2005-09-29
ドラノエ市長、ゲイ広告拒否を批判!
これは毎年パリ市内で開かれているレズビアン・ゲイ催し『欧州ゲイサロン』の広告だ。パリ市交通公団は「同性愛者のキス」写真を不適当として、広告掲示を拒否した。怒ったのがゲイであることを公言しているパリ市長のドラノエさん。広告拒否を公然と非難した。
2005-09-28
ミッテランはゲイだった
ミッテランがゲイであることをカミングアウトした。
といっても、ミッテランとは故・フランソワ=ミッテラン・フランス共和国元大統領ではなく、その甥のフレデリック・ミッテランのことだ。映画監督や俳優として知られている彼は20万部に達したベストセラー『la Mauvaise Vie』のなかで、叔父フランソワとの思い出はもとより、自身が同性愛者であることを明らかにし、男娼とのセックスについても記述しているという。
フランソワ=ミッテランといえば、彼が愛人との間にもうけた隠し子・マザリンさんが父との関係をつづった書籍を本年出版した。死後10年にもうすぐなるというのに、氏に関する話題はつきることがない。
氏の最晩年を描いた映画『Le Promeneur du Champ de Mars』が今月28日にDVDとしてリリースされる。わたしは早速購入する予定だ。同映画は下記サイトで的確に批評されている。一読あれ
http://blue.ap.teacup.com/pariscinema/130.html
2005-09-27
【PHOTO】パリ市長と広島市長
2005-09-26
秋だ、デモだ、トランスジェンダーだ
10月1日(土)14時より、トランスジェンダーを中心としたManifestation(パレード)がパリ市内で行われます。la place Saint-Gervais (derrixJ解e le mxJ鉛ro HxJ竒el de Ville)を出発して、RxJ艶ublique広場に到達します。
わしは取材者として駆けつけます。
2005-09-21
映画『Aux Abois』の舞台挨拶に参加して
映画『Aux Abois』(わしならば『がけっぷち』と邦題につけますが)の舞台挨拶に参加した。強盗殺人で得たお金で南仏を旅し、時に熟女と愛を交わす……というお話し。できばえは御世辞にも良いとはいえまい。
主演俳優のElie Semounは愛らしくて好感を持てた。消えそうなか弱い声が魅力的で、舞台挨拶に立った彼も脱力系といったしゃべり方だった。ドヴィルパン首相やサルコジ内相に代表されるような攻撃的なフランス語につかれた人には、エリーは癒し系になるだろう。
2005-09-19
仏の死刑支持派は大幅減 日本の容認論の高さは極右政党並み
日本で死刑執行されたことを受けて日刊ベリタに次のような原稿を送りました。
御興味のある方は御参照ください。 続きを読む…
2005-09-17
高校生と性交したら犯罪の国
毎日新聞インターネット版で『わいせつ:女子高生にみだらな行為 高校教諭を逮捕−−鹿児島西署 /鹿児島』と題された記事が載っています。
(http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagoshima/news/20050915ddlk46040499000c.html)
興味深いので紹介します。
2005-09-14
Du JAPON
Cher Monsieur Strauss Kahn,
Je suis journaliste japonais.
Avant-hier, li y avait une xJ煙ection gxJ猿xJ薗ale au Japon. Le Parti Socialiste DxJ燕ocratique (PSD) a gagnxJ�?7 sixJ牙es sur 480. Avant une xJ煙ection, le nombre de leurs sixJ牙es xJ鉛ait juste 5. PSD a fait de petits progrxJ回 malgrxJ�?KOIZUMI Junichiro, le premier ministre et le prxJ遠ident du Parti LibxJ薗al DxJ燕ocratique, a fait sensation.
PSD espxJ解e votre succxJ回 pour 2007.
OIKAWA Kenji
フランソワ・オゾンと『禁じられた愛』(ナチス政権下で弾圧された同性愛を描いた映画)
予約が100人集まれば出版化?!という予約投票プロジェクトに出した『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』執筆のため、『Un Amour A Taire』という仏映画のDVDを購入した。この映画は、同性愛を犯罪視したナチス政権下におけるゲイを主人公にしている。監督はクリスティアン・フォール(Chiristian Faure)。『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』では、同性愛を描いた仏映画・欧州映画の批評にページの多くを割く予定である。
私の敬愛している世界的に高名な、『8人の女たち』で日本でも知られるようになった映画監督、フランソワ・オゾンはLGBT(レズビアン・ゲイ・バイ・トランス)テーストのつよい映画を多く撮っている。彼の中・長編はすべて見たが、たとえば初期作品『ホームドラマ』ではゲイの息子が自宅内で乱交するシーンや母親と近親相姦するシーンが出てくるし、『焼け石に水』ではゲイの中年男性とゲイの少年の愛を描き、男性から女性に性転換した人が出てくる。『クリミナル・ラヴァーズ』では中年男性に監禁されて弄ばれる少年が出てくるし、『スウィミング・プール』はレビズアン的な香りが強い。
フランスで今夏公開されたPawel Pawlikovsky監督のイギリス映画『My summer of love』はレズビアン少女の愛を描いている甘美な作品だ。映画監督Tym Fywellが撮ったイギリス映画『I Capture the Castle』(Rose et Cassandra)はお城にすむ姉妹少女ふたりの話で、同性愛が出てくるわけではないが、姉妹の絆が同性愛にちかい。
フランスでは、大きなお店であれば、同性愛作品をあつかったDVDコーナーがある。