでギャル撮りする人は初めて見ました。パワフルでした(「ギャル撮り」という言葉も初めて知った)。

高橋宗正
同じく金曜日、高橋宗正さん。イケメンだ。『マリクレール』に顔写真入りで紹介されたこともあるそうです。年内に、写真集の出版予定も(別の版元さんですが)。この写真は岩松さんが撮影。

岩松了&インベカヲリ★
本日のインベカヲリ★さん。今回のインベさんの写真は、全作品で女性のモデルさんが登場します。全員かわいいので凄い。インベさんのサイトで、これまでの作品が沢山見れます。

続く…

編集者になれるとはとても思えない [北尾トロ 第2回]

翌日から、編集プロダクション(以下、編プロ)イシノマキでの仕事が始まった。初仕事は原稿の受け取りで、K出版社の編集者がアルバイトで書いているオーディオ関係のコラムを取りに行き、小学館の『GORO』編集部まで届けるというもの。いわゆる“お使いさん”である。

わざわざ原稿を取りに行っていたのはファクスが普及していなかったからで、まだ編プロにもなかったと思う。ファクスはその後数年で出版業界人には欠かせないものとなるのだが、この頃まで、原稿は取りに行くなり届けるなり、直接やり取りするのが普通だったのだ。

K 社の編集者に会うと、まだ原稿はできておらず、喫茶店に誘われた。「コーヒーでいい?」と言われて頷くと、彼は「いま書くから悪いけど待ってて」と言い、原稿用紙を広げて資料を見ながらその場で書き始めた。2Bか3Bの太い鉛筆。丸っこい字がサラサラと升目を埋めてゆく。原稿用紙は200字詰めのペラと呼ばれるものだ。へぇ〜凄いな、喫茶店で、しかも人の目の前で原稿を書くなんて、ぼくには真似できそうにない。 続きを読む

いただいたご本『裁判員の教科書』


『欲望問題』までの伏見の仕事は、「無知ゆえに言えることもある」というスタンスで著わしたものだったが、さすがに四十代も半ばになると、そういうのって処女でもないのに処女ぶっているみたいで情けない。それで一念発起、四十の手習いで橋爪大三郎先生に弟子入りして、社会学や学術論文の書き方を学びはじめた。おかげで勉強って面白いじゃん!!というのを中年も深まってやっと体感できた伏見である。

それはまさに橋爪大三郎という知性に接することができたからなのだけれど、学問が面白いのか橋爪先生が面白いのかわからないくらい(笑)ゼミなどでは師匠の口をついて出てくる知の結晶に魅了されてしまう。この本『裁判員の教科書』もその知性の一端を味わえるものになっていて、法学部を卒業しているのに法律に関してまったく理解していなかった伏見は、またしても自分が恥ずかしくなった。橋爪先生に身近に接するのはもはや羞恥プレイ?(笑)

「刑事裁判で裁かれるのは、検察官である」「〈刑法〉は、裁判官にあてた命令です」「憲法は、日本国民から、国(広い意味での政府)にあてたもの」「民法には、罰則規定がない」……ほう、そうなんですーーーか!?と目からウロコが落ちるとはこのこと。平易な文章で物事の本質を言い当てるのは、橋爪先生の真骨頂だ。一般人が読んでも法とは何かということがよく理解でき、なおかつ、法によって統治されている社会、国とは何か?という問題が読み手のなかでぐわんと浮き上がってくる。

● 橋爪大三郎『裁判員の教科書』(ミネルヴァ書房)1800円+税

お部屋1885/『エロスの原風景』の裏庭風景 3・見えない歴史

インタビュー連載が始まったことなので、本の宣伝はあっちに任せようと思ったのですが、そろそろ一般の書店にも『エロスの原風景』が並ぶ頃なので、もう一発書いておきます。

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ちょっと前のこと。知人を介して、海外にいる日本人大学院生からの問い合わせをいただきました。

簡単にまとめると、「戦前の性産業、性表現についての論文を書こうとしているのだが、よくわからない」というものでした(これだけだとよくあるテーマですが、これに目新しい切り口が加わってます。そこを説明しないと、この話が意味するところがわかりにくいのですが、論文を書く前にパクられるといけないので、そこは伏せておきます)。

