月別アーカイブ: 2006年4月
ゲイマーケットの認知?
日経新聞にLGBTマーケットについての大きな記事が出たのも驚いたが、アゲハのゲイナイトで松田聖子がシークレットライブを催したというニュースにも感慨深いものがあった。ついに日本でもゲイマーケットが意識されはじめてきた? ユーミンナイトに降臨した松任谷由実といい、アゲハの聖子といい、斜陽のディーバが最後の杖に頼む程度には、この国にもゲイマーケットは存在しているのかもしれない。
オカマお遍路
ただ今、お遍路やってます。といっても、これは今回のQJrにおける個人的な制作コンセプト。前回は10万円弱くらいがなんとか自分のギャラになったのだけど、vol.2ではそれすらも見込めないので、ならば中途半端にビジネス行為と受け止めず、すべて制作費につぎ込んで、ある種の「宗教行為」と位置づけて(笑)遂行しようと決心したわけです。
で、いつものように対談、座談のたぐいを自分でやってるのは当然のことながら、特集のインタビューも全部担当している次第です。最低15人の「普通」のゲイにお話しを伺おうと考えていて、すでに8人への取材を終了。お一人一人、けっこう詳細に語ってもらっています。いつもアンケートをやっても、痒いところに手が届かない感じになるので、小倉康嗣さんの博士論文の真似にもならないのだけど、質的調査っぽいものにしよう、と。
にしても、社会人として真面目に生きている人たちの話しを訊くのは、本当に勉強になります。人生破綻者(←パチンコ依存症)でリブ狂い(←人非人)の自分にできるのは、そういう生活者に参考にしてもらえるような情報提供をすることしかないのだ、と実感します。ぜひとも誌面をご期待ください。
そして今日も、テレコ片手に巡礼の旅に出るのです……
ルペン、吼える。

いよいよゴールデンウイーク
明日からですねー。ゴールデンウイーク。
ポットは5/1、5/2も休業日にして、豪華9連休です。……が、しかし、出社する人も何人がいるようです。かく言う私もこっそり出社しますが、残りは鉄と北軽井沢に行って、愛を深めてきます。ポットの会長の親戚が所有している別荘を使わせてもらうのですが、そこならリードを離して、鉄を思いっきり走らせることができそうです。
唯一心配なのは、リードを離したはいいけど、鉄が戻ってこないこと。名前を呼んでも来ないときが多々あるんです。那須さんちのナッツ(ゴールデンレトリバー)も一緒なので、大丈夫だと思うのだけど。
無事に帰ってきたいと思います。
では、みなさんもよい休日を。
日本という国の嬲り者
二日連続でほぼ同い年の高名な表現者にお目にかかった。一人はゲイ&SM漫画の大御所、『嬲(なぶ)り者』『銀の華』などの作品で知られる田亀源五郎さん(ゲイ・エロティック・アーティスト)。もう一人は、『〈民主〉と〈愛国〉』で学会、出版界で大きな成功を収め、先頃パン!セに書き下ろされた『日本という国』もヒット中の小熊英二さん(慶応大学教員)。
田亀さんとはお互いギョーカイが長いのに、これまで一度も公での場でお話しすることがなかった(よく考えてみたら不思議)。それが、近くポット出版から上梓される彼の『日本のゲイ・エロティック・アート vol.2』に序文を頼まれたことがきっかけで、QJrで対談させてもらったのだ。これがなんとも面白いものになった。乞うご期待!といった感じだ。
小熊さんとは、パン!セ関係の会食でお目にかかった。その席にはデザイナーの祖父江慎さん、冒険家の石川直樹さん、イラストレーターの100% ORANGEさんという超個性的な方々がおられたのだが、小熊さんも彼らに勝るとも劣らない独特の魅力があった。伏見も、これが『〈民主〉と〈愛国〉』かあー!と感動&光栄に浸ってしまった。
とても有意義で楽しい二日間だったのだが、食べ合わせが悪かったのか、いま、伏見の胃袋の中は「日本という国の嬲り者」みたいな状態になっている(笑)。
TBSニュース
明日はオープニングパーティです!
犬の想像妊娠
野菜ジュース
野菜生活よりも充実野菜の方が好きだったのは、充実野菜の方がどろっとしていて、野菜感が高かったからなのですが、世間の需要は野菜生活にあったようで、野菜生活は売っていても、充実野菜を売っていない店がここ数年で結構増えました。そして、充実野菜は、野菜生活が売れてしまったせいで、充実野菜最大の長所であるどろっと感を無くし、野菜生活のように骨の感じられないさらっとした液体へと変化させてしまいました。ひどく嘆かわしいことです。充実野菜があのどろっと感を無くしてしまったら、充実野菜を飲む意味がまったくなくなります。野菜生活飲んでろって話です。あのどろっと感がなくなった充実野菜は、さび抜き寿司のごとしです。充実しやしません。あのどろっと感が、「オレ、野菜採ってるぜ」という満足感、充実感を与えてくれ、ああホント、名に恥じない充実ぶりだね、という幻想を与えてくれていたのに。もう、野菜そのもののどろっと感を、手に入りやすい市販のジュースで感じるためには、カゴメやデルモンテの野菜ジュース・トマトジュース等を飲むしかありません。原点回帰です。人はこうして老舗の味に戻るのです。安易に世間の波に乗ってしまった伊藤園の方針を悔やみながら。とはいえ、実際、野菜生活の方が売れているのは事実らしいので、仕方ないとは思いますが。でも野菜生活が売れたのって、味とか製品の品質じゃないと思う。ああいった甘い野菜ジュースを一般的にしたのはたしか充実野菜だった(はず。もしかしたらその前にのみやすいにんじんジュースみたいなものが発売されていたような気も、うっすらするが、一般に広く知らしめたという意味では充実野菜が一番初めにがんばったように記憶している)。少し遅れて発売し始めた野菜生活は、そんな充実野菜に対抗するために、篠原涼子を起用したちょっとこじゃれたCMを打ったため、甘い野菜ジュースを実際手にとったことがなかった人達が、あのこじゃれCMの影響で充実野菜ではなく野菜生活を手に取ってしまったんだと思う。そして1度それを手に取ったら、なんとなくそっちを飲むのが習慣化してしまい、結果、その時期よく売れた野菜生活の方をコンビニやスーパーが大量に入荷し、その後もそういった発注が習慣化してしまい、現在の充実野菜を扱う店の減少を招いたと考えられます。そう考えるとあのCMをつくった人達はすごいなーとは思うんですが、やはり製品の質としては充実野菜の方が上だったため、やはり悔しさは拭えません。結果、もう甘い野菜ジュースはいいや、カゴメに戻るよあたしゃ、と思うようになった齊藤ですが、ここまでこの文章を読んでくれた方は、もう充実野菜も野菜生活も何がなんだか分からなくなってしまったであろうことをお詫びします。ごめんなさい。きっと皆様、どっちがナンでも、どうでもいいですよね。そりゃそうです。