彼女はすでに大学の研究者たちに問い合わせているのですが、彼女が求めるようなものは誰も知らず、「そんなものは存在しない」とまで言われてしまったそうです。

彼女は私に連絡をとってラッキーでした。彼女が求める資料は存在しています。うちにもあります。見ず知らずの人にそう簡単には提供しないですが。

わざわざ私に問い合わせてきたように、彼女も「ないわけがないのではないか」との感触はあって、だからこそ調べようと思い立ったようです。
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デジコンと永江朗さんと岩松了さん

今週はいろいろあったので社長の日記風にまとめてみました。

6/21(日)単行本2冊の入稿がいよいよなので、この日から臨戦態勢に入って出社。
22(月)早朝から夜中までゲラ読み。
23(火)明け方まで仕事して、石田豊さんのお通夜に出るために黒い服を取りに帰宅。
午後から自由が丘の喫茶店で永江朗さんと会って、ゲラの最終確認。
6時から石田さんのお通夜。ハンチングをかぶった石田さんが祭壇からこちらに笑っていた。
お母さんと弟さんから「お世話になりました」と深々とお辞儀をしていただいて涙がこぼれそうになった。
タコシェの中山さんと途中まで一緒に帰って、会社に戻ってまた入稿作業。
24(水)早朝から仕事。
別の本のゲラをとりにいく予定だったけれど、著者の都合でキャンセル。ほんとは早くほしいんだけど、
でもこちらも修羅場なんでちょっとほっとする。
本文を少なくとも5回以上読んでいるはずなのに、それでもぼろぼろ誤植やら抜けもれがみつかる。
あーいかんなあ。時計をみながら高橋とふたりであたまをかきむしる。
25(木)午前3時、一本入稿。午後0時、二本目入稿。
午後、岩松了さんの9月に出る新刊で写真をとってくれた土屋さんが写真をもってきてくれる。今度の岩松了さんの本は、若手カメラマン5人とのコラボで構成することになっている。午後7時すぎ、同じく写真を撮ってくれたインベさん来訪。8時半に帰宅。意識もうろう。立っていたのに、おりる駅で乗り過ごしそうになる。
26(金)たまっていた洗濯を終えて、ちょっとソファーに座っていたらすぐ寝てしまいそうになってお風呂に入って
ぐずぐずしていたら1時間も遅刻。「遅刻します」とメールしたら社長から「こらっ」と返信がある。
会議をやって、週一回の社内掃除をやって、2時から岩松了さんの本の対談2本がはじまる。
今日の対談は、岩松さんと中村さん、岩松さんと高橋さん。どちらも本の写真を撮ってもらったカメラマン。最後にカメラマンの写真を岩松さんが撮る。撮っているうちに、岩松さんがカメラマンにみえてくるほど、なかなか板についていた。高橋さんに「わきしめて撮ったほうがカメラマンらしいですよ」とアドバイスされていた。
岩松さんの話が面白くて深くて、聞き入ってしまう。やっぱりすごい、岩松さん。次は岩松さんとこんな本をだしたい、とひとりで妄想してうれしがる。終了午後8時。
机に戻ったら、入稿したゲラの白焼きが出ていて、ちょっとくらっとする。
大田とコツボと8月ごろに出す予定の写真集の打合せ。
鉄とすずとごろごろして今日の仕事はこれで終わりにする。

いつもこんなに仕事しているわけではありませんが
今週は自慢できるくらい働いたので、自慢してみました。
というわけで、今週前半出版チーム総力戦で挑んだ「デジタルコンテンツをめぐる現状報告」
永江朗さんの「本の現場」がいよいよ7月半ばに発売予定です。

近刊●『本の現場』予約受付中です!

近刊『本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか』(著●永江朗)の予約受付を開始しました。

本が売れない。なのに新刊洪水が止まらない──。出版社、取次、書店、ライター、ブックディレクターなど、永江朗が「本の現場」を直接取材し、「本の現場」で何が起こっているのかを探る一冊です。

ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。

本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

本の詳細は以下の通りです。

